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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

「政界の古狸」二階幹事長に騙されて惨敗した石破茂氏は、しょせん総理総裁の器ではなかった。リベラル左派は自前の首相候補を立てて自公政権を打倒しよう!

2020年09月15日 | 打倒!菅義偉!

安倍首相追放の次は自民党政権を打倒!

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 今回の自民党総裁選挙の3候補とも、全員暗すぎて、意気が上がらないことおびただしいし、コロナで元気のない日本のリーダーとしてはふさわしくない人ばかりだったと思うんです。

 おまけに、安倍改憲案でさえ憲法9条2項に自衛隊を明記する程度なのに、石破さんは9条2項削除論者ですからね。

 戦争放棄も武力不保持もすべて取っ払うべきだと言う好戦論者ですから、話になりません。

「緊急事態条項創設」石破茂vs「9条改悪」安倍晋三。自民党総裁選の世も末改憲対決。

 

 

 いくらいい人のフリをしても、それは首相になるための逆張りに過ぎず、こんな人を応援する人はリベラルの名に値しないとは思っています。

 思ってはいますが、安倍政権があまりにも酷すぎたので、せめて石破氏のほうがまだマシとは思っていて、二階氏が石破氏の要請に従って石破派パーティで講師をした時には、ちょっと色めき立ちました。

 

 安倍さんがもう使えないとなってから、二階幹事長と菅官房長官は急接近して何度も会っていました。

 その中での、キングメーカー二階氏の石破派登壇でしたから、ひょっとしたら安倍さんでは総選挙を戦えないので、安倍批判派に受けがいい石破氏に乗り換えて、石破氏を押し立てて総選挙で圧勝し、二階氏が首をつなぐという戦略かと思ったのです。

 実際、石破氏自身もそう期待したでしょう。

 しかし、たぶん、菅氏も安倍首相同様のすねに傷を持つことがネックになった。

 石破氏だと、森友・加計問題、桜を見る会などなどの公文書がまだないかとか、赤木さんはなぜ自殺しなくてはいけなかったかなどを調査しかねないので、そうすると安倍・麻生ラインだけではなく菅さんも身が危ういと判断したのでしょう。

 二階・菅両氏がお互いに双方をべた褒めし始めたときには、もう菅さんを総裁候補にするということで両者は一致していたのだと思います。

 

 あれだけ総裁になる気はないと言って黒子に徹するようなふりをした菅さんに騙された。

 それが石破さんの敗因です。

 そして、地方の党員党友に投票を認めないと二階氏が決めた段階で、立候補をやめると宣言すれば傷は浅かった。

 ところが自派内の主戦論者を抑えきれずに中途半端に立候補。

 結果は、地方票も党員党友ではなく投票するのは都道府県の代表ですから菅氏に敗れ、国会議員票は数合わせをされて全体で岸田氏にも敗れる3位惨敗。

 

 70代の菅氏、80代の二階氏にしてやられるようでは、石破氏に総理総裁の目がほとんどなくなったのも仕方ありません。こんなことで、トランプ・習・プーチンらが待つ外交の世界に行ったら安倍首相と同じに何もできないに決まっています。

 そもそも、安倍氏の禅譲に期待をして河井案里氏出馬のときに、自派の古参である溝手氏を見殺しにした岸田氏は論外として、石破氏も総理総裁の器ではなかったということです。

 

二階氏が菅氏に決め、安倍氏がそれに乗った段階で電通がパンケーキと苦労人のキーワードで菅氏を売る戦略を決め、そこに石破氏嫌いで脛に傷持つ麻生氏らが雪崩を打って乗ったのでしょう。

まあ、しかし後付けなら何とでも言えます。

というわけで、石破氏と同じく淡い期待をしていたわたくしですが、明日菅政権が発足したら、もう騙されずに徹底批判をしていきますので、乞うご期待!

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崩れたシナリオ…石破氏「いばらの道」 布石一転、手詰まりに

9/6(日) 10:12配信


西日本新聞

 自民党総裁選への挑戦が4度目となる石破茂元幹事長だが、かつてない孤立無援の戦いを余儀なくされている。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いと「寝業」のできない性格が災いし、国会議員の確実な支持は、自身が率いる石破派(19人)のほか数人のみ。頼みとする世論人気も、地方出身、たたき上げをアピールする菅義偉官房長官の陰にかすみつつある。陣営は、「本番」と位置付ける来秋の総裁選につなぐ集票を、と必死だ。

【グラフ】都道府県連幹事長らの支持状況

 5日午前、石破氏はTNCテレビ西日本(福岡市)の報道番組に生出演し、午後には東京にとんぼ返りした。寸暇を惜しんで九州入りしたのは、各地方県連が行う予備選での集票に照準を定めているからだ。

 「勝ち馬に乗りたい心理はある」と菅氏優勢の現状を分析。その上で、菅氏が「継承する」とした第2次安倍政権の姿勢を「泣いている人の気持ちを十分にくんできたか」と批判した。この日も、石破節に陰りはなかった。

   ◇    ◇ 

 総裁選で涙をのむたびに、もろい党内基盤の強化が課題と言われてきた石破氏。安倍晋三首相の突然の辞任表明前は、来秋の総裁選で岸田文雄政調会長との頂上決戦を制するシナリオを描き、岸田氏と距離がある二階俊博幹事長、菅氏の信用を徐々に得ていく作戦だった。6月に二階氏に石破派パーティーの講師を依頼して秋波を送り、8月には二階、菅両氏と近い森山裕国対委員長と会食するなど布石は打っていた。

 そこへ、想定外の総裁選が降って湧いた。

 石破氏は派閥メンバーと出馬の是非を断続的に協議した。「党員投票はしないもようだ」「二階氏が菅氏擁立で動いている」…。自身にマイナスの情報が次々ともたらされ、一部幹部からは「惨敗したら二度と立候補できなくなる」と不戦論を進言された。かたや、主戦派は2015年の総裁選で立候補を見送り、好感度に陰りが出たことへの反省から「出馬をやめたら『逃げた』と言われる」とけしかけた。

前回総裁選で支援を得た参院竹下派の支持を取り付けられないか探る側近もいたが、時既に遅し。竹下派を含む主要派閥は菅氏支援に走りだしていた。開けぬ展望に、石破派内の結束はぐらついた。

 8月31日。石破氏は出馬の決意を固める。連判状が派内に回った。背水の覚悟を示すため血判状を作ろう、との声も上がった。「今後、党内でどんな冷や飯を食わされようが、もう戦うしかない」。派の閣僚経験者はつぶやいた。

   ◇    ◇ 

 首相は周囲に「石破嫌い」を公言。後継を決めるこの総裁選でも、石破氏を勝たせない環境整備を最優先しているのは明らかだ。かつて首相在任中、石破氏から退陣を迫られたとされる麻生太郎氏も同じ姿勢。最大派閥・細田派の一人は「『石破だけは許さない』との声は多い」と証言する。なぜ、そうなのか-。

 主な理由として指摘されるのが、閣僚や党幹部であっても遠慮なく批判する政治姿勢。第2次安倍政権では、森友、加計(かけ)学園や桜を見る会の問題などが報じられるたびに「説明すべきだ」と注文。党内から「また、後ろから鉄砲を撃っている」と白眼視された。

 政界遊泳術も巧みでない。石破氏のために走り回った参院竹下派のベテランは前回総裁選後、一言も言葉を交わしていないと苦い表情。「次も出たいなら、会いに来るのが筋だろうに」

 地方県連の予備選で首位を奪い、党内にあらためて「選挙の顔」となり得る存在感を誇示し、来年に勝負を懸けたい石破氏。テレビなどで露出を続けるが、「いばらの道」(派閥幹部)には変わりない。

(湯之前八州)

 

 

狙いは幹事長ポスト死守 二階氏、秋人事へ布石 党内政局仕掛け活発

西日本新聞 

 「(首相に)『しっかり支える』と言っておいてほしい」。今月初旬の党本部幹事長室。二階氏は首相に近い二階派幹部に告げた。6月中旬に「現政権が任期いっぱい務めることを幹事長として補佐していく」と記者団に語った二階氏。この幹部は首相への「伝言」は9月にもある党役員人事での幹事長続投を強く意識した発言と受け止めた。

 二階氏は6月中旬以降、活発に動いている。麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官とそれぞれ会食。24日は首相の誘いで2時間、都内の日本料理店で杯を交わした。首相と二階氏の少人数の会食は2年3カ月ぶり。首相は、二階氏が口火を切った新型コロナウイルスの緊急経済対策の現金給付「一律10万円」への転換劇に触れ「言ってくれて良かった。おかげで党の面目を保てた」と謝意を述べたという。首相が昨秋の党役員人事で、自身の後継含みで岸田文雄政調会長への幹事長交代を画策してから首相と二階氏には微妙な距離感が生じていることから、党関係者は「和解も含め、互いに腹の内を探り合う場だった」と推察する。

    ■   ■

 幹事長は選挙の公認権や資金の差配を握る党ナンバー2のポストだ。二階氏は2016年の就任以来、この立場を活用し、老練な政治術を駆使。反安倍派を抑え込み、党内のバランスを保ってきた。9月8日まで務めれば「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相を抜き通算在職日数は歴代トップとなる。ただ、81歳の高齢などを理由に今秋の役員人事で「交代論」がくすぶる。

 幹事長を巡り、ライバルと目されるのは昨年と同じく岸田氏だ。二階氏は今月2日、岸田氏と双方の派閥幹部を交えて会食した。二階氏はこの席で「(岸田氏は)トップを目指すのだから。前途洋々、次に期待する」と岸田氏にエールを送ったが、党内に言葉通りに受け取る向きは少ない。

 もっとも二階氏は既にポスト安倍レースで岸田氏と競う石破氏との「接近」という布石も打つ。6月に石破派の政治資金パーティーの講師役を引き受け、従来「党の人材の一人」と評し距離を取ってきた石破氏を「期待の星」と持ち上げた。二階派ベテラン議員は「『石破とも組めるぞ』という首相や岸田氏へのけん制だ」と解説する。

 来年9月に総裁任期を迎える首相にとって今秋が人事権を振るう最後の機会とみられる。昨秋と比べ新型コロナ対応の混迷などで内閣支持率は低迷し、ぐらつく政権の体力は少ない。首相は党内政局の火種を生みかねない幹事長交代を選ぶか否か。二階氏周辺は警告する。

 「二階氏を外すなら首相は『安倍降ろし』に動くリスクを覚悟する必要がある」 (一ノ宮史成)

 

 

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2 コメント

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Unknown (格差是正)
2020-09-16 07:01:13
織田信長 → 安倍
豊臣秀吉 → 菅
徳川家康 → ??

個人的には、次の総理が誰になるのか?のほうが気になってます 笑

やっぱり河野さんですかね?
[石破潰し 岸田殺し] (バードストライク)
2020-09-17 12:43:54

ぷ。
満面の笑みで2Fと握手する石破をトップ画像に持ってくるなんて、ホント意地悪だね。

総裁選の投票が終わってすぐ、ガースー推しサイドから、「岸田氏に “施し票 ” 、20票」というリークがあったのは、石破岸田双方に対する壮絶な悪意ですな。

石破には
「お前なんか叩き潰してやる!自民党にお前の居場所なんかないぞ!」
という恫喝。

岸田に対しては、恫喝どころか実質 死刑執行では w
「施し票もらってようやく石破を上回る」なんて屈辱すぎて、もう生き恥晒しでしかない。
安倍一派はなぜ、こんなに岸田を憎むのだろうか。

振り返れば、岸田はずーっとコケにされ続けてきた。

岸田が動くと、岸田妻が加計学園系列校の来賓として出席したという報道が。
(安倍は千葉科学大卒業式に出席し 祝辞を述べているし、昭恵や下村妻も御影インターナショナルで来賓としてあいさつしているのに、だ)

広島参院選で、岸田派長老の溝手に、河井あんりを多額の資金と共に差し向けた件。
(そして岸田は河井あんりの応援演説まで引き受けている。アホか)

今回も安倍に推薦を頼みに行ったのに、以前から言っていた「次は岸田氏に」という約束は反故にされた。

岸田の党内での地位は低下の一方で、派閥では岸田を見限って 林芳正が取って代わろうとしている、なんて話も。

真面目で人畜無害、多分悪も無いが凡庸で、人気無く勇気無し、負け癖がついてるみたいな岸田文雄。
そもそもなんで宏池会の長を務めているのか、全く分からない。
もう求心力もないし、次は落選かも?!

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