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「財務省が掲載している決定的な証拠」(前半)三橋貴明 AJER2022.6.14
  

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運送業と物流安全保障 次の震災時に「誰」が救援物資を運ぶのか?[三橋TV第574回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/4JvxHpxcAo0

 

 

 参議院選挙が終わり、いわゆる「黄金の三年間」に突入。財務省の飼い犬メディアと化した日経新聞が、さっそく飛ばしています。

「黄金の3年」と岸田カラー
 参院選を自民大勝で乗り切った岸田文雄政権は、衆院を解散しない限り向こう3年間は普通国政選挙の洗礼を受けない「黄金の3年」に入った。国民に痛みを求める政策も含め、目先の選挙を意識することなく中長期の視点から、自らの信念に基づく独自の政策を実行できる長い時間を、岸田首相は手に入れた。この間、政策路線の修正が一定程度期待できるのではないか。
 最初の試金石は、物価高対応を柱とする経済対策だ。与党内では、補正予算編成を伴う巨額の対策実施を求める声が強まるだろう。今までも繰り返されてきた、広範囲な個人を対象とする給付金は、真の支援とはならない。個人の負担である国債発行で賄われれば、幅広く個人から集めたお金を幅広く個人にばらまく構図となり、政策的な意味が曖昧だ。(後略)』

 あれかな、日経の大機小機の作者は、国債発行で自分の銀行預金を奪われているのか。「幅広く個人から集めた」という割に、わたくしは未だに、
「自分は国債発行で銀行預金を奪われた」
 という人にお目にかかったことが無いのだが。


 実際には、国債発行と国民の預金は関係ありません。
 

 というか「銀行預金⇒国債発行」ではなく、「国債発行⇒政府支出⇒銀行預金増」が正しいわけです。 
 

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

第四十一回「皇統論 平将門の乱-新皇ー」「歴史時事 神がそれを望んでおられる」がリリースになりました。
ぜひ、ご入会下さい。

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 2020年の特別定額給付金では、全ての国民が、
「政府の国債発行⇒自分の銀行預金増加」
 を経験したにも関わらず、未だにこの手の、
「日本政府は国債発行で国民の預金を借りている」
 という「嘘」を大手紙が平気で書く。


 参議院選挙を経て、今後は「国民を救う支出拡大(あるいは減税)」という政策が支持を伸ばしていくでしょう。特に、若い困窮世代を中心に。


 とはいえ、貨幣観が間違えており、日経新聞式に、
「政府は国債発行で国民の預金を集め、支出しているだけ」
 という間違った貨幣観に囚われていると、結局は何もできないという話になってしまいます。
 

 無論、全ての国民が正しい貨幣観を身に着けるのは、相当に困難です。ならば、せめて政治家だけでも、正しい貨幣観を身に着けて欲しい。
 

 現在の日本には、政府支出において「制約」はない。国民を救うために、国債発行と政府支出をして構わない。というか、やらなければならない。
 

 という「貨幣と国債発行の真実」が多くの政治家に共有されない限り、黄金の3年間は「増税の3年間」になるのは確実なのです。
 

「増税の3年間は断固拒否!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

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