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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

新お笑い系、北村誠吾氏(公文書管理担当大臣)が、桜を見る会の白塗り文書について「担当ではなく申し上げられない」(いや担当!)、「私の思いを答えた」(あんたの思いはどうでもええ!)。

2020年02月07日 | 日本の政治

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 もともと、安倍政権では総理も副総理もお笑い担当と言えばそうなのですが、桜田オリンピック担当大臣に続いて、またすごい人が出てきました(2019年9月初入閣)。

 安倍政権のリーサルウェポン(最終兵器)とお呼びしたい。

まず、頭部で笑いを取りに来るのがずるい(笑)。

 

 

 この人が公文書管理担当大臣ということにして、予算委員会の時間を空費するっていうのが安倍政権の作戦なんでしょうか。

 「桜を見る会」の公文書管理の問題について、内閣府が名簿の一部を白塗りにして国会提出した問題で、2020年2月6日の衆院予算委員会で野党議員にその違法性の有無をただされると、質問された内容と食い違う答弁を連発。 

 

 北村氏はまず

「答えることは控えたい」

と答弁(笑)。

 公文書管理法の理念に反するかを問われると、答えに窮して、

「刑法上の改ざんではない」

と断言。

 ところが、そう言い切る根拠を問われると、

「担当ではなく申し上げられない」

「報告を内閣府から受けた」

「私の思いを答えた」

と説明を二転三転。

 

 発言の趣旨がたびたび変わるので、野党議員に

「大臣、もっと勉強してください」

とたしなめられ、安倍政権寄りだということで批判轟々の棚橋予算委員長に、

「大臣、お答えできますか?」

と心配される始末(笑)。

 本当は菅官房長官が桜を見る会の責任者なんですが、とうとう逃げちゃって、こんな人を公文書管理の責任者ですよと前面に出してきたんですね。

 安倍自民党はお笑い系だけ人材豊富と言いますか、ほんとに早く内閣総辞職してほしい。

 

 

 

弁護士業が忙しくて、更新が開いてしまって、またネトウヨブログに差をつけられてすみません!

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予算委員長「大臣、答えられますか?」 北村担当相の答弁詳報

毎日新聞2020年2月7日 02時45分(最終更新 2月7日 02時47分)

 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生担当相は6日の衆院予算委員会で、国民民主党の後藤祐一氏や立憲民主党などの統一会派の今井雅人氏(無所属)の質問に対し、直接答えなかったり、答弁内容が変わったりする場面があった。不安定な答弁に対し、今井氏は「とても大臣を続けられるとは思えない」と述べた。後藤、今井両氏と北村氏の主なやり取りは以下の通り。

<北村公文書担当相 国会答弁の不安定さ際立つ 野党追及強まる> 
<桜を見る会・招待者推薦 安倍首相「最終責任は内閣府」 参院予算委>
<「桜を見る会」考:「名簿廃棄は公文書管理法に反する」「国民も会計検査院も検証できない」 三宅弘弁護士> 
<後藤氏とのやり取り>
 後藤氏 桜を見る会に関しての推薦者名簿です。配布資料の5ページ目です。実際に保存されていたものは一番上のもので、部局名として「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」と書かれています。これが昨年11月22日に参院の予算委員会の理事懇談会に提出された際には、白塗りになっていた。これは公文書の改ざんではありませんか。

 北村氏 ご指摘の案件については、国会提出資料のうち、特定の記載を消して、その旨を説明しなかったものであるとの概要を公文書監察室から聞いています。以上です。

 後藤氏 質問に答えてください。紙に書いてあることを読めばいいというのではなくて、質問に答えるのが国会ですから。まず、配付資料の5ページを見てください。それを見ないで違う答弁書を見ないでください。部局名が白塗りになっている。これは改ざんではないかと聞いています。ちゃんと質問に答えていただけると助かります。

 北村氏 先ほども申し上げたとおり、本件については、国会提出資料に関わる不適切な取り扱いがあった事案であると認識しており、公文書管理法における管理に関わる事案とは異なることをご理解いただきたい。

 後藤氏 いやいや、そうじゃなくて。質問に答えていません。

 北村氏 公文書管理法は、文書の偽造について規定する法律ではございません。また、お尋ねについては、国会等からの資料要求への対応ですけど、公文書管理法は国会への資料提出について規定する法律でもありません。このため、私は、公文書管理担当大臣として、お答えすることは差し控えたい。

 後藤氏 白塗りになったのは公文書じゃないのですか。白塗りになっているから公文書改ざんではないのですか、公文書管理法上も問題じゃないんですかと思って、大臣の所管を聞いている。国会で説明していないとか、そういうのを聞いているのではない。公文書であるとするならば、公文書を適正に管理するのをチェックするのは大臣のお仕事です。もう3回目です。お願いします。

 北村氏 3回目だよと念押しをしていただいたが、残念ながら、先ほども申し上げたとおり、本件については、国会提出資料に関わる不適切な取り扱いがあった事案であると認識しています。公文書管理法における管理に関わる事案とは異なるということをご理解いただきたい。

 後藤氏 質問に答えていない。

 北村氏 簡潔にお答えします。刑法上の改ざんではありません。以上。

 後藤氏 公文書管理法上はどうなのか。

 北村氏 公文書管理法は、文書の偽造について規定する法律ではございません。お尋ねについて、国会等からの資料要求の対応ですが、公文書管理法は国会への資料提出について規定する法律でもありません。先ほど申し上げたとおりです。このため、私からこの際、お答えすることは差し控えたいということです。

 後藤氏 チェックする権限を持っていらっしゃる公文書管理担当大臣としての北村大臣に、刑法上の改ざんではないというお答えがあった。公文書管理法上の改ざんに当たるのかどうか、公文書がきちんと管理されているということになっているのか、なっていないのか。ぜひ、大臣としてお答えください。

公文書管理法には改ざんの規定はございません
 北村氏 公文書管理法上には、改ざんの規定はございません。以上です。

 後藤氏 公文書管理法上、適正に管理しなくてはならない。公文書管理法の観点から適正に管理されていたと思えない。改ざんであり、公文書管理法違反だったと答えられないんですか。

 北村氏 公文書管理法上、国会への提出資料に関する規定は、先ほど来申し上げておりますように提出資料に関する規定はございません。そういうことをご理解いただければと思う。

 後藤氏 規定がないから判断できないというのはおかしい。公文書管理法というのは「現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにする」ことを目的としている。これでは、責務が全うされない。そういう観点からしても、例えば、公文書管理法の目的に反する行為だったとか、説明の仕方があると思う。改ざんの定義は確かにありません。ですが、趣旨に反する行為だったとか、目的を没却する行為だったとか、それは言いようがあるのではないですか。

 北村氏 公文書管理制度は、極めて重要な制度であるということは認識しております。公文書を巡るこれまでの課題を踏まえて、現在、政府を挙げて公文書に関する研修の充実強化、また各省におけるチェック体制の整備など充実を図ってきておりますから、引き続き適正な文書管理の徹底に万全を期してまいる覚悟です。

 後藤氏 一般論は聞いていません。この白塗り文書は改ざんだと私は思う。公文書管理法は説明責任を果たすための法律だ。この白塗りは説明責任を果たしていないのではないですか。この白塗り文書は改ざんなのか。説明責任を果たしていないのではないか。公文書管理法上、問題ではないか。その具体的なことを答弁してもらえますか。

 北村氏 いずれにいたしましても、必要があれば適切に今後、対応してまいります。以上です。

 後藤氏 質問に答えていない。もう5問も6問も聞いている。質問に答えていません。

 北村氏 国会等からの資料要求への対応の在り方については文書管理法で期待する範囲を超えていると考えられ、公文書管理担当大臣としてのお答えは、差し控えさせていただきたい。まあ、担当大臣としての責任を果たせるよう、今後はしっかり頑張ってまいります。


衆院予算委員会で「桜を見る会」を巡る公文書管理の問題について自身の答弁で質疑が止まり、事務方と協議する北村誠吾地方創生担当相(奥左)。手前は野党議員と協議する棚橋泰文委員長=国会内で2020年2月6日午前10時28分、川田雅浩撮影
 後藤氏 この白塗り文書は公文書管理法上も問題があるというようなことを、まさに公文書管理担当大臣としてお答えしてくれませんか。これ、6回も7回も聞いてますよ。

委員長「大臣、お答えできますか」
 棚橋泰文委員長 北村大臣、お答えできますか。

 北村氏 数々のご懸念の点については、繰り返し申し上げてまいりましたように、目下、調査検討を重ねているというところでございます。

 後藤氏 答えてないです。答えさせてください。

 棚橋氏 では、北村大臣。再度、答弁をお願いします。

 北村氏 詳細をしっかり把握した上で、適切な対応をしてまいらねばいかんと、お答え申し上げます。

 後藤氏 さっきと変わっていない。質問に答えていません。この白塗りの文書は改ざんではないか。そして、公文書管理法上、問題ではないか。公文書管理法を所管する大臣として、これは答えるべきだと思います。

 北村氏 ここまで話が進んでから言うのもなんですが、改ざんの意味するところが不明であり、先ほど来申し上げましたとおり、刑法上の改ざんではないということです。

 後藤氏 残念です。森友・加計問題の原因は政治家にありました。ですが、間にはさまった役人が忖度(そんたく)して、隠蔽(いんぺい)する、改ざんする、廃棄する。それを防止するために公文書管理法があって、それをチェックするために北村大臣がおられるんです。最後に聞きます。桜を見る会の関連資料。今の白塗り文書も含め、公文書として適切に管理させる、そしてチェックする、その意気込みをお答えください。

 北村氏 今回の事案を受け、独立公文書管理監を中心とした各府省におけるチェックの強化のみならず、研修充実・強化、人材育成、ヒューマンエラーを防止し、確実、効率的な業務処理を実現するためのフローの確立など、施策を更に充実強化するための取り組みについて、検討していく必要があるものと考えています。いずれにせよ、桜を見る会については、今後、全般的な見直しがなされることを承知しており、こうした検討の動向を注視しながら、公文書管理担当としても鋭意検討を進めてまいりたいと考えています。

 後藤氏 それは役所の意気込みです。大臣の意気込みを聞きたかった。

<今井氏とのやり取り>
 今井氏 (北村氏は)刑法上、改ざんではないとおっしゃった。大臣は刑法上改ざんではないということを答弁できる立場ですか。

 北村氏 改ざんという用語を一般的に用いるかどうかになると思うが、刑法上の意味で改ざんということであれば、担当ではなく、私から申し上げられないという趣旨でお答えをしたものです。

 今井氏 先ほど違うことを言ってます。刑法上、改ざんに当たらないと答弁している。間違えたのなら撤回してください。

 北村氏 お尋ねの件は、国会への資料提出に当たり、誤解を招くことがないよう、一部の記載を消去したものと承知しています。原本に権限のないものが改変を加えたものではないとのことでありますから、改ざんではないと承知しているということを申し上げた趣旨であります。

 今井氏 先ほどの答弁覚えていますか? 刑法上改ざんではないが、公文書管理法上、改ざんとは分からないとおっしゃった。だいたいですね、調査中とおっしゃいましたよね。調査中のものをなぜ、刑法上改ざんではないと断言できるんですか。

 北村氏 お尋ねがありましたからお答え申し上げますが、私が定義をしたりしているものではなく、おまえの考えを述べよというようにお尋ねにあったので、私の思いというものをお答えさせていただいたものであります。

 今井氏 大臣の思いとして、刑法上改ざんに当たらないということですか。

 北村氏 繰り返しになって大変恐縮ですが、公文書管理の観点からは改ざんについては規定がございません。このため、国会への説明の問題と申し上げています。以上。

 今井氏 答えていないです。

 北村氏 刑法上の改ざんではないとの報告を内閣府から受けております。

 今井氏 先ほどは自分の思いとおっしゃっていたんですが、今度は内閣府ですか……。

 (中略)

 今井氏 ひどい答弁を繰り返している。こういことがあるようでは、とても大臣続けられるとは思いません。そのことをご指摘申し上げて質問を終わります。

 

 

桜名簿白塗り「改ざんではない」 北村担当相「私の思い」 国会答弁、二転三転

2020年2月7日 東京新聞朝刊 

 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生担当相は六日の衆院予算委員会で、内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿の一部の部局名を消す「白塗り」をして国会に提出したことについて、改ざんには当たらないとの考えを示した。その後、答弁を二転三転させ、審議が紛糾した。野党は閣僚の資質に疑問を投げかけた。 (清水俊介)

 野党共同会派の後藤祐一氏(国民民主)が「白塗りは公文書の改ざんではないか」と追及した。北村氏は「刑法上の改ざんではない」と言明し、虚偽公文書作成罪や公文書偽造・変造罪には当たらないとの認識を示した。

 同会派の今井雅人氏(無所属)が判断の根拠を問うと、北村氏は「私の思いを答えた」とトーンダウン。事務方の説明を受け「刑法上の改ざんではないと内閣府から報告を受けている」と再び答弁を翻した。今井氏は「先ほどは自分の思いで今度は内閣府か。もういい」とあきれた。

 北村氏は公文書管理法に関し「文書の偽造について規定する法律ではなく、国会への提出資料について規定する法律でもない」と指摘。白塗り名簿の国会提出が公文書管理法に反するかどうかは「法で規定する範囲を超えているので、担当相として答えは控える」と述べるにとどめた。

 白塗りを巡っては、与党・公明党の太田昌孝氏が先の衆院予算委で「公文書の改ざん」と断じ、政府の国会軽視を批判していた。政府は昨年十一月、参院予算委に各府省庁が保管していた約四千人分の推薦者名簿を提出。内閣府はこのうち名簿一枚から「内閣官房内閣総務官室」の部局名を消去していた。

 

 

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1 コメント

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余計なお世話 (遠い昔、はるか彼方の銀河系で…)
2020-02-08 11:54:44
リーサル・ウェポンって、悪の権化退治への究極兵器だったはずなのに、
安倍政権では、
な~んも悪いことをしていない庶民に対し転用・悪用!?されるようになってしまった。

思い起こせば、
憲法や法律解釈、人事権限なども転用悪用!?

任命に限らずですが、責任だって、いつの間にか、
責任は私にあります、と言えば、責任を取った、ような感じになってしまった。

これじゃあいかんと思っても、
庶民の悪事なら、遠山の金さんや大岡越前守、
悪代官と悪徳商人ならば、黄門様で事足りるが、
今や、何処にいるのかスカイウォーカー、
ってな日本帝国になってしまったんでしょうか?

それでもはっきりしていることは、
運の悪さは遺伝する、と嘆き悲しむだけじゃ~、
宇宙船が飛び去った後に現れるきれいな虹を見ることは出来ない。

これは、元気出せ、お前達!、というたぶん、チャップリンの
You’ll never find a rainbow, if you’re looking down.
へ宛てた、スピルバークのメッセージなのかな、
とは、私の超妄想故に御意見無用、御批判不要。w

リーサル・ウェポンなんて書くから、
またまた、刺激されちゃった、ってなことです、お許しを。

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