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6月24日(水) 都知事選 湧きあがる共闘 [コメント]

〔以下のコメントは『しんぶん赤旗』6月22日付に掲載されたものです。〕

全小選挙区に市民と野党合同選対
自発的な動き

 市民と野党の共闘で小池都政の転換を求める「呼びかけ人会議」の五十嵐仁法政大学名誉教授は、市民の動きについて「上意下達ではなく、草の根からの自発的な共闘の動きとして生まれてきている」と指摘。「この間のいろいろな市民と野党の共闘の実績が生きている」と述べます。

足並みに激励

 立民の枝野代表が新自由主義との決別を表明し、新自由主義反対が野党共通の旗印となりつつあります。
 その流れの中で新自由主義とのたたかいの先頭に立ってきた宇都宮さんを共闘候補とする決断がなされました。
 高田氏は「枝野代表が新自由主義批判に踏み切り、野党が足並みをそろえていることに、私も大変激励された」としつつ次のように述べます。「宇都宮さんを共闘候補とすることができたのは、共闘の積み重ねがあったからこそ。昔なら、共産党が積極的に推薦する候補には『やりにくい』という反応が常に出てきたが、今はほとんど見えない」と指摘。五十嵐氏も「私も各政党に『共闘してほしい』と要請に回ったが『この間、高知で(知事選を)一緒にたたかった』など各地でのたたかいが次々と話題に出てくる。政党間での付き合い、人間的なふれあいの中で培われてきた信頼関係が力になっている」と語りました。

共同で勝利を

 日本共産党の志位和夫委員長は、昨年秋以来、自ら精力的に他党党首との会談に臨み、草の根の共同、国会の共闘を発展させ、一つひとつの選挙を共同で勝ち抜くと表明し、共同発展の取り組みを強めてきました。
 五十嵐氏は、新自由主義からの決別の動きについて「個々の政策ではなく、どういう社会や政治を目指すのかという骨太の将来構想の幹になるようなものが形づくられ、共通の旗になりつつある」と指摘。共闘の「バージョンアップ」への期待を述べます。
 都知事選での共闘の画期的発展は、共闘を追求してきたからこそ生まれたものです。この共闘を安倍政治転換の力へとさらに発展させる―。都知事選はその大きなステップでもあります。


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