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安倍首相は2020年5月21日、検察官を含む公務員の定年延長を盛り込んだ国家公務員法改正案を廃案にする方針を固めました。
前の日まで、臨時国会にそのままの内容で再提出って言ってたのに、なんだったんだ、あれ。
安倍政権は、検察庁法改正案の今国会での成立見送りを受け、秋の臨時国会での継続審議を目指していたのですが、
「新型コロナウイルスの感染拡大で雇用環境が急速に悪化する中、公務員の定年延長の必要性は薄れた」
と言い出したんです。
なにそれ?
1日で日本の民間の雇用環境が悪化したんかい!
安倍首相は21日、国家公務員法改正案の見直しについて記者団に問われると、自民党の世耕弘成参院幹事長が改正案の議論に疑問を呈したことを紹介して、
「この法案を作ったときと違い、今社会的な状況は大変厳しい。そうしたことを含め、しっかり検討していく必要がある」
と述べました。
いや、あんた、法案審議中に大変厳しくなっとるのよ、あなたがなかなか休業補償しないから。
「民間企業が苦しい中、公務員を優遇するのはおかしい」
という理由付けの苦しさよ。
これじゃほんとに、稲田検事総長が勇退しなくても黒川検事長を検事総長にするための法案だったとしか見えませんぜ、旦那笑笑
それにしてもまさかこんなに早く、検察庁法改悪案を廃案に追い込めるとは、とうとう安倍政治に反対する良心的な市民のパワーが、安倍首相と政権を追い詰めた感がありありとしますね!
素晴らしいことです。
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