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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

20万人署名を踏みにじって、カジノの是非を問う住民投票条例案を大阪府議会で否決した維新の会。抗議する市民に維新議員たちが大笑いしながら「はよ出ていけアホンダラ!」と罵倒。これが維新の「民主主義」だ。

2022年08月04日 | 野党でもゆ党でもなく第2自民党の悪党維新

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 2022年7月29日、大阪府議会がIR誘致の是非を問う住民投票条例案を否決しました。

 大阪維新の会と公明などの反対多数。

 短期間に20万人近い市民が住民投票をもとめる署名をしたのに、維新の会はその民意を踏みにじりました。

大阪維新・公明などが反対し、20万署名を集めた大阪カジノの是非を問う住民投票条例案が否決される。大阪「都」構想は2度も住民投票をしながら、カジノのためには民意を無視する身勝手な維新は反民主主義だ。

 

 

 自分たちが強硬に主張した大阪「都」構想では、住民投票を

「究極の民主主義」

と呼び、その究極の民主主義で2015年に敗れたのに、コロナ禍の2020年にまた住民投票。

 それなのに、カジノについては住民投票したら負けるのがわかっているから、究極の民主主義を拒否したんです。

大阪カジノは維新の会のアキレス腱。松井市長も吉村府知事もカジノについては争点隠し!都構想は2回も住民投票をしたのに、カジノ住民投票については拒否する自分勝手な維新を許すな。

大阪カジノの是非を問う住民投票署名が必要数を6万筆も上回る21万筆出たのに、吉村府知事「すでに議会で議論して結論を出しているので住民投票をする必要ない」。民意を問う事すら恐れる維新こそ必要ない。

 

 

 この住民投票条例案を否決した大阪府議会で、維新の会の非民主主義的というもおぞましい、むしろ反社会的な性格が思いっきり発露しました。

 住民投票から逃げた維新の会に対して、傍聴席から抗議の声をあげている市民たちに対して、維新の府議会議員たちが大笑いしながら、口々に罵倒したのです。

維新の会の永井広大議員。

こちらのツイートは、「村野瀬玲奈の秘書課広報室」さんの「維新・公明の大阪府での悪政の風景 #吉村テレビ出すぎ #民意無視の大阪カジノ強行に抗議します」に教えていただきました。

 

 

 うちの常連コメンテーターの茶碗さんから教えていただいた、プラナーさんのツイートでわかる、維新議員の怒声は

「はよ出て行け、アホンダラ」

「あんたがガタガタなんや」

「ヨシムラさん関係あらへん」

「議長、もう帰ってもうたらええねん」

 この輩や暴力団員としか思えない維新の会の議員たちの哄笑と罵声がもうたまりません。

 維新の無礼千万な態度に、どんだけ、良心的な市民が傷ついたことか。

 

 

 たとえ、維新の方針と意見は違っても、抗議する市民たちも大阪府民であり、有権者なんですよ。

 その人たちへの敬意のかけらもない、維新議員たちの下品な態度。

 自分たちは、ある特定の支持者の代表ではなく、大阪府民全体の代表だという意識が全くありません。

 これほど反民主主義的な政党と議員がこの世のほかにいるでしょうか。

5時間以上ある動画のうち、ここからが否決の瞬間の吉村府知事、退出する同知事、市民をあざ笑い罵倒する維新議員たち。

この屈辱、絶対忘れへんぞ。

 

 

茶碗さん、村野瀬さん、ありがとうございました。

「はよ出ていけ、アホンダラ」という言葉以上に、こいつら維新議員の笑い方が許せませんね。

超むかつきます。

全世界に、日本にはこういう政党と議員たちがいると知ってもらいたい。

全国の人にもう一票たりとも維新に入れてはならんと、強く言いたいです。

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【主張】カジノ住民投票条例否決 ~「究極の民主主義」は維新の詭弁

(社会新報2022年8月17日号3面【主張】より) 

 

 21万にも及ぶ大阪府民の声は、いとも簡単に退けられた。7月29日、大阪府議会は、大阪府と大阪市によるカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非を問う住民投票条例案を即日否決した。2ヵ月間という限られた期間で集められた署名は、総数21万134筆(有効数19万2773筆)。直接請求に必要な約14万6000筆をはるかに上回る署名は、府民が連日街頭に立ち、人々との対話によって積み重ねた一筆一筆だ。

 昨年末、カジノの誘致先である大阪湾の人工島・夢洲の土地改良に公金が投入されることが公表されてから世論は変わった。「カジノの是非は府民が決めたい」と、住民投票実現に向けた運動が本格化。吉村知事は、この署名活動を「カジノ反対派の運動」と捉えている節があるが、実際に署名した人はさまざまだ。カジノ反対の人もいれば賛成の人もいる。日頃は大阪維新の会や公明党の支持者だが、カジノには反対という人もいる。とにかく、「大事なことだから府民の声を聞いてくれ」。それがこの署名に込められた府民の思いだ。

 しかし、本来であれば詳しく審議するために設けられる委員会も省略、少数会派には発言機会すら与えない。市民の意見陳述は30分に限定され、半日ほどの本会議で即日否決された。

 「大阪府及び大阪市はIR整備法に基づき、必要な手続きを実施してきた。選挙で選ばれた議会での議論を経て、議決されている。あらためて住民投票を実施することには意義を見出し難い」。

 これが吉村知事の意見だ。選挙で勝てば何をやっても構わないのか。思い出してほしい。吉村知事が代表を務める大阪維新の会は、政令市・大阪市の廃止を問う住民投票を2度にわたって仕掛けた(どちらも否決)。

 松井一郎大阪市長(日本維新の会代表)は住民投票を「究極の民主主義」と繰り返し強調した。その言葉に責任を持つなら、受け入れるべきである。

 維新政治の詭弁(きべん)が際立つ。

 採決後、傍聴席から抗議の声を上げる府民に、「はよ出ていけや!」と言って笑い合っている維新議員たちの姿をテレビカメラはしっかりと捉えていた。

 本会議前、府庁周辺でのリレートークで、子ども時代、パチンコ依存症の母親によるネグレクトを体験した女性は、絞り出すような声で「私のように虐待される子どもを増やしたくない」と涙ながらに訴えた。

 そんな府民の姿が彼らには見えていない。

 

 

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