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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

コロナ第7波開始から2週間で史上2番目の10万人越え。コロナ第6波を上回るのは確実。行動制限も行わず、ワクチン4回目接種を800万人増やすだけの岸田政権がまたコロナ死者数を最悪にするのは確実だ。

2022年07月15日 | ダメよダメダメ岸ダメ政権

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 正直言って、故安倍元首相の国葬などという世論を二分し、しかも市民生活には何のメリットもない「些事」にうつつを抜かしている場合ではありません。

【お前が語るな】安倍晋三元首相が新型コロナを感染症法の2類からインフルエンザ並みの5類に格下げする検討を主張。オミクロン株でもインフルエンザの10倍の致死率。コロナ治療は自費負担となり数十万円に。

 

 

 7月15日の新型コロナの感染者数は今年2月のコロナ第6波以来の10万人超えとなり、コロナ第6波をはるかに超えるスピードで感染者を増やしています。

 

 

 オミクロン株はデルタ株までの変異株に比べて重症化率が低い、毒性が低いということばかり強調されてきましたが、感染者数がけた違いに多ければ、医療は崩壊し、死者数も多くなるのは当たり前。

 だからこそコロナ第6波はそれまでのどの波よりもコロナ死者数が多かったわけです。

 そして、今、オミクロン株の中でも置き換わろうとしているBA.5は、これまでのオミクロン株のさらに1・3倍の感染力で、重症化率は変わらないというのですから、誰が考えても同じ対策をしていたらコロナ死者数はさらに最多になるに決まっています。

岸田政権の「コロナ対策について検証する有識者会議」に選ばれてしまったコロナ軽視論者の自称「社会学者」の古市憲寿氏が、政府の「必ずしもマスク不要」を「マスクをつけてはいけない」と誤解(汗)。

新型コロナ軽視論者の「自称国際政治学者」三浦瑠麗氏がマスクをしている人をバカ扱い。これは一種のモラハラ。トランプ前大統領と同じ軽薄な「脳筋マッチョ思想」だ。

コロナ軽視派の橋下徹氏が「マスクを外しにくいのは濃厚接触者や無症状・軽症者に一律の自宅待機期間をいまだに設けているからだ。」と、コロナ感染者でも自宅療養さえしなくていいと言い出す(~_~;)

 

 

 ところが、コロナ第6波に比べてコロナ第7波のほうが有利な材料は一つもありません。

 BA.5の感染力が強いのは、ワクチンの効果をすり抜ける効果(免疫逃避)があるということで、そもそもワクチンの「効き」が弱い可能性があります。

 

 しかもそもそも、ワクチンの第3回接種率は第2回までよりも低いのでワクチンの効果はこれまでの波で最低になるでしょう。

 そして、ワクチン第4回接種について、これまでの3回は全世代を対象にしていたのに、岸田政権は60歳以上と基礎疾患がある人に限るという枠を変えようとせず、医療従事者や高齢者施設従事者の800万人にだけ対象者を広げて、このコロナ第7波を乗り切ろうとしています。

 

 何か特別な治療薬や治療法が見つかったわけでもないのに、ワクチン1本足打法とさえ言われたコロナ対策をさらに縮小するのですから、コロナ第7波は手の施しようがないことになる可能性があります。

 重症者数、死者数は感染した人の中から時間がたって表に出るものですから、感染者数増大のあとから増え始めるのはもう何度も経験したはずのこと。

 いま、重症者数や死者数がまだ増えていないと強調したところで何の意味もありません。

オミクロン株の後遺症は既往症(基礎疾患を含む)がなくても、高齢でなくても、重症者でなくても発症する。新型コロナを感染症2類から5類にしろと言う安倍・橋下・三浦・古市氏らコロナ軽視派は市民に謝れ。

 


 岸田首相は7月14日に官邸で行われた新型コロナウイルス対策本部での会合で
 
「医療体制を維持・強化しながら引き続き最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めていく。まずは強化された対応力を全面的に展開し、新たな行動制限は現時点では考えていない
 
と述べました。
 
 岸田首相は「最大限の警戒を保つ」と言いながら、これほどの感染者数拡大に対して行動制限を考えていないと前もって明言してしまったわけです。これは危険すぎる賭けです。
 
 
 
 そもそも、市民のワクチン接種率が上がらないのは、オミクロン株の脅威を見くびった発信を政府が続けているからです。
 
 さらに、行動制限はしないと言ってしまったら、これから夏休みに向けて、それだけ感染が拡大するか想像もできません。
 
 岸田首相は、夏休みの帰省前に検査を受けられるよう、主要な駅や空港などに100か所以上の臨時の無料検査拠点を整備する方針を示しましたが、焼け石に水なのは明らかです。
 
 さらに、岸田氏は
 
「冷房でこもりがちになる室内の換気について効果的な換気方法を周知していく」
 
と述べましたが、そんな都合のいい方法なんてあるんですか?
 
 
 
 
 全国でもコロナ死者数最多記録を更新し続けている大阪では、コロナ第6波での死者数激増の原因だった高齢者施設でのクラスターが急激に増え始めています。
 
 ちなみに、大阪のコロナ接種率は沖縄に続いて全国ワースト2位です。
 
 吉村府知事は早くも入院は中等症以上の人しかさせないと白旗をあげましたので、コロナ第7波でも維新の吉村・松井コンビがまた日本最悪の結果をたたき出すのは必定です。
 
 自民党と維新に参院選で勝たせた有権者は、いかに馬鹿げた選択をしたかを、これから身をもって知ることになるでしょう。
 
 
 

安倍・菅政権のコロナ対策の拙劣さがひどかったので意識されていませんが、ワクチン3回目の接種が遅れに遅れるなどして、これまでで最多の死者を出したのは紛れもない岸田政権です。

次のコロナ第7波もいったん言ってしまった行動制限をしない宣言に縛られて緊急事態宣言などの打つ手が遅れたら、安倍晋三氏の国葬を予定している9月は酷い惨状になっていますよ。

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新型コロナの感染者の発表は15日、ことし2月以来、全国で10万人を超えました。

感染が急速に広がる中、新型コロナの感染が疑われても、すぐに診察を受けられなかったり、救急の受け入れ要請が急増し、病床がひっ迫する状態になっています。

現場の状況と、政府の対応、そして全国の感染状況をまとめました。

各地から心配や懸念の声

2年ぶりに酒類を提供しているビアガーデンでは、今後の感染者の動向を懸念する声があがっています。

東京・港区のホテルが運営するビアガーデンは、感染対策として来店時の検温や手指の消毒を徹底しているほか、600席ある座席を320席まで減らしてテーブルどうしの間隔を通常の2倍程度に広げています。
 
7月1日のオープン以降、週末を中心に多くの客でにぎわっているということで、ビアガーデンでは夏本番に向けてさらなる集客に期待を寄せる一方で、東京都では新型コロナの新規感染者数が4日連続で1万人を超えており今後の感染状況を懸念せざるを得ないといいます。

ビアガーデンを運営する東京プリンスホテル料飲部門の海老原正寿支配人は「楽しみにしてくださる方も多くいらっしゃるので、感染対策を徹底してできる限り営業を続けたい」と話していました。
また、関西有数の観光地として知られる和歌山県白浜町では、新型コロナウイルスの感染拡大で夏の観光シーズンへの影響を心配する声が上がってます。

町内の老舗の温泉旅館では、現時点では7月と8月の宿泊予約はいずれも前の年を上回っているということで、通常の感染予防に加えて宿泊者が発熱した場合に備えて、隔離できる部屋を複数確保するなどの対策をとっています。

しかし、このまま感染拡大が続けば予約のキャンセルが増えかねないと懸念しています。

旅館のおかみ、沼田弘美さんは「緊急事態宣言が出たときのように大きな影響は出ていませんが、少しずつキャンセルの連絡は入ってきています。第7波は心配です」と話していました。

岸田首相「行動制限せず 社会経済回復を」

 
全国的な新型コロナの感染再拡大を受けて、きょう政府の対策本部が開かれ、岸田総理大臣は、現時点では新たな行動制限は行わず、最大限の警戒を続けながら社会経済活動の回復に向けた取り組みを進めていく方針を示しました。

対策本部では、全国的な感染の再拡大を受けて、夏休みの帰省で高齢者に会う場合などの事前の検査や、密閉された空間の効果的な換気の実施を求めることなどを盛り込んだ基本的対処方針の変更を決定しました。

岸田総理大臣は「医療体制を維持・強化しながら引き続き最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めていく。まずは強化された対応力を全面的に展開し、新たな行動制限は現時点では考えていない」と述べました。

後藤厚労相 「対象を拡大 4回目接種進める」

 
また、政府は現在、60歳以上の人などに行っている新型コロナワクチンの4回目接種の対象範囲を、医療従事者と高齢者施設のスタッフなどにも拡大する方針です。

これについて、後藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「来週22日に開催予定の厚生科学審議会で議論し、了承されれば、速やかに必要な手続きを行い、新たな対象者に対する4回目接種を進めたい」と述べました。

なかなか診察受けられない…「助けて」「薬がほしい」

 
東京都内の15日の感染確認は、前の週より1万人以上増え、1万9059人となり、急激な感染拡大が続いています。
都内に住む50代の女性は感染が疑われたあとも医療機関を予約できず、新型コロナの陽性と診断されるまでに発熱から3日かかったといいます。

女性は、中学生の息子の陽性が確認された翌日の7月9日、自身も発熱したため市販の薬を飲んで寝たものの、明け方に苦しくなって目覚めると39度6分まで熱が上がっていたといいます。

朝を待って、都の発熱相談センターに電話して専門の機関に病院を複数紹介してもらったものの電話がつながらない状況が続き、家族も病院を探してくれましたが忙しくて診られないと断られ、次第に熱は40度を超え午後には意識がもうろうとしてきたということです。

翌日の11日も、発熱外来などに電話をかけましたが予約がいっぱいで診てもらえず、熱が出てから3日後の7月12日に、子どものかかりつけ医の紹介でようやく診察を受けられ陽性と診断されました。

女性は自身の症状について「熱がすごくてインフルエンザの一番つらいときが一気に来たような感じで、全身が痛くトイレにも行けないような状況で、自分が思っていたコロナのイメージと違いました。ワクチンも打っているのにこんなに症状が出るんだと不安な気持ちになりました」と話していました。

なかなか診察を受けられなかったことについて「『助けて』『薬が欲しい』と本当にそれだけでした。今の日本では相談センターもたくさんありすぐに病院を紹介してもらえて安心したのに、その先の病院にまったくつながらないので愕然としました。自分でなんとかしないといけないんだと思いました」と話していました。

“受診する患者” “ワクチン接種の希望” 急増

 
対応に追われる医療現場。

新型コロナの感染の急拡大を受けて千葉市稲毛区のクリニックでは、6月は新型コロナの感染確認が1日に2人から3人程度でしたが7月に入ってから急増しています。

15日は午前中、発熱外来を訪れた50人のうち、4割を超える22人の感染が確認されました。

クリニックによりますと比較的症状が軽い患者が多かった第6波と比べて、高熱や強いけん怠感を訴える患者が多くなっているということです。
また、4回目のワクチンの接種を希望する人も急増し、多い日には1日100人分の予約枠を設けていますが、すでに7月24日まで埋まっていて、新たな予約を受けにくくなっているということです。

「稲毛サティクリニック」の河内文雄医師は「逃げ出したいくらいの忙しさになっている。行動制限がない状況なので、マスクや手洗いなど改めて感染対策を徹底してほしい」と話していました。

コロナ専用病床8割埋まる ひっ迫した状態

東京都内の病院では救急の受け入れ要請が通常のおよそ2倍に増え、コロナ専用病床の8割が埋まるなど、ひっ迫した状態となっています。

東京 北区の東京北医療センターは新型コロナの専用病床を41床確保して、中等症を中心に患者を積極的に受け入れています。

6月中旬の時点で埋まっていた病床は、疑似症の患者も含めて10床程度でしたが、先週から急増し、14日時点では、すでに34床が埋まり病床の使用率は8割を超えています。
入院患者は高齢者や子ども、妊婦が多く、熱やせき、のどの痛みなどを訴える人が多いということです。ただ、酸素吸入が必要になるなど重症化するケースは、今のところ多くないということです。

また、救急の受け入れ要請も一日40件から50件程度と、今週に入ってから通常のおよそ2倍に急増していて、このうち半数程度がコロナの疑いのある患者や自宅療養者だということです。

都心部や多摩地域など遠方からの要請もありますが、病床が埋まりつつあるため、受け入れられるのは半数程度にとどまっているということです。

病院は今後、熱中症の患者が増加するとコロナとの見分けが難しいため、陰性が確認されるまでは、専用病床に入ってもらうことになるため病床の更なるひっ迫を懸念しています。
東京北医療センターの宮崎国久医師は「先週から入院が増えて、行政からの依頼や救急のコロナ患者の依頼を断らざるをえない状況になっています。7月、8月はもともと熱中症などで高齢者が体調不良を起こし、入院することが多く、ベッドが埋まる時期でもあり、さらに病床がひっ迫するのではないかと心配です」と話しています。

人口の多い首都圏や関西など 前週の2倍超

新型コロナウイルスの新規感染者数を1週間平均で比較すると、すべての都道府県で増え、人口の多い首都圏や関西など32の都府県で前の週の2倍を超えています。

NHKは各地の自治体で発表された感染者数をもとに、1週間平均での新規感染者数の傾向について前の週と比較してまとめました。

全国

▽6月16日までの1週間では前の週に比べて0.87倍と5週連続で減少していましたが、
▽6月23日は1.00倍、
▽6月30日は1.23倍、
▽7月7日は1.78倍、
▽14日まででは2.13倍と増加のペースが上がり続けています。

1日当たりの平均の新規感染者数はおよそ6万6345人で、新規感染者数はすべての都道府県で増加し、人口の多い首都圏や関西などを含む32の都府県で前の週の2倍を超えています。

沖縄県

▽6月30日までの1週間は前の週の1.15倍、
▽7月7日は1.23倍、
▽14日まででは1.57倍と増加しています。
1日当たりの新規感染者数はおよそ2694人で、直近1週間の人口10万あたりの感染者数は1284.86人と、全国で最も多い状態が続き、これまでで最も多くなっています。

1都3県

【東京都】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.40倍、
▽7月7日は2.02倍、
▽14日まででは2.21倍と急速な増加が続いていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1万1322人となっています。

【神奈川県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.29倍、
▽7月7日は2.00倍、
▽14日まででは2.24倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ4794人となっています。

【埼玉県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.21倍、
▽7月7日は1.93倍、
▽14日まででは2.32倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ3329人となっています。

【千葉県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.36倍、
▽7月7日は2.03倍、
▽14日まででは2.26倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ2810人となっています。

関西

【大阪府】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.44倍、
▽7月7日は1.92倍、
▽14日まででは2.24倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ6905人となっています。

【京都府】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.14倍、
▽7月7日は1.86倍、
▽14日まででは2.32倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1407人となっています。

【兵庫県は】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.22倍、
▽7月7日は1.86倍、
▽14日まででは2.20倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ2857人となっています。

東海

【愛知県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.26倍、
▽7月7日は1.78倍、
▽14日まででは2.34倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ4180人となっています。

【岐阜県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.25倍、
▽7月7日は1.76倍、
▽14日まででは2.06倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ794人となっています。

【三重県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.33倍、
▽7月7日は1.74倍、
▽14日まででは2.11倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ741人となっています。

その他の地域

【北海道】
▽6月30日までの1週間は前の週の0.85倍、
▽7月7日は1.17倍、
▽14日まででは1.56倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1018人となっています。

【宮城県】
▽6月30日までの1週間は前の週の0.86倍、
▽7月7日は1.58倍、
▽14日まででは1.89倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ566人となっています。

【広島県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.05倍、
▽7月7日は1.33倍、
▽14日まででは1.77倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ814人となっています。

【福岡県】
▽6月30日までの1週間は前の週の1.31倍、
▽7月7日は1.92倍、
▽14日まででは2.24倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ3803人となっています。

このほか、
▽岩手県は14日までの1週間は前の週の2.78倍、
▽秋田県は3.64倍、
▽福島県は2.26倍、
▽栃木県は2.45倍、
▽群馬県は2.52倍、
▽新潟県は2.34倍、
▽山梨県は2.27倍、
▽長野県は2.49倍、
▽富山県は2.04倍、
▽石川県は2.18倍、
▽福井県は2.21倍、
▽静岡県は2.72倍、
▽滋賀県は2.34倍、
▽奈良県は2.75倍、
▽和歌山県は2.11倍、
▽鳥取県は2.05倍、
▽岡山県は2.04倍、
▽徳島県は2.16倍、
▽香川県は2.30倍、
▽大分県は2.21倍、
▽宮崎県は2.20倍と、
2倍を超える急速な増加となっています。

専門家「爆発的な増加が進行」

 
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は現在の感染状況について「感染者数の爆発的な増加が進行している状況だ。14日の段階で全国の感染者数はおよそ9万7000人で、2月の初めの第6波のピークの10万人と同じくらいになっている。この調子で増加すると、来週にも大きく超えるリスクが高まっている」と述べました。

この感染拡大の背景にある感染力が強いとされるオミクロン株の「BA.5」については「短時間で広がるリスクが見えてきている。重症化のしやすさははっきりとわかっていないが、感染者数が爆発的に増加すると重症者が増えてくるため、注意深く見ないといけない。一人ひとりが感染対策をしても感染者数を下げることができず増え続けることになれば、まん延防止等重点措置などを考えていかないといけない」と指摘しました。

その上で「3連休や夏休み、お盆の帰省などで人の接触の機会も増え、感染を増加させる要因になる。人と会うときに距離が近かったり、大声を出したりすることで感染が広がるので、一人ひとりがリスクをしっかり考えて行動することが重要だ。換気にも注意し、3回目のワクチン接種を受けていない人や、4回目を受けられる人は接種を受け、少しでも体調が悪いと思ったら早めに検査を受けてほしい。体調が悪ければ旅行を控え人との接触を避けることも大事になる」と話しています。

 

 

大阪府 新型コロナ患者の入院基準見直し 原則“中等症”以上に 吉村知事「理解を」

7/15(金) 16:05配信

読売テレビ
大阪府 新型コロナ患者の入院基準見直し 原則“中等症”以上に 吉村知事「理解を」

 大阪府は15日、新型コロナウイルスの“第7波”で患者が急増し、病床がひっ迫するのを避けるため、感染者の入院基準を見直し、原則、中等症以上の患者に絞ることを決めました。

 大阪府では14日、前の週の同じ曜日と比べて2倍以上の9957人の新型コロナの新規感染者が確認されるなど、ここ数日、1日あたりの感染者が1万人前後に急増していて、病床がひっ迫することが懸念されています。

 大阪府はこれまで、中等症の患者に加え、重症や中等症になる恐れがある軽症の患者を入院の対象にしていましたが、こうした状況を受け、専門家の意見も聞いた上で基準を見直し、入院できるのは原則、中等症以上の患者に絞ることを決めました。

 ただ、基礎疾患や合併症のリスクがある軽症の患者も医師の判断で入院できるとしています。

 吉村洋文知事は「感染拡大期のなかで適切な医療を届けるという判断なので、理解をいただきたい」としています。

 

 

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1 コメント

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そう言えば (時々拝見)
2022-07-16 17:12:50
コロナ蔓延の初期、ただ全国で一斉休校にしただけで、学生・生徒・児童があちこち出歩いて、日本国内でコロナが急速に広まるのを助長した総理大臣がいましたね。
おかげで、第三国(地域)経由のウィルスも国内で入ってきてしまいました。
当時、アベノパンデミクスと呼びました。
給食業者はつぶされるし。

死んでも、岸田政権はじめ自民党その他に利用されることになるとは・・・。

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