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チャンネルAJER更新しました。

「日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞(前半)」三橋貴明 AJER2020.7.7

    

令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。
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心拍数がハイパーインフレーション!中野剛志、希望を語る[三橋TV264回]中野剛志・森永康平・高家望愛

https://youtu.be/MmB2SRTnYU4

 

 チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。

 

【Front Japan 桜】閣議決定!骨太の方針2020 / 海の日に海洋国家日本の将来を考える / 映画評論家から見た三浦春馬ショック[桜R2/7/20] 

 https://youtu.be/yYI8uK_ucyI

 

【ch桜・別館】番組編成に悩むテレビ局にご提案があります![桜R2/7/20]

https://youtu.be/FDTCLY4gUjA

 

 皆様、是非ともチャンネル桜別館に「チャンネル登録」をした上で、ご視聴くださいませ。チャンネル桜への支援になります。

 

 改めて、昨日の稲田朋美のツイートの後半部ですが、

『私は緊縮派ではないが、理念なきバラマキには反対。
財政再建の旗を下ろさず、次世代のための改革を進めたい。』

 実にティピカル!典型的なプロパガンダ・レトリック。


 印象が悪そうな「緊縮派」を否定し、
「理念なきバラマキに反対する自分、格好良いでしょ?」
 と、自己陶酔に浸り、挙句に、
「次世代のための改革」
 と、「将来世代のことを、真剣に考えている良い人なのよ、わたし」と、「国民のための政治家」を装う

 

 吐き気がするほど、醜い。おぞましい。


 まあ、プロパガンダとは、こんなもんですが、
「将来世代へのツケを先送りは許されない!」
 というのも、典型的な自己陶酔型(俺、格好良い!)かつ「国民のことを考えている」風に装える、効果的な緊縮プロパガンダでございました。


 この手の自己陶酔型プロパガンダの特徴は、とにかく「抽象的」であることです。凄い! 「理念」「ばらまき」「財政再建」「改革」と、稲田のツイートのたった二行に、わたくしが意味が理解できない単語が四つもある。
 

 理念、って具体的になんだ? 国民を殺すことか? 実際、「財政再建の旗」の下で推進された緊縮財政で国民が死んでいるんだが、これが稲田の理念か?


 バラマキって、なんだ? 政府が支出することか?


 どこまでが、バラマキで、どこからがバラマキじゃないんだ?
 例えば、所得が創出される政府支出はバラマキではない。所得移転は、バラマキとか。
 固定資産やソフト資産が残る政府支出はバラマキではない、で、そうではないものはバラマキ?
 どこで、線を切るの? 政治家なのだから、具体的に説明する必要があるでしょう。
 

 さらには「次世代のため」というレトリックで、あたかも「自分は将来の子供たちのことも考えている良い人」という風に装っていますが、
「過去の世代の緊縮財政の影響で、今の世代が苦しみ、殺されている」
 という現実については、どう説明する気なのでしょうか。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
特別コンテンツ「近現代史研究家・林千勝先生【大東亜戦争の真実~国際金融資本とルーズベルト~】」が視聴可能となりました。

 

『ポストコロナの国民負担「議論避けられない」吉川洋さん
https://digital.asahi.com/articles/ASN7J3HJKN7FUTFK00S.html
(前略)底抜けの赤字で迫られた財政出動
 まだ現在進行形ですが、今回の景気の落ち込みは戦後最悪と言っていいと思います。したがって財政出動は不可避です。財政規律に厳しいドイツですら財政出動をした。2回の補正予算を編成した政府の方向性は間違っていません。
 ただ、今回みたいなことがあるから平時に財政再建に努めるべきなのに、日本は財政再建を進めないままコロナ禍に直面してしまいました。
 第2次補正予算では30兆円のうち10兆円を予備費として計上しました。財政民主主義では、血税の使用目的は国会で審議をして決める。それが正しい姿です。予備費は、不測の事態に備える調整弁と常識的には考えられます。コロナ対応は予測が難しいとはいえ、どういうことをやるのかをもう少し議論しておくべきだったと思います。
 繰り返しになりますが、コロナ禍が現在進行形の現状は、財政支出すべき局面だと思います。ただ、財政赤字はバケツの底が抜けたような形で膨らんでいます。コロナ禍が一服したら、ポストコロナの負担のあり方を抜本的に議論しないといけない。これこそが政治の責任です。(後略)』

 

「コロナ禍が一服したら、ポストコロナの負担のあり方を抜本的に議論しないといけない。これこそが政治の責任です」

 と、吉川らが煽り、稲田らが、

「国民の反発を受けたとしても、私は将来世代のために財政再建が必要だと真実! 国民負担を真正面から議論しよう! わたし、格好良い!」

 と、自己陶酔を叫ぶ。

 という、流れになるでしょう。

 というわけで、国民殺したちが「ポストコロナの負担増」に向けて動き出しました


 100%の確率で、財務省と飼い犬たちは、
「これだけ財政赤字が膨らんだのだ! 増税あるのみ!」
 と、コロナ増税に向けて動き出す。というか、動き出しています。


 国民殺しの政治家や学者、官僚たちに「殺される」のが嫌ならば、抗わなければなりません。
 

 奴らは、稲田のツイートからも分かる通り、抽象的な「それっぽいレトリック」しか使えません。対抗するには、「定義を問う」「データを突きつける」で畳みかけ、怯えさせ、恐れさせ、黙らせるしかありません(彼らが改心することはありません)。


 稲田のツイートから「緊縮派」(あるいは「国民殺し」)のレッテル貼りが、少なくとも「嫌」であることが分かります。畳みかけましょう。
 緊縮派の政治家や学者に「国民殺し」のレッテルを貼り、潰すのです。

 

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