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チャンネルAJER更新しました。

【新番組】「安藤裕と三橋貴明の日本経済論 第二話」(前半)三橋貴明 AJER2020.6.7
    

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「俳優 伊原剛志様」が加わって下さいました。

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6月13日 sayaのライブ開催が決定 (saya-ohgi.jp)

ゲスト:ジャズマン TOKU 今回のテーマはJazz祭り!
https://in.saya-ohgi.jp/sayalive_210613_saya

 

三橋貴明の”先輩”登場! 緊縮・構造改革と戦い続ける男、坂本篤紀社長 [三橋TV第401回] 三橋貴明・坂本篤紀・高家望愛
https://youtu.be/UCYux0oZ6_I

 

本日はチャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。11時からLive配信です。

 

 

 自民党で、骨太の方針を巡る政調会議が開催されました。例により、緊縮派と財出派が激突。
 全会一致など望むべくもなく、下村政調会長に「一任」となりました。

自民、財政健全化目標に賛否 骨太方針、下村政調会長に対応一任
 自民党は10日の政調全体会議で、政府の経済財政運営の基本指針「骨太の方針」の原案について議論した。国と地方の基礎的財政収支を2025年度に黒字化する目標が明記されたことに関して出席者の賛否が分かれた。対応は下村博文政調会長に一任した。
 会議では目標を設けることに賛意を示す意見が出される一方、新型コロナウイルス感染の影響で経済が打撃を受ける中、「財政支出を抑制すべきではない」と明記に否定的な声も上がった。政府側は「財政健全化の旗は降ろさない。ただ、将来的に目標年度を変更する可能性はある」と説明した。』

 財務官僚が菅総理大臣の周囲を取り囲み、ガッチリとガードしている以上、PB黒字化目標が骨太の方針に戻る可能性は高いでしょう。(財出派は、総理との面会のアポが取れない)


 もっとも、今後は五輪、総裁選、総選挙と、大きなイベントが続くことになります。
 

 2009年総選挙前とは異なり、野党の支持率は高くありません(09年は、民主党の支持率が自民党を上回っていた)。
 

 だからと言って、菅内閣の支持率も高くない。
 

 政局がどう動くのか、分かりません。と言いますか、わたくしに政局を語らせると、100%近く外しますが、ポイントはやはり「総裁選挙」でしょう。総裁選で、自民党財出派が総裁候補を出せるのか。財政に関する「正しい議論」が行われるのか。


 となると、総選挙も近いということで、「野党」が財政に関する正しい政策を打ち出し、自民党にプレッシャーをかける必要があります。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

リクエスト多数につき再掲載!

作家・古代史研究家 長浜 浩明【日本人はどこからきたのか?】【邪馬台国はどこにあったのか?】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 先日、立憲民主党が「消費税減税」でまとまりそうだという話をお伝えしましたが、間もなく「最終決定」のようです。

消費税減税も一つの可能性 次期衆院選 野党共通政策に 立民・泉氏
 立憲民主党の泉健太政調会長(衆院京都3区)は10日の定例会見で、消費税減税は次期衆院選における野党の共通政策として一つの選択肢との認識を示した。
 泉氏は選挙公約に消費税減税を入れるかを問われ「どう最終決定するかは、今まさに協議中」と述べる一方、国民民主党などが消費減税を野党の一致点にと主張していることに対し「そういうことも一つの可能性として党内で議論している」と含みをもたせた。(後略)』

 立憲民主党の政策立案グループ(自民党の政調のようなもの)は、消費税率5%減税でまとまったものの、一部の緊縮派(※枝野代表ではない)が難色を示しているそうです。


 皆様、是非とも、
「立憲民主党が、消費税率5%への引き下げという「正しい政策」を打ち出しそうだ」
 という情報を拡散してくださいませ。(いわゆる、既成事実化


 話は遡りますが、2009年に民主党が政権を取った直後の、自民党の党大会に出席したことがあります。 


 民主党は、「ムダの削減」「コンクリートから人へ」「事業仕分け」など、緊縮を標榜していました。無論、子ども手当や農家個別所得補償といった政策もあり、実体としてはそれほど緊縮ではなかったのですが。


【日本の新規発行国債額の推移(兆円)】


http://mtdata.jp/data_75.html#kokusai


 それはともかく、自民党党大会で、若手議員四名が壇上に登場し、「我々は、民主党よりもムダを削ります!」と意気込んでいる光景を見て、
「あ、ダメだ、これは」
 と思ったのでございます。


 デフレという需要不足が続いているにも関わらず、与野党で「緊縮への競争」をして、どうする。と、絶望したのです。

 

 あれから、十二年。相変わらず緊縮路線が続いていますが、環境は大きく変わりました。


 今、このタイミングで「財出への競争」に転じることができるのか。転じなければならない。さもなければ、我が国の将来に「繁栄」はないのです。

 

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