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『内閣府の狂気のシミュレーション(前半)』三橋貴明 AJER2020.2.4
三橋TV第192回【フランチャイズという「詐欺システム」に騙されるな】
三橋経済塾第九期第二回(会場:京都、ゲスト講師:藤井聡先生)の回のお申込み受付を開始いたしました。
非塾生の方もお申込み可能となっております。
さて、イギリス外務省が昨日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、イギリス国民は可能な限り中国から退避するよう勧告を出しました。
各国の渡航制限や航空会社の中国便運航停止が相次いでいるため、今後は中国からの出国が困難になるとのことです。
各国の渡航制限や航空会社の中国便運航停止が相次いでいるため、今後は中国からの出国が困難になるとのことです。
イギリスの大手航空会社ブリティッシュ・エアウェイズなどは、すでに中国便の運航を中止しています。となると、今後、事態が悪化した際に(十分に可能性はあります)、
「武漢のように都市が封鎖されているわけではないにも関わらず、中国を出国できない」
ケースが出てくると「想定」するべきです。
ケースが出てくると「想定」するべきです。
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、在中邦人(日本国籍保有者)数は12万人(!)。政府のチャーター便で救出できる人数ではありません。
外務省は、即刻、イギリスに倣い、「退避勧告」だけでも出しておくべきです。
現在、日本の外務省は中国について、
1.中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
2.上記以外の地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
と、湖北省であってもレベル3にとどめています。これを即刻、中国全土レベル4、
「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。この状況では,当然のことながら,どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。(退避勧告)」
に引き上げるのです。
レベル4が出れば、逡巡している日本企業が率先して社員を退避させると思います。
イギリスと言えば、新型コロナウイルスの件で取り上げることができませしたが、1月31日にEUから離脱しました。
【歴史音声コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※「歴史に魅せられて、myと辿る邪馬台国への道(前編)」が視聴可能となりました。
『ブレグジット、その瞬間…。離脱派は歓喜、残留派は「必ず戻る」
イギリスが1月31日午後11時(日本時間2月1日午前8時)、欧州連合(EU)から正式に離脱した。47年間の関係に別れを告げた。
歴史的な瞬間を写真と動画で振り返る。
BBCによると、ロンドンのダウニング街にある首相官邸では、プロジェクトマッピングによるカウントダウンが行われた。国会議事堂前の議会広場には離脱賛成派の市民たちが国旗「ユニオン・ジャック」を手に集まり、離脱の瞬間を待ち構えた。
「5・4・3・2・1…」
カウントダウンとともに迎えた、離脱の瞬間。
ビッグベンの鐘が鳴り響くと、大歓声とともにユニオン・ジャックが揺れ、集まった離脱支持派たちがイギリス国歌『God Save the Queen(神よ女王を守り給え)』を口々に歌った。(後略)』
イギリスが1月31日午後11時(日本時間2月1日午前8時)、欧州連合(EU)から正式に離脱した。47年間の関係に別れを告げた。
歴史的な瞬間を写真と動画で振り返る。
BBCによると、ロンドンのダウニング街にある首相官邸では、プロジェクトマッピングによるカウントダウンが行われた。国会議事堂前の議会広場には離脱賛成派の市民たちが国旗「ユニオン・ジャック」を手に集まり、離脱の瞬間を待ち構えた。
「5・4・3・2・1…」
カウントダウンとともに迎えた、離脱の瞬間。
ビッグベンの鐘が鳴り響くと、大歓声とともにユニオン・ジャックが揺れ、集まった離脱支持派たちがイギリス国歌『God Save the Queen(神よ女王を守り給え)』を口々に歌った。(後略)』
第二次グローバリズムの始まりとなったイギリス(1979年、サッチャー政権誕生)が、明確に「反・グローバリズム」の方向に舵を転じた瞬間です。
イギリスはEUから離脱し、今後は「主権国家」色を強めていくことになります。
今回の新型コロナウイルス問題で分かりましたが、「国境」は重要です。無論、何度も書いていますが「鎖国しろ」といった極端な話ではなく、
「国民が安全に豊かに暮らせる国境の高さ」
を模索する必要があるという話です。
我が国は、内需大国であるにも関わらず、長引くデフレで内需が振るわず、企業は「中国様」と、よりにもよって「あの」共産党独裁国家の市場や生産能力への依存度を高めていきました。
第二次安倍政権発足以降に至っては、本来は内需産業であるはずの観光業までもが、
「インバウンド! 中国人観光客様!」
と、中国依存を高め、結果が今回の有様ですよ。
日本が中国人の入国禁止や、中国渡航レベル4への引き上げを躊躇している一因は、間違いなく「中国人様のインバウンド」です。
こういうことにならないように、インバウンドはやめろ、中国「様」ではなく、日本国民の需要、市場で成長しなければならない。日本はそれができる。
と、叫び続けてきたわけですが、ものの見事に「最悪の予想」の路線を突っ走ることになりました、わが祖国は。
そして、本当に嫌な話ですが、今回の新型コロナウイルスの問題がひと段落した途端、安倍政権がまたもや「インバウンド! 中国人様!」とやりだすのは決定事項なのです。理由はもちろん「緊縮財政」です。緊縮である限り、デフレ脱却できず、中国をはじめとする「外国様」に頼らざるを得ない。
緊縮財政、プライマリーバランス黒字化目標が「扇の要」となり、全てを狂わせている。
緊縮財政から脱却し、「国民を守る国境を取り戻す」。日本国民が「自分たちの安全や豊かさ」のために、イギリスに倣い「反グローバリズム」の要求を政治家に突き付けない限り、安倍政権の亡国路線は終わらないでしょう。さらには、安倍政権が終わった後も、亡国の道を歩いていくことになります。
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