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3月19日(木) 赤木さんに森友文書改ざんを強要する原因を作った安倍夫妻の罪は重い [首相]

 『週刊文春』を購入して森友文書改ざんについての記事を読みました。昨日、東京都知事選挙についての申し入れで、衆院第2議員会館に行く途中でのことです。

 この申し入れについては『しんぶん赤旗』や『東京新聞』に記事が出ています。立憲民主党の長妻昭代表代行、国民民主党の岸本周平選対委員長、日本共産党の小池晃書記局長、社会民主党の中川直人副幹事長、東京生活者ネットの西崎光子共同代表に、都知事選挙で共闘するよう要請してきました。
 長妻さんと小池さんの「ダブル・アキラ」には、八王子市長選挙で応援に来ていただきました。それについても、お礼を申し上げました。
 司会は立憲民主党東京都連の手塚仁雄代表でした。手塚さんにも、八王子市長選挙で白神ゆり子候補を推薦していただいたことへのお礼を伝えました。

 『週刊文春』には、森友の公文書改ざん問題で自ら命を絶った財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの遺書全文と、元NHK記者で今は大阪日日新聞記者の相澤冬樹さんの記事が掲載されていました。赤木さんの遺書については、今日の朝日新聞や東京新聞などに要旨が、毎日新聞には全文が掲載されています。
 赤木さんの妻は昨日、佐川元理財局長と国を大阪地裁に提訴しました。この裁判で、国有地の格安での払い下げは昭恵夫人からの圧力や忖度のためであり、そのことを隠ぺいするために森友関連の公文書の改ざんが命じられ、その不正を苦にした赤木さんが精神を病んで自ら命を絶つにいたったという真相が明らかになることを祈っています。
 事件の発端は国有地の不当廉売であり、それについての安倍首相の答弁が隠蔽・改ざん工作の背景にありました。安倍首相と妻の昭恵さんを守るために行われた不正であったことは明らかで、本省からの指示で無理やりその仕事をさせられた赤木さんの悔しさと無念はいかばかりだったでしょうか。

 この記事と遺書を読んで、胸が熱くなったのは私だけではないでしょう。同時に、赤木さんを自殺に追い込んだ関係者、とりわけ諸悪の根源である安倍首相と昭恵夫人に対する怒りを抑えることができませんでした。
 佐川さんや安倍さん、麻生さんは、この遺書を読んでも何も感じないのでしょうか。政治家や官僚である前に人間ではありませんか。
 命を懸けた告発に真摯に向き合い、人間としての正直で良心的なな対応を求めたいと思います。これらの人たちに良心というものがあればの話ですが。

 改ざんが始まったそもそもの原因は、安倍首相が「妻や私が関与していたら私は総理も議員も辞める」と答弁したことにあります。それにつじつまを合わせるための公文書の書き換えでした。
 権力者が嘘をついたり過った言動を行い、それにつじつまを合わせるために記録を隠したり書き換えたり嘘を上塗りしたりする。桜を見る会や検事長の定年延長問題などでも、このようなことが繰り返されてきました。
 そのために悔しい思いをしている官僚や役人がどれだけいるでしょうか。第2の赤木さんを生まないためにも、安倍首相には責任をとって「総理も議員も止める」という約束を果たしていただきたいものです。

 財務省の佐川さんからの指示で赤木さんが行った作業は、公文書から「安倍昭恵氏に関する記述」を一つ残らず削除することでした。森友学園への公有地の払い下げに昭恵さんが関与したことを裏付ける数々の公文書を改ざんさせられ、最後にはすべての責任を押し付けられて自殺に追い込まれたのが赤木さんです。
 これは「権力による殺人」ではありませんか。その犯人を明らかにしないことには、いつまでたっても赤木さんは浮かばれません

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