11月3日のアメリカ大統領選挙の投票日が、段々と近づいて来る。共和・民主の主要2大政党の候補者は、実質上は既に決まっている。共和党は、もちろん現職のドナルド・トランプ大統領だし、民主党は今年2月からの予備選挙を勝ち抜いたジョー・バイデン前副大統領である。後は夏の両党の党大会で正式な指名を受けるだけである。


それではバイデン候補に誰が外交面で助言しているのだろうか。バイデンの外交問題の顧問として知られているのが、トニー・ブリンケン(アントニー・ジョン・ブリンケン)である。クリントンとオバマの両民主党政権で、外交面で大きな役割を果たしてきた人物だ。本稿では、この人物を紹介したい。


>>続きは、ヤフー有料記事 をご覧ください。