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チャンネルAJER更新しました。
「財政破綻のプロセス」(前半)三橋貴明 AJER2022.1.4
令和の政策ピボット呼びかけ人に「株式会社マネネCEO・経済アナリスト 森永康平様」が加わって下さいました。
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【一般参加可能な講演会のお知らせ】
三橋貴明先生×藤井聡先生 オンライン記念対談 「コロナ禍でいかに中小企業は生き残るべきか」
【有料】記念対談+グループ討論
食団連(日本飲食団体連合会)誕生 「赤い資本」から日本の食を護れ! [三橋TV第492回]山下春幸・三橋貴明・高家望愛
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。
昨日のFront Japan 桜で印象的だったのは、森永さんの、
「最近の日本では『脱成長国家論』が盛んだが、実は過去二十年以上、日本は脱成長国家だった」
という主旨の発言です。
まさに、その通り。日本は1997年のデフレ化以降、GDPが成長しない状況が続いています。
脱成長国家を目指す? バカバカしい。すでに日本は「脱成長国家の行く末はどうなるのか?」について社会実験を完遂しているのです。
【日本の名目GDPの推移(兆円)】
http://mtdata.jp/data_76.html#meimoku
デフレが続き、GDPが増えない(まさに「脱成長」)。国民が貧困化し、社会にルサンチマンが溢れ、頻繁に分断と闘争が発生し、科学技術大国から凋落し、交通インフラや防災インフラはボロボロ。橋のメンテナンスすらできず、次々に通行止めになっていく。
挙句の果てに、防衛力が相対的に弱体化し、外交では舐められ放題。
共同体が破壊され、人々は孤立し、「デラシネの貧困」に陥った若者が激増。当然、結婚が減り、少子化が進み、「日本人消滅」のカウントダウンすら始まろうとしている。
それにも関わらず、いやだからこそ、大手企業は仮想敵国である中国依存を深め、
「中国様~中国様~」
とやっている。
【歴史に魅せられて、myが聞いてみた〜皇統論編〜(後編)】
現在、三橋貴明とmyによる特別コンテンツ「歴史に魅せられて、myが聞いてみる 皇統論編 (後編)」がご視聴頂けます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/
『ホンダ/中国湖北省武漢市に電気自動車専用工場を建設
ホンダは1月6日、中国現地法人である本田技研工業(中国)が四輪車生産販売合弁会社の東風本田汽車が今後投入を拡大する電気自動車(EV)の生産体制構築に向けEV専用新工場を建設すると発表した。(後略)』
株式会社(特に上場企業)は、利益を追求する事業体です。国内市場がデフレで成長せず、国民が自動車を変えない以上、外国にビジネスチャンスを求めるのは合理的です。
日本政府が緊縮財政を継続する以上、デフレが継続し、大手企業の外国詣では終わりません。本来は日本国内で生まれるはずだった生産拠点が、所得が、外国に移る。
日本人の生産性を高める投資は、少なくとも国内では増えない。となると、実質賃金は相変わらず停滞する。
さらに、移民受入を拡大しているため、日本人は益々「低賃金競争」を強いられ、当然の結果として国内の市場は停滞。
となれば、日本企業はやはり「外国」にビジネスチャンスを求める。
脱成長国家の行く末はどうなるのか?
現在の日本が「脱成長国家」の結果であり、将来の日本が「次なる結果」なのでございますよ。
経済成長しなければなりません。
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