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「物流24年問題の実態と解決策(前半)」三橋貴明 AJER2024.3.5
 

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

国民を貧困化させた日本政府の闇〜なぜ、日産が下請法違反したのか?[三橋TV第837回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/J0MlnHW_MCc

 

 現在の日本は、特に財務省が主導する緊縮財政推進のために、国民が「分断」され、攻撃的言論が活発になっていいます
 

 典型が、高齢者の医療費負担問題です。
 

 高齢者の医療費窓口負担を引き上げたい財務省は、
「現役世代の負担が重いのは、高齢者が優遇されているせいだ」
 というルサンチマン丸出しのプロパガンダを流布し、特に「オピニオンリーダー」と言われる人たちを活用し、国民分断を煽っている。


 いや、ちょっと待て。


 別に、高齢者の負担が重くなったところで、現役世代の負担が軽くなるわけじゃないぞ。しかも、お前もすぐに高齢者だぞ。さらに、高齢者の負担が重くなり、彼らの消費が減れば、損をするのは財やサービスを生産し、所得を稼がなければならない現役世代だぞ。


 というか、こんな見え見えの国民分断策に乗るなよ。支配層が人々を分断し、互いに争わせることで「自分の政治目的」を達成しようとするのは、古代からの人類の伝統だよ。

『全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。
 主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。( 「創世記」11章1-9節) 』
 

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 神様がシンアルの地の人々の「言葉を乱した」のは、連携させないためです。連携させないことで、自分に不都合なことをさせない。


 聖書の時代から(恐らくはそれ以前から)の人類の伝統というわけですね。


 すでにご理解されていると思いますが(何しろ、目の前で見ているわけですから)財務省は国民同士を争わせることで、緊縮を実現しようとしてきます。
 

 長引くデフレの結果、日本国はギスギスとした争いが絶えない国と化してしまいました。自分のことで精いっぱい。互いのことを思いやる「余裕」が無くなり、財務省のルサンチマン・プロパガンダは極めて効果を持つ。
 

 さて、この状況で、人々の争いを収め、調和をもたらす人物のことを「英雄」と呼びます。


 例えば、平民派と元老院派が激しく対立した古代ローマ共和国において、度重なる戦勝を経て、平和を実現したユリウス・カエサル。


 キリスト教徒とイスラム教徒が殺し合いを続ける(※十字軍)中、ヤッファ条約によりエルサレム返還を実現し、平和をもたらした神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。


 カトリックとユグノー(プロテスタント)が日常的に殺し合うフランスにおいて、本人が五度も改宗するという変幻自在ぶりを見せ、ついに国家統一に成功したアンリ四世。などなど。


 無論、三名とも時には戦いますが、最後には「みんなを丸く収める」ことに成功した。(もっとも、カエサルとアンリ四世は暗殺され、フリードリヒ二世はローマ教会から「神の敵」とレッテルを貼られてしまいましたが)


 日本史において、崇仏派と廃仏派が争い、ついに「天皇暗殺(崇峻天皇を蘇我馬子が殺害)」にまで至ってしまった日本国に調和をもたらしたのが、聖徳太子です。(日本史上、暗殺された天皇は崇峻天皇ただ一人)


 聖徳太子こそが、真の意味における「英雄」なのですよ。


 聖徳太子が「何」をしたのか?


 争いが絶えない今の日本国の人々こそ、改めて学びなおす必要があると考えたのです。


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