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「驚くべき米国の変化ー保守派とMMT」(前半)三橋貴明 AJER2020.4.20

    

 

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大阪の見回り隊とワクチン開発 公の赤字の意味を理解しよう [三橋TV第379回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/rTzJu4KKfxA

 日本は元々、公務員数が少ない国でした。つまりは、小さな政府です。
 それにも関わらず、日本で、
「公務員を削れ~ッ!」
「公務員給与を下げろ~っ!」
 というルサンチマンプロパガンダが展開され、行政の民営化が進み、パソナ(等)のビジネスが拡大していきました。

【人口千人当たり公的部門における職員数の国際比較】


http://mtdata.jp/data_74.html#koumuin
※日本の「政府企業職員」には、独立行政法人、国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人の職員を計上している。
※日本の数値において、国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人及び軍人・国防職員以外は、非常勤職員を含む。

 過去のわたくしは、日本の公務員数は「少ない」というデータを示しても示しても、何だかんだと屁理屈をこねて反発され続けました。
 いわゆる、認知的不協和ですね。


「確かに公務員数は少ないかも知れないが、公務員は働かない税金泥棒だらけだ!」
 とか。
 

 いや、あんた。日本中の公務員の働き方の調査をしたのか? というか、働いているようで働いていない生産者など、民間にもゴロゴロいるわ。というか、確実に民間の方が数が多いよ。


 でもね、世の中、そんなものだから。完璧な社会など存在しえない。
 

 ダメな公務員は、批判すればいいさ。だからと言って、「公務員全体」を否定や批判するのはやめよう。まさに、木を見せ、森を見せないプロパガンダです。


 日本は公務員を減らし、減らし続け、小さな政府を志向した結果、非常事態に対応できない国家と化しました。国家公務員は、凄まじい人手不足になっています。(地方公務員もですが)


 じゃあ、民営化しますか? パソナ、パソナ!

 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

お待たせいたしました。【三橋貴明×関良基】歪められた「開国」の歴史 後編〜日本が清・インドのように植民地にならなかった本当の理由 が公開になりました!

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

 

国家公務員の申込者数減少 官房長官「働き方改革急務」
 加藤勝信官房長官は19日、2021年度の国家公務員採用総合職試験の申込者数が減少した要因の一つとして長時間勤務を挙げた。記者会見で「中途退職者の増加の理由としても挙げられている。働き方改革が急務だ」と語った。
 人事院が16日に発表した申込者数は20年度と比べ14.5%減り、総合職試験を導入した12年度以降で最大の減少幅となった。加藤氏は「長時間労働を是正する取り組みを強化し、魅力を伝える広報活動も進めたい」と強調した。』

 2021年度の国家公務員採用総合職の試験申込者は、20年度比べ14.5%減りました。五年連続の減少で、総合職試験を導入した12年度以降で最大の減少。


 そりゃまあ、これだけ公務員叩きを繰り返し、かつ過重労働の実態が明らかになった以上、当たり前ですよね。平時ですら過労気味の国家公務員が、この非常時にいかなる状況になっているか、想像を超えるものがあるでしょう。
 

 働き方改革とか、そういう問題じゃないんだよ。


 単純に、数が足りないんだよ、数が。(戦いは、数だよ!)
 

 公務員を増やそう。特に、氷河期世代の国家公務員、地方公務員採用を進めれば、日本の問題の多くが解決する。


 とはいえ、緊縮財政ではできない。


 緊縮財政を転換しない限り、我が国の政府はひたすら「萎んで」いき、最終的には「政府が機能しない(※今よりも)」状況になり、中国の属国と化すのでしょう。
 

 冗談じゃない! と、思われたならば、正しい情報を拡散してください。


 日本の公務員数は、少なすぎる。日本は公務員を、国家公務員も地方公務員も、「正規職」で増やさなければならないと。
 

「公務員を増やそう!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

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