SSブログ

11月26日(木) 安倍前首相による「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑は事実だった [スキャンダル]

 「やっぱりそうだったのか」という衝撃が日本列島を覆ったというのは、大げさでしょうか。安倍前首相による「桜を見る会」の前夜祭をめぐる疑惑が裏付けられたからです。
 ホテルに支払われた経費は900万円以上も、安倍事務所によって補填されていたと言います。この報道が事実だとすれば、国民は安倍前首相によって完全に騙されていたことになります。

 昨日の予算委員会での集中審議でも、この問題が追及されました。多くの問題が孕まれているからです。
 有権者を買収したことになりますから公職選挙法違反、政治資金報告書に記載されていませんから政治資金規正法違反に当たります。安倍前首相は秘書に責任を擦り付けて逃げようとしていますが、勝手に事務所の経費を支出していたとすれば業務上横領であり、少なくとも監督責任は免れません。
 国会での答弁は真っ赤ない嘘だったわけで、安倍前首相と菅首相(前官房長官)はその責任をどう取るのでしょうか。国民と議会を騙してきたことへの結果責任、何故このようなことになったのかということへの説明責任をどう果たすつもりなのでしょうか。

 今後、検察がどう動くのか、安倍前首相の告訴や逮捕はあるのか、ということも注目されます。ホテル側が見積書や領収書を作成していたのに、何故今までそれが明らかにされてこなかったのかという謎もあります。
 謎といえば、このような事実が1年ほど経った今になって、何故明らかになったのかという問題もあります。密かに捜査を進めていた検察がリークしたのでしょうか。
 もしそうだとすれば、それは何故なのかという疑問も生じます。「官邸の守護神」と言われた黒川検事長が姿を消したからなのでしょうか。

 時あたかも、新型コロナウイルスの感染が拡大し、国民の健康と命が大きな脅威にさらされています。「安倍政治」を継承した菅政権は、後手後手に回った前政権のコロナ対策の無能さも継承したようです。
 コロナと「桜」の挟撃に会って、菅政権は右往左往するばかりになりました。菅首相は果たして政権を維持できるのでしょうか。

nice!(0) 

nice! 0