中部産政研『働き方改革の進行がホワイトカラーのコミュニケーションに与える影響』

 (公財)中部産業・労働政策研究会(中部産政研)様からもう一点、調査報告書『働き方改革の進行がホワイトカラーのコミュニケーションに与える影響』をお送りいただきました。重ねてありがとうございます。同会のウェブサイトから全文がお読みになれます。
www.sanseiken.or.jp
 アンケート調査は2020年3月に行われているので今般のコロナ禍にともなうリモートワークの拡大などの影響は反映されていないのですが、コミュニケーションの良好さがさまざまな面で好影響をもたらすという結果に加えて、電子メールやSNSなどによるオンライン・コミュニケーションがかなり広く受容されている(大企業調査であることを割り引く必要はありますが)ことをうかがわせる結果も得られています。「当日急な休暇取得」などといった事項のオンラインでの連絡・報告については部下が気にするほどには上司は気にしていないといった面白い結果も見られます(これも本音はどうかという話はありそうですが)。また中部産政研の報告書は毎回自由記述欄の回答が掲載されているのですが、中にはなかなか面白いものもあって読みふけってしまいます(笑)。