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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

Gotoキャンペーン妄言集。西村大臣「政治が結果の責任を負うのは当然」←政府は?、尾身会長「旅行自体は感染起こさない」、維新の松井大阪市長「このキャンペーンをしないと観光業が立ち行かなくなる」。

2020年07月17日 | 自公政権の拙劣なコロナ対策

次の解散総選挙で必ず打倒安倍内閣!自民・公明・維新の連立内閣も阻止!

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 委員会での閉会中審査しかできない国会で、来週22日から実施される予定のGoToトラベルキャンペーンについて、立憲民主党の杉尾秀哉議員が新型コロナ対策大臣の西村君に

「東京由来の感染者が地方で増えてるんですよ。医療体制が極めて厳しい地方で起きたら、どうするんですか。観光庁が責任とるんですか、誰が責任とるんですか」

と問いただしたところ、西村君が

「政治がさまざまな事柄について結果の責任を負うというのは当然のことです」

とすんごい微妙なことを言いだしたんですが(笑)。

 政治が責任を負うっていう言い回し、あります?

 これ、政府は、安倍政権は、自分は責任を負わないって言いたいの?

 国語の成田先生の怒られるで、日本語間違えてるって。

どうも西村君の親分の安倍さんから教えてもらった表現らしいw

 

  

 安倍政権は、せっかくのヒットだった専門家会議をつぶしてしまって、感染症などの専門家と経済界などとごちゃまぜにしてしまったのですが、その政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は7月16日、経団連主催の夏季フォーラムで講演し、

「新幹線の中で感染は起きていない。旅行自体が感染を起こすことはない」

と言い出しました。

 旅行が感染を起こすとか起こさないとか、これも日本語としておかしいです。

 

 この尾身さん、国会では

「拡大してきているとある程度判断されれば、今の段階で全国的なGo Toキャンペーンをやるという時期ではないと思います」

と言っていましたよね。今でも感染が拡大しているとは認めていないのなら、もう科学者と言えません。

 しかも、感染経路不明の感染者が半数を超えているのに、新幹線で感染が出ていないってなんで言えるんですか?

 それに、コロナの感染が広がってから初めての大型連休だったゴールデンウィークは緊急事態宣言で凌ぎましたから、これまで新幹線に乗っている人って、仕事のための一人客ばかりでしょう。

 夏休みに家族や団体で旅行しだしたら、飛沫感染しまくりで、これまでとは全然違います。

 

 尾身氏は、これまでに感染が確認されたのは、レストランやホストクラブ、劇場など「3密」(密閉、密集、密接)の場所だと指摘して、旅行についても行った先で、3密を避ければ感染リスクは低いとの考えを示したわけですが、これまで通勤列車は話をしないから感染の恐れがないと言ってきたんでしょう?

 新幹線にしても飛行機にしても、旅行客はずっと黙って移動なんてしませんよ?

 だいたい、感染症の専門家として分科会の会長に選ばれているのに、経済団体に出かけて行って、お座敷芸者みたいに財界にとって耳障りのいいことを言ってどうするんですか。

 

 この二人と比べると知性の面でめっきり劣るので仕方ないのかもしれませんが、次は維新の松井一郎大阪市長。

 Gotoキャンペーンに対して堂々と賛成の論陣を張りました。

「このキャンペーンをしないと観光業が立ち行かなくなる」

「無理というのは簡単。それで観光業の人の生活はどうするつもりなのか」

というのですが、「Go Toキャンペーン」に先駆けて実施していた「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」キャンペーンの利用者数が案の定少ないということで、なんと!

「厳しいサービス業を支える目的なので、キャンペーンがなくても生活できるぐらいになるまでサポートを続けていきたい」

って無期限延期を宣言しました。

 

 あのね、日本トレンドリサーチ社の世論調査で、Gotoキャンペーンでも旅行しようと思わない人が7割なんですよ(笑)。

 大阪なんとかキャンペーン、誰が行くねん?

 感染者が東京だけでなく、大阪でも全国でも右肩上がりで増え続けているのに、どれだけ税金を投入したって旅行なんかする気になれるわけがありません。

まず大阪の感染者拡大を抑えてから言え。

 

 

 安倍政権は東京をキャンペーンから外すとか言いだしましたが、もう東京から首都圏3県に完全に感染が広がっているのですから、首都圏全部を外すしかない。

 そしたら、国内旅行に税金の補助をする意味なんて半分以下でしょう。

 安倍自民党の利権相手である電通やパソナ、大手旅行会社なんかを血税で助けることなど考えず、感染者拡大を抑え込むことこそ、結局、経済復活への近道なのが何でわからないんですか。

昔から無理が通れば道理が引っ込むといいますが、電通たちに中抜きさせるためのGotoキャンペーンが最初から無理筋でしょう。
 
旅行・運輸・観光業界が勿論つぶれて言い訳はありませんが、彼らの為にもまず感染者を抑えないと、何割か旅行代金が安くなるくらいでは、全く消費マインドは刺激されませんよ。
 
命がけで旅行に行く人なんているわけないんですから。
 
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GoTo 西村大臣「政治が結果責任負う」

2020.07.16 16:00 日本テレビ
 
国会で、来週22日から実施される予定のGoToトラベルキャンペーンについて、野党議員は地方への感染拡大につながる恐れがあるとして政府の責任についてただしました。
 
西村経済再生担当相は、キャンペーン実施により感染が拡大したとしても「政治が結果責任を負う」と述べました。


立憲民主党・杉尾秀哉議員「東京由来の感染者が地方で増えてるんですよ。医療体制が極めて厳しい地方で起きたら、どうするんですか。観光庁が責任とるんですか、誰が責任とるんですか」

西村経済再生相「政治がさまざまな事柄について結果の責任を負うというのは当然のことです」

また、自民党内からも、キャンペーンの見直しを求める意見が出ています。

自民党・岸田政調会長「何らかの条件あるいは柔軟な対応、こういったことをあわせてしっかり考えていかなければ、国民の理解や安心にはつながらないのではないか」

また、与党・公明党の山口代表も、感染が拡大している東京などについては慎重に対応するよう求めました。

政府は16日夕方、専門家による分科会で意見を聞いた上で、キャンペーンの運用のあり方など実施について最終判断することにしています。

 

 

尾身茂会長「旅行自体に問題はない」との見解

飲み屋などで3密になると感染する可能性も

新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「旅行自体が感染を起こすことはないですから、もしそれが起きていれば日本中は感染者だらけ」

これは、さきほど経団連のフォーラムで発言したもので、政府の新型コロナウイルス対策の分科会の尾身会長は、感染拡大を防ぐために旅行を控える必要はないとの見解を示しました。

ただ旅行先で飲み屋や接待を伴う店などで3密の状況になったり大声を出すなどの行動を取れば、感染の可能性があるとして移動自体が感染拡大につながらないと説明しました。

GoToトラベルキャンペーンの是非については、地方から感染の拡大を懸念する声が相次いでいて、16日夕方、政府の分科会で予定通り始めるか議論されます。

 

 

2020年7月16日 20:43更新 関西ウォーカー

新型コロナウイルスと政府の「Go Toキャンペーン」

 

松井市長は「Go Toキャンペーン」批判に「無理というのは簡単」と話す


会見で松井市長は7月22日(水)から実施予定の「Go Toキャンペーン」の話題に触れて「このキャンペーンをしないと観光業が立ち行かなくなる」として賛成であることを表明。大阪府の吉村洋文知事の「(新型コロナウイルス感染拡大の)今のこの状況で全国に広げて、いきなり全国から開始することについては反対」という言葉を受けて、松井市長は「無理というのは簡単。それで観光業の人の生活はどうするつもりなのか」と疑問を呈した。

「Go Toキャンペーン」以外で業界を支援する方法を尋ねられた松井市長は「直接支援することも言われているが、税金で業界全体の人の所得を支援することは難しい。個々人の支援を受けることができる体制はあるので、そちらを利用してほしい」と呼びかけている。

また松井市長は「Go Toキャンペーン」先駆けて実施していた「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」キャンペーンの利用者数が予想よりも少ないことを話し「観光で消費をしてくれていた、ある程度金銭的・時間的に余裕のある人こそが新型コロナで重篤化しやすい傾向があるのは事実。治療法が確立していない現状では、その方たちが消費にまわってくれない」と「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」キャンペーンの延長を明らかにした。

「厳しいサービス業を支える目的なので、キャンペーンがなくても生活できるぐらいになるまでサポートを続けていきたい」と話している。

取材・文=関西ウォーカー編集部 ライター・さくらいけんたろう

 

 

2020.07.16 通販通信

Go To キャンペーン、約7割が「旅行しようと思わない」

 コロナ禍で打撃を受けた、観光業や飲食業などの需要喚起などを目的とした政府の「Go To キャンペーン事業」。特に、22日から始まる観光支援「Go ToTravel」が逆風にさらされている。日本トレンドリサーチが15日発表した、この事業についての緊急調査によると、約7割が「旅行しようと思わない」と答えていたことが分かった。
 

「Go Toキャンペーン」の理解度は50%

 「Go To Travel」をめぐっては、東京を中心に感染者が増えている中、「なぜいまなのか」「i移動を促進をさせていいのか」と、国会でも議論が交わされている。地方の首長などからは「時期尚早」と明確な反対意見も出ているほどだ。直前に、国土交通省が最終的な判断をすることになるのだが……。
 
 日本トレンドリサーチは、こうした声を受ける形で13、14日に全国の男女300名ずつを対象にアンケートを試みた。「旅行会社経由で予約した国内旅行について、代金の最大半額相当が支援されるということで話題になっていますが、一方で懸念の声も。あなたは旅行をしようと思いますか」――。
 
 まず、「Go Toキャンペーン」の理解度については、「理解していると思う」「どちらかといえば理解していると思う」を合わせると50.0%。理解度はちょうど半々だった。「キャンペーンを利用して旅行するか」という質問には、69.0%が「旅行しようと思わない」と答えていた。

観光地は外国人観光客が少ない北海度・京都・沖縄が狙い目か

 理由は、「コロナ感染者が増加している状況で、旅行しようとは思わない」「旅行に行くのはまだ早いと思う。感染者がたくさん出ている地域から地方に来てほしくない」といった、新型コロナウイルスを心配する声が多数。一方、31.0%は「旅行しようと思う」と回答していた。
 
 「旅行しようと思う」と回答した人に、「いつごろ行きたいか」をたずねたところ、最も多かったのは「2020年10月」で32.3%。「どこへ旅行に行きたいか」と「その理由」についても聞いたところ、「北海道/景色、食べ物を満喫したい」「沖縄/ゴールデンウィークに予定していたが、キャンセルしてしまったから」「京都/外国人観光客が少ない今がチャンスだから」など、人気の観光地を中心に国内各地の地名が挙げられた。


旅行するにあたり「コロナが不安」が88%

 旅行をするにあたり、「新型コロナウイルスに対して不安を感じるか」には、88.2%が「不安を感じる」と回答。不安を感じながらも旅行をする理由について聞くと、「ずっと自粛生活をしてきて、そろそろ気晴らししたいから」「3か月後には終息しているだろうと思うから」「感染対策をして、公共交通機関を利用しないで行けば大丈夫かなと思ったから」「高齢の母に今のうちに会っておきたい」という回答があった。
 
 一方、11.8%は不安を「感じない」と回答していた。不安を感じない理由は、「宿泊先が対策をしっかりとっていると思うから」「野外の行動が多いから」「感染しても、風邪の症状で収まるだろうから」という回答だった。

 

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4 コメント

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Go To Hell! (時々拝見)
2020-07-17 17:28:58
 国民の命より目先の利益しか考えないアベ政権、Go To Hellキャンペインのようにしか聞こえません。もうすぐ、アベノパンデミクス?手遅れ?

 医療関係者が、安心して人のため国民のため人類のために働けるよう、
 嫌がらせの言動を行った者をきちんと処罰して欲しいと思います。特に病院にやって来たアベ支持者を始めとして。
自己保身と科学者返上 尾身茂会長の二枚舌 (文藝春秋』2020年7月号 抄録)
2020-07-18 09:25:31

 ・だが、2009年の新型インフルエンザ流行の時は違っていた。
 この時は、新型インフルエンザ拡大に対し、行政と
 医療界の体制が不十分だったことから、時の民主党政権が
 専門家を招集して問題点を洗い出し、12年5月に新型
インフルエンザ等 対策特別措置法(特措法)を成立させた。

 ・その後自民党が政権を取り戻すと、
 13年6月安倍政権は特措法に基づく「行動計画」と
 「ガイドライン」を決めた。そこには、平常時からの
 医療体制の整備として、
 パンデミック下の特別隔離病床など必要な病床数の増強、
 医療者の防護服・医療用マスクの確保、
 PCR検査体制の拡充、一般国民が広くマスクを着用
 できるような供給体制、等々、今回逼迫して問題に
 なったことが、ほぼすべて“政策課題”として掲げられていたのだ。
 それから7年、この“政策課題”に対し、安倍政権は何をしたのか。
 その答は、今回の大混乱が示している。

 >「行動計画」と「ガイドライン」を注意深く読むと、
 >PCR検査体制を拡大したり、特別病床を増強したりしないで
 >やりくりする“逃げ道”がしっかりと設けられていることが
 >見えてくる。それは、次のような記述だ(要点)。
・PCR検査等による診断は患者数が極めて少ない段階で
  実施するものであり、患者数が増加した段階では、
  PCR検査等の検査は重症者等に限定して行う。
・入院治療は重症患者を対象とし、それ以外の患者に
  対しては在宅での療養を要請する。
>今回まさにこの通りに実践されたやり方だ。

  「常套句を繰り返し、核心をそらす
 …安倍首相の『言語能力』がこの国を壊した」
  文・柳田邦男(ノンフィクション作家)文藝春秋digital
 :2020/07/16
ttps://bungeishunju.com/n/nb627620feab8?gs=b9f4df73036c

  『【文藝春秋  目次】 2020年7月号』
  ◎「リスク分析先進国」ドイツと日本は何が違うのか
  <コロナ対策再検証>この国の「危機管理」を問う 柳田邦男
ttps://bunshun.jp/articles/-/38257
[西村君、露出が増えて嬉しいですか 😀?] (バードストライク)
2020-07-19 02:13:40
舛添が言ってた
「なんで加藤勝信厚労大臣が出てこない⁈
これは厚労大臣が責任を持って担当すべきことだ!
もし感染症対策を厚労大臣、コロナ下の経済をコロナ大臣が受け持つというなら、責任を持って方向性を決めるのは総理大臣の役目だ」
って。

加藤勝信、雲隠れしちゃったね〜
なんでや?

加藤勝信は加藤六月の女婿である。
加藤の妻の母と安倍の母・洋子は学生時代からの親友で、その娘たちと晋三も子ども時代から顔見知りだ。
加藤の妻の姉は、九州の産業遺跡を世界遺産に登録した時の事務局長か何か要職に就いていた。
晋三が「君に責任者をやらせてあげるよ」と言って采配したとか。

加藤勝信は最初、この姉と結婚するはずだったが、姉が寸前で断ったので、妹と娶せられたのだそう。
加藤勝信も加藤家も妻も、どうでもいいって感じだったのか?
(普通、妹は『え〜姉さんのお下がり?』って思わない? 加藤勝信なんて、奮いつきたくなるような美男でもないし、自分の好きなのを選びたいよね。
それに男のほうだって、『この際、姉がダメなら妹でもいいや』って思わんやろ。理解に苦しむわ)

で、安倍としては洋子ママの意向を汲んで? 加藤勝信にミソが付くのは避けたい、だから西村コロナを矢面に立たせた、と。
西村くんは窮地に陥るとすぐ逆上することが判明したので、矢面に立たせ甲斐がありますなあ。
弁慶の大往生頼む、てか?
(西村は西村で、岳父が岸信介の信奉者だったそうですが)
今、外様の悲哀を感じているのかしらね。


松井がヒマになったと見えてまた髪を染めてますなw
なんか頭が混乱してしまうのですが、吉村はつい最近、「GoTo止めるべき」と言いましたよね?
なのに直後、松井が「Go To実施してください」なの?
「府と市で合わぬ、府市合わせ(不幸せ)」
とは まさにこのこと!
おまいら2人ともさっさと辞めろ!!


Unknown (急行型快速)
2020-07-19 16:00:59
ガキだか爺だか知らぬが、人様のブログに誹謗中傷ばかりのグロ注意ブログのURLを張り付けるのはやめたまえ

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