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「地方自治体も貨幣の発行者になれる」(前半)三橋貴明 AJER2020.9.13
    

 

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岸田総理大臣、貨幣観を正し、大宰相となれ! [三橋TV第449回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/0xU66QF8N-o

【討論】岸田新総裁誕生と衆議院選突入[桜R3/9/29]
https://youtu.be/1igkO4bp9wQ

森永康平のビズアップチャンネル【第14回】積極財政でデフレ脱却を実現せよ!
https://youtu.be/1W14DVrx4k0

 自民党総裁選挙が投開票され、
「小泉内閣以降の新自由主義を転換する」
 と、物凄いことを仰っていた岸田文雄・前政調会長が新総裁に選出されました。


 高市早苗・前総務大臣が、
「日本は自国通貨建ての国債発行ができますから、デフォルトの心配はない。要は債務不履行の心配はない
 と、正しい貨幣観に基づき財政破綻論を否定し、「PB黒字化目標凍結」を訴えて下さり、国民が財政に関する「政策論争」「議論」を見ることになった。素晴らしい総裁選挙だったと思います。
 

 それにしても、三橋TVや桜の討論でも取り上げましたが、一回目投票が終わり、岸田氏と河野氏が決選投票になった際に、NHKが両者の政策を対比するとして、
(岸田氏)「新自由主義の転換を」
(河野氏)「改革! 改革!」
 の映像を流し、
「二人の経済政策には違いがありません」
 と、解説者がコメントしたのには、本当にひっくり返りましたよ。


 いや、違いがないどころか、真逆だから、真逆。というか、岸田・新総裁は河野氏的な「改革! 改革!」を「転換する」と経済政策の冒頭に掲げているのですが。


 大阪の吉村知事が、岸田総裁について、
「政策の方向性はまったく違う」
 と、発言していますが、その通り。方向性が全く違う。同時に、河野氏は吉村氏らと同じ、なのです。


 というわけで、曲がりなりにも「新自由主義を転換」と表明した人物が新総裁に就任したわけですが、とにもかくにも早期に「国民を救う補正予算」を組んで欲しい。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

※要望多数につき、評論家・中野剛志先生 【通貨論争史:イギリス編】【通貨論争史:日本編】が再掲となりました。

 

『年末までに数十兆円規模の経済対策=自民党・岸田新総裁
 29日午後の自民党総裁選で、新総裁に選出された岸田文雄前政調会長は、「全員野球で自民党一丸となり衆院選、参院選に臨んでいこう」と国会議員に呼びかけた。新型コロナ対策など「数十兆円規模の経済対策を年末までにしっかり準備する」と述べた。(後略)』

 日本国民にとって不運なことに、来月、衆議院議員の任期が来ます。国会を開いても、首相指名と閣僚人事、所信表明演説で終わりでしょう。


 岸田総裁は「経済対策を年末までに準備」と表現していますが、これは「今年中に経済対策を策定」なのか「今年中に予算成立」なのか「今年中に予算執行」なのか。
 一つ目の可能性が濃厚だと思います。
 

 総裁選挙と総選挙が連続してしまうため、日本国民は明日(10月1日)から三か月間、「放置」されることになりかねないのです。


 また、岸田総裁の「令和の所得倍増」という目標には共感しますし、是非とも実現して欲しいですが、PB黒字化目標を残す限り、不可能です。PB目標はどうするのでしょう。


 さらに、閣僚人事。特に「財務大臣」をどうするのか?
 

 昨日は、最悪の路線(河野総裁誕生)を回避でき、ホッとしたのと同時に、不安が次第に募ってくる一日でございました。
 

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