株主に大見得「日産新社長」は「脱ルノー」「業績改善」できるか

新潮社フォーサイトに2月21日に掲載された拙稿です。オリジナルページ→https://www.fsight.jp/articles/-/46553

日産自動車」の新体制がようやく正式に動き出した。2019年12月に代表執行役社長兼CEO(最高経営責任者)に就任した内田誠氏ら4人が、2月18日に開かれた臨時株主総会で取締役に選任されたのだ。

 新たに取締役に選ばれたのは、内田氏のほか、COO(最高執行責任者)のアシュワニ・グプタ氏と生産部門などを統括する坂本秀行副社長、大株主の仏「ルノー」で筆頭独立社外取締役を務めるピエール・フルーリォ氏。役員報酬の不正受領が発覚して昨年9月に社長兼CEOを辞任した西川廣人氏と、その後任としてCEO代行を務めた山内康裕氏が同日付で取締役を退いた。

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