TOPIX: 1604.87, +0.1% (1w), -6.8% (YTD)
Nikkei225: 22882.65, -0.2% (1w), -3.3% (YTD)
S&P500: 3508.01, +3.3% (1w), +8.6% (YTD)
USD/JPY: 105.36, -0.4% (1w), -3.0% (YTD)
EUR/JPY: 125.38, +0.5% (1w), +2.9% (YTD)
Oil(WTI Futures): 42.97, +1.5% (1w), -29.8% (YTD)

 安倍首相が辞任しました。今週号のメルマガのほうでわかりやすくアベノミクスを総括したので、参考にしてください。

●週刊金融日記 第435号 安倍首相辞任と5分でわかるアベノミクス総括、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52177394.html

 また、本日はメルマガ読者の方の投稿を紹介しましょう。

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- 実態経済が大打撃を受けているのに日経平均株価がずっと高値の理由は何ですか

藤沢先生、お世話になります。
Mr.ふくふくです。
今回は恋愛ではなく、連日の株価について、ご意見を伺いたく質問させて頂きます。
新型コロナの影響で、飲食・観光業界をはじめ、実態経済が大打撃を受けている状況にもかかわらず、日経平均株価は高値を維持し続けております。
この理由をどのようにお考えでしょうか。
よく言われているように、政府による緊急経済対策や金融緩和の影響が大きいのでしょうか。
お手数ですが、藤沢先生のご意見賜りたくよろしくお願い致します。
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 なぜ、これほどまでに株価が高いのか。これはいま誰もが思っていることだと思います。そして、このことを深く理解できた人たちが、これからの大相場で儲けることができることでしょう。

●週刊金融日記 第431号 コロナバブルに乗り遅れた人たちの反省会の続きとヘッジファンドが個人トレーダーにやられている話、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52176325.html

 大きく分けて、3つのポイントがあるかと思います。まず最初は、過剰な金融緩和とヘリコプターマネーでもってバブル状態になってるということです。これが現在の主流派の見方でしょうか。次が、日米ともにWFHなどで暇になった多くの個人投資家が株式市場に参入して、ひたすら買っていて、買うから上がるので、気を良くしてもっと買っている、という需給的観点からの説明です。最後が、ファンダメンタルズからの正当化で、まず企業業績は来年には回復しているであろう、という楽観的見通しと、コロナ禍の状況は酷いのですが、かつてのようにどれだけ酷くなるかもわからないという不確実性がなくなり、酷さの程度がかなり確定したので、リスクプレミアムが減少した、と考えれば株価の50%アップぐらいなら難なく説明可能です。
 メルマガで、これら3つのポイントの妥当性や、それぞれの問題点などを探っていきたいと思います。

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2020/8/21-8/28)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2020/8/21-8/28)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2020/8/28)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2020/8/21-8/28)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2020/8/21-8/28)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント
8月31日(月)
日7月商業動態統計
日7月鉱工業生産
中国8月製造業PMI

9月1日(火)
日7月失業率・有効求人倍率
日4-6月期法人企業統計
米8月ISM製造業景気指数
米7月建設支出
ユーロ圏7月失業率
ユーロ圏8月製造業PMI
ユーロ圏8月HICP

9月2日(水)
日8月マネタリーベース
米8月ADP全米雇用リポート
米7月製造業受注
米ベージュブック

9月3日(木)
米7月貿易収支
米8月ISM非製造業指数
ユーロ圏8月サービス業PMI

9月4日(金)
米8月雇用統計

9月5日(土)

9月6日(日)

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