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「物流24年問題の実態と解決策(前半)」三橋貴明 AJER2024.3.5
 

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

サプライロス型インフレがもたらす第4次産業革命〜AIによる生産性向上の始まり[三橋TV第833回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/Omk4pH3iTrU

 札幌に来ています。うん、景気が良い。


 北海道新幹線札幌延伸は、2031年からさらに遅れそうですが(トンネル掘削に苦労しているそうです)、それでも様々な再開発が進んでいる。そして、ラピダス。


 わたくしが千歳市に住んでいた頃は、「美々の貝塚」でしか名前を知らなかった「あの」美々に、2nmの半導体を量産する工場ができるとは・・・。
 

 交通インフラの整備や住宅建設も進んでいくのでしょう。もっとも、千歳は空港があるため建物の高さ制限がありますので、マンションを建てるのも難しいような。


 さらには、電力。さすがに、2027年までには泊原発を動かさないわけにはいかないと思うのです。


 今週末は森永卓郎先生をゲスト講師としてお招きし、三橋経済塾第十三期第三回講義が開催されます。

【続・ザイム真理教への警鐘】岸田政権はなぜ“消費税減税”をしないのか? 森永卓郎氏が指摘するその4つの問題点
◆アベノミクスとはなんだったのか?
 財政緊縮派、すなわちザイム真理教信者の皆さんが、ほぼ例外なく批判するのがアベノミクスだ。そこで、まずアベノミクスとはいったいなんだったのかを説明しておこう。
 2012年12月に発足した第二次安倍晋三政権は、アベノミクスを掲げて日本経済のデフレからの脱却を図ろうと、政策の大転換をした。
 ①金融緩和、②財政出動、③成長戦略の3本柱だった。
 3番目の「成長戦略」に関しては、たいした中身はなかったし、そもそも成長戦略は民間が作るものなので、政府がやれることは限られている。だからアベノミクスの本質は「金融緩和」と「財政出動」だ。(後略)』
 

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皇統論第六十一回「祇園精舎の鐘の声」、歴史時事第六十一回「三帝会戦」が配信になりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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 森永先生が書かれている通り、2013年度は良かったのですよ。確かに、安倍政権は財政政策を強化した。


 とはいえ、2013年6月に骨太の方針で、PB黒字化目標を閣議決定してしまっており、そうなると当然ながら2014年4月に消費税増税となってしまう。


 記事中にもありますが、岩田規久男先生(当時は日銀副総裁)が消費税増税に反対したことは、ご本人からもうかがっています。それに対し、黒田日銀総裁(当時)が、
「消費税の引き上げは、景気動向に一切影響を与えない」
 と、切り捨てたとなると、さすがに愕然とせざるを得ない。
 

 ザイム真理教の教えは、財務官僚を退任した後も効果を及ぼすということなのでしょうか。


 ザイム真理教に基づく異常な政策を是正するためには、「政治家」が動くしかない。ところが、与党も野党第一党も、上層部がガチガチの消費税減税反対派。
 

 とはいえ、彼らは積極財政派(与野党問わず)とまともに議論すると、必ず負けます。だからこそ、議論を避けようとする。挙句の果てに、河野太郎や米山隆一のように、反対意見を「ブロック」する。


 いや、民主制の国民国家の政治家が、議論を回避する、あるいは国民の意見に耳を塞いでどうする。
 

 日本の緊縮財政継続は、民主制の国における「政治家の劣化」と表裏の関係にあることが分かります。
 

 もちろん、「劣化した政治家」に投票しているのは、我々有権者です。我々が選択してしまった以上、我々が是正しなければならない。


 何とかしましょう。ザイム真理教を打倒しない限り、我が国に繁栄の未来はない。

 

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