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経世済民学_年末特別対談『三橋貴明&安藤裕「日本経済この一年」Part1』
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このままでは財政の崖に突っ込む!? 抽象的財政破綻論を打破せよ! [三橋TV第336回] 
https://youtu.be/Uil-jRBhsWs

【Front Japan 桜】政府は自粛警察を煽る気なのか!? / 奪還への祈りを込めて~映画『めぐみへの誓い』舞台裏[桜R3/1/6]
https://youtu.be/BoTORqng9r0

 昨日に輪をかけて、恐怖の状況になってきています。

休業の「命令」違反業者に50万円以下の過料 特措法の政府原案が判明
 新型コロナウイルス対策の強化に向け、政府・与党が2月上旬の成立を目指している新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案の政府原案が判明した。緊急事態宣言下の休業を巡り、都道府県知事が現行の「指示」よりも法的拘束力のある「命令」を事業者に出せるように改正し、従わない場合は50万円以下の過料とする。8日の政府・与野党連絡協議会で提示する方針だ。
 原案によると、政府が緊急事態宣言を発令する手前の新たな措置として「まん延防止等重点措置」を設ける。政府がこの措置を講じた場合、都道府県知事は事業者に休業要請を出すことができる。正当な理由がなく要請に応じなければ「命令」に切り替えることが可能で、命令に違反すれば30万円以下の過料とする。
 さらに緊急事態宣言下では、休業命令に従わなければ過料50万円以下とする。要請に応じた飲食店に都道府県が支払う「協力金」を補うため、国が「財政措置」をとるよう努める規定も設けた。(後略)』

 あまりに予想通りで笑ってしまった。
 昨日のチャンネル桜で、特措法改訂に際し、
「(罰則を設けるなら)当然、補償しろという話になるじゃないですか。補償の文面は入ると思うよ、法律に。どういう入り方するかというと、『国は損害について補償するべく予算を組むよう努める』と入るに決まっているんですよ」
 と、解説しましたが、まんま「努める」になるようです。


 お分かりでしょうが、法律における「(財政支出をするよう)努める」という表現は、


やりません


 という意味を持ちます。


 つまりは、我々は現在、銃を持たされ、最前線で戦わされ、銃弾が尽きつつあり、本営に補給を要請しても、
「プライマリーバランス黒字化目標があるから、できません」
 と、拒否され、だからと言って軍から離脱すると軍法会議にかけられるという、とんでもない状況に置かれているのでございます。


 飲食店に対し、営業を自粛せよ。補償はしない。「指示」に従わないならば、処罰する。
 ・・・・。こんな狂った政府が、存在していいのでしょうか。


 また、持続化給付金、家賃支援給付金についても、予定通り、1月15日に申請受付終了。徹底的に、補給を拒む。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

特別コンテンツ「歴史に魅せられて、myが聞いてみた~第一回 歴史時事編~」公開中!

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 挙句の果てに、

厚労省、看護系大学に大学院生や教員の医療現場への派遣を要望
 新型コロナウイルスによる医療体制のひっ迫を受け、厚生労働省は全国の看護系の大学に対し、看護師の免許を持つ大学院生や教員を医療現場に派遣するよう要望しました。』

 学徒動員・・・・。
 

 さらには、

医療従事者に「小中学生から感謝の年賀状を」と小池知事 ノンスタイル井上「子どもをダシに使うのか!」
 東京都の小池百合子知事はおととい21日(2020年12月)、新型コロナ患者に対応する医療従事者へ感謝の手紙を書くよう都内の小中学生に呼びかける、と発表した。(後略)』

 慰問文・・・・・。
 

 まんま、大東亜戦争末期でございますね。


 日本がなぜ戦争に敗けたのか。当時の「日本政府(軍部含む)」も、現在の政府同様に、現状を見ずに、国民を捨て駒にし、自分たちの認識共同体の中に閉じこもって政策を推進していたのでしょう。よ~く、分かりました。勝てるわけがない。


 もっとも、大東亜戦争の敗北は「リソース(供給能力、あるいは実物資源)」の問題ではありましたが、今回は「貨幣」という名のデジタルデータです。政府がデジタルデータを増やすことを拒み、医療サービスの強化や、「全面的な補償とセットの自粛」といった正しい政策に踏み切れない。デジタルデータが理由で、国民は疫病や恐慌で「殺される」ことになるわけです。
 

 冗談じゃない!
 

 声を出してください。政治家(特に自民党)の政治家に、怒りの声をぶつけて下さい。

 
 チャンネル桜の動画で、「なぜ、こんな事態になっているのか?」について完璧に説明したつもりです。国家観と貨幣観の双方が間違っている。
 

 つまりは、国家観と貨幣観の双方を同時に正していくしかない。
 

 今回、戦うべき相手は外国でも「国民」でもなく、コロナという疫病ですらなく、「日本政府」です。日本政府、政治家、官僚を正さない限り、我々国民の多くが不本意な「死」を迎えることになる。


 そして、攻撃するべきは飲食業などの「同じ国民」ではなく、非道すぎる日本政府です。この真実を頭に叩き込み、生き残るために足掻いてください。
 

「非道すぎる日本政府に怒りの声を叩きつけろ!」に、ご賛同下さる方は、

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