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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【無能・強権・人命軽視】菅内閣が総辞職。拙劣なコロナ対応。Gotoや東京オリパラ強行開催とデジタル庁に見られる利益誘導と人命軽視の政治。日本学術会議会員任命拒否など強権政治。最悪の1年間だった。

2021年10月04日 | 打倒!菅義偉!

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 2021年10月4日午前、菅内閣は先ほど臨時閣議を開いて、閣僚らの辞表を取りまとめ総辞職しました。

 在任期間は384日間でした。

 今回の菅内閣の総辞職に伴い第2次安倍政権以降、8年9か月間にわたり霞ヶ関官僚機構の事実上のトップである事務の官房副長官を務めた警察官僚の杉田和博副長官も退任します。

 菅政権という稀代の強権内閣の終焉です。

政権維持のために闇資金を使いまくり。

 

 

 結局、菅前総理は支持率が下がりすぎて解散もできず、さまざまな政権延命策を講じようとしましたがすべて不発。

 菅氏が総裁選不出馬を宣言得なくなった結果の、この任期満了による内閣総辞職も良識的な市民の勝利。

 病気を口実にして政権を投げ出さざるを得なくなった第一次安倍政権の最期とそっくりです。

 

 この1年余りほとんど緊急事態宣言かまん延防止措置が取られていた悪夢の1年間でした。

 それはひとえに、菅前首相とその仲間たちが口先だけで無能だったから。

 たとえば、菅前首相と河野太郎ワクチン担当大臣は、アメリカの接種率をついに抜いたとそれが手柄のように言っていますが、なぜ抜かせたかというアメリカはトランプ支持者が反ワクチン陰謀論を唱えていて、どうしてもワクチンを打とうとしないコアな層がいるからです。

 日本はG8の中でアメリカを抜いただけで下から二番目の接種率。

 アジアでもシンガポールやマレーシアなどにも劣り、ワクチン接種が進んでいない台湾や韓国よりコロナ対策で劣るために、人口比での死者数でも負けている。

 この無能こそが現実です。

 

 菅前首相が政権発足時に備えた3本柱は、デジタル庁・携帯電話の値下げ・不妊治療の健康保険適用だったのですが、誰もが思ったのは、一国の政治目標として

「小っちゃ!」

ってことでした(笑)。

 

 しかも、デジタル庁は発足前から利権スキャンダルだらけで、平井大臣は発足後1カ月で退任。

 携帯電話の値下げをNTTにさせたものの、デジタル庁利権でNTTグループにがっぽり儲けさせる。

 そして、三原じゅん子厚労副大臣が担当した不妊治療対策は。。。。どうなったか知りませんwww

 

 コロナ対策では専門家会議の意見を無視したGotoイートとトラベルでコロナ第3波を招きましたが、これも菅氏が昵懇な飲食サイトを儲けさせるのと、二階氏が業界会長をしている旅行業界を潤すため。

 東京オリンピック開催によって電通とパソナは史上最高益。

 反知性主義と、市民の健康と命を犠牲にしても利権誘導する菅政権のおぞましさは酷いものでした。

 

 また、学術会議の推薦した会員候補の中から選りによって安倍政権に批判的な6人だけを任命拒否した事件は、菅政権の専制的な体質と反知性主義をまざまざと見せつけました。

 安倍政権の暗く長い日々の後にやってきた、同じく闇の深い菅政権時代。

 短く終わってくれたのだけが、菅総理の実績と言えるでしょう。

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こんな愚劣な政権を発足時にはマスコミがパンケーキだ、仕事師内閣だと持ち上げて、支持率を史上2位にしたことを忘れてはいけないと思います。

それにしても、菅氏が政権を投げ出さざるを得なくなったからやむを得ず総裁選から降りたとはいえ、彼が下りたことで自民党総裁選が盛り上がっちゃって、総選挙では自民党がまた粘りそうです。

それに引き換え、旧民主党政権で何百日も任期を残しながら、自爆テロ解散をして安倍自民党に政権を禅譲した野田佳彦元首相がいかに罪深かったかということですねえ。

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菅内閣が総辞職 1年余で幕を閉じる

菅総理大臣は、4日午前9時すぎから開いた臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、菅内閣は総辞職しました。4日午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われ、自民党の岸田総裁が第100代の総理大臣に選出され、4日中に岸田内閣を発足させることにしています。

総理大臣官邸では、4日午前9時すぎから開かれた臨時閣議で、閣僚の辞表が取りまとめられ、菅内閣は総辞職しました。

歴代最長となった第2次安倍政権を継承し、去年9月に発足した菅政権は、1年余りで幕を閉じました。

国会では午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われ、自民党の岸田総裁が第100代の総理大臣に選出される運びです。

岸田総裁は、総理大臣官邸で、公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、組閣本部を設置して閣僚人事を行い、新たな官房長官が閣僚名簿を発表します。

そして、皇居での親任式と閣僚の認証式を経て、夜には、岸田内閣が正式に発足します。

岸田総裁は、総理大臣就任にあたっての記者会見を行い、閣僚人事のねらいや今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにしたあと、初閣議に臨むことにしています。

 

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