小池都知事再選反対!
これもたまたまですが大阪では感染者がほとんどゼロに抑えられていて、その維新の会が東京都知事選に対抗馬を出してくる。
さらに、宇都宮健児さんの出馬表明につづいて、れいわ新選組の山本太郎代表も出馬検討という報道がなされ、この二人がかち合ったら勝ち目がないですが、話し合いがついたら一定の脅威になる。
そして、告示日が6月18日なのでその前後に出馬表明。
そこで、小池さんが都知事選圧勝のためのダメ押しに出ました。
東京都は新型コロナウイルスの感染拡大に警戒を呼びかける「東京アラート」について、2020年6月11日、解除する方針で、さらに東京都は解除の判断と同時に休業要請などの緩和の段階も進めることができないか検討しています。
東京都は、6月1日に休業要請緩和のステップ2に移行しましたが、実はその前から感染状況の悪化の兆候が出ていて東京アラートを出さないといけない基準3つのうち2つに引っかかっていたのに東京アラートを出さずに休業要請緩和をしたんです。
しかし、感染は拡大し、小池都知事は6月2日に「東京アラート」を初めて出して警戒を呼びかけてきました。
遅すぎた東京アラート。警戒警報は台風が来る前に出すものだ。東京アラートの基準はステップ2に移行を決める前の先週から満たされていた。
ところが、東京都内では10日の新たな感染の確認は18人で、4日連続で20人を下回ったからというのことで、東京アラートを解除するというのですが、実はまだ都が設定した感染の状況を示す3つの指標のうち1つでアラートを解除する場合の目安の数値を上回っています。
そもそも、東京アラートって3つのうち1つでもクリアできていなかった出すことになっていたにもかかわらずです。
具体的には、東京アラートの解除と緩和の段階を進める場合、
1 新たな感染の確認は1週間の平均で1日当たり20人未満、
2 新たに確認された人のうち感染経路が不明の人の割合が1週間の平均で50%未満、
3 感染確認の週単位の増加比率が前の1週間より低くなるか
が指標になっていますが、東京都が10日公表した指標は
1 新たな感染確認が1日当たり18.7人、
2 感染経路が不明の人の割合が48.9%
でかろうじてクリアしていますが、これもギリギリ。
そして、3については、週単位の増加比率は1.14で前の1週間より感染者数が14%増えちゃってます。
正直、東京アラートを出す前、出している最中、解除しようとしている今で感染は抑制できたというより横ばいですよね。
また都は、アラートの解除の判断と同時に休業要請などの緩和の段階を今の「ステップ2」から、「ステップ3」に進めることができないかも検討しています。
「ステップ3」では、居酒屋などの飲食店の営業も翌日の午前0時まで可能になるほか、パチンコ店やカラオケ店なども営業できるようになります。
っていうか、休業要請緩和のステップって3までしかない 笑。
小池「ロックダウン」百合子都知事が知事選当選目当てに、感染再拡大の警戒警報「東京アラート」に引っかかってるのに、6月1日にロードマップのステップ2に移行。ルー大柴か!
小池都知事は東京都の税金を使いまくってCMなどで露出しているわけで、それが次善の選挙運動に等しい効果を上げているわけで、今のところは都知事選も完全に先行していて絶対有利じゃないですか。今のところは。
また、これで万一感染が再拡大したらそれはそれで責任を問われるわけで、都知事選目的でもこんなにも急ぐことはないと思います。
経済を動かさないといけないことはわかりますが、もう少し慎重になってほしいというのが一都民としても願うところです。
そもそも、東京・北海道・福岡は緊急事態宣言解除の条件である人口10万人あたりの感染者数が0・5未満という条件をクリアしていないです。
つまり、安倍さんが功を焦って緊急事態宣言を解除、小池さんが選挙目当てに東京アラートを解除してステップ3、という危ない橋を渡り続けているのです。
もう少し落ち着いたらどうなんだ。
東京 新たに18人感染確認 計5426人に 新型コロナウイルス
東京都は10日、都内で新たに18人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日の感染の確認が20人を下回るのは4日連続で、都内で感染が確認された人は合わせて5426人になりました。
東京都は10日、都内で新たに20代から80代の男女18人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
このうち、20代と30代は合わせて12人と全体の7割近くを占めています。
18人のうち10人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの8人は今のところ感染経路が分かっていません。
都によりますと、18人のうち7人は夜の繁華街に関連している人で、ホストクラブに勤める20代と30代の男性3人や、接客を伴う飲食店に勤める20代の男女のほか、接客を伴う店に客として訪れた40代の女性、それにカラオケのあるバーに客として訪れた30代の男性だということです。
都内で1日の感染の確認が20人を下回るのは4日連続で、都内で感染が確認された人は合わせて5426人になりました。
一方、10日は都内で死亡が確認された人の発表はありませんでした。
小池都知事「数値分析し方向性定めたい」
これについて、小池知事は記者団に対し、「20人を下回っているとはいえ、ある意味では、そこから下がっていないのも現状だ」と述べました。
そのうえで、「よく数値などを見ながら、あす会議をしていろいろ分析していきたい。分析をしながら、今後の方向性なども定めていきたい」と述べ、東京アラートの解除について検討したいという考えを示しました。
都の指標の状況
このうち、東京アラートの解除と緩和の段階を進める場合、
▽新たな感染の確認は1週間の平均で1日当たり20人未満、
▽新たに確認された人のうち感染経路が不明の人の割合が1週間の平均で50%未満、
▽感染確認の週単位の増加比率が前の1週間より低くなるかなどを目安として、医療体制なども考慮して総合的に判断するとしています。
東京都が10日公表した指標は
▽新たな感染確認が1日当たり18.7人、
▽感染経路が不明の人の割合が48.9%でした。
また、
▽週単位の増加比率は1.14で前の1週間より増えたことを示しています。
札幌「昼カラ」集団感染 名指しで「悪者」困惑 高齢者「楽しみを奪わないで」 専門家「適切な『3密』対策を」
高齢者らが日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」を巡り、札幌市は9日、市内1店舗で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと公表し、他の利用者にも強く注意喚起した。介護予防や仲間づくりでカラオケを楽しむ高齢者や、感染防止に腐心する店舗関係者らは「悪者扱いされた」と困惑。介護や感染症の専門家は「適切な予防策を取った上で楽しんで」と助言している。
「カラオケは健康に良くストレス解消になるので、感染に気を付けて楽しんでほしい。カラオケが悪いというわけではない」。札幌市保健所の三觜雄所長は9日の会見冒頭で強調した。
一方でクラスター関連を除く5月以降の60代以上の感染者109人のうち24人が、陽性確認の日からさかのぼって2週間以内に昼カラを利用したことがあると公表。新たに認定されたクラスター以外は「感染源かは分からない」としたものの、利用に注意を促した。
「これじゃ、昼カラがコロナの温床と言われているみたい」。札幌市厚別区のカラオケ喫茶「深海魚」で9日、マスク姿で昼カラを楽しんだ同市厚別区の主婦(72)は不満を漏らす。
道の休業要請の全面解除を受け、同店は2日から営業を再開。カウンター付近に飛沫(ひまつ)を防ぐビニールシートを下げ、客に検温や手指の消毒を求めるほか、来店を常連客に限るなど対策も強化した。特にマイクは1曲歌い終わるたびアルコール消毒し、毎日閉店後に分解して洗う。
感染拡大前は主に60~90代が毎日20人ほど来ていたが、今の客足は多くて1日5人。同店のママ律子さんは「みんな元気にしているのか心配。なかなか来てほしいとも言えないし」と寂しそうに語る。
函館市でカラオケ喫茶を営む男性(76)も、席数を半分に減らすなど感染対策を徹底。2日の営業再開後の客足はいつもの半分だが、60~70代を中心に1日10人弱の常連が訪れる。男性は「カラオケが生きがいの高齢者も多く、休業を続ければ孤立化してしまう」。
札幌市中央区のスナックでも9日、昼カラを楽しむ高齢者がいた。3カ月ぶりに訪れた同市白石区の主婦(70)は「店はちゃんと感染対策をしていた。高齢者の楽しみを奪わないで」。6月に入り3度目の来店をした中央区の無職男性(71)は「1人暮らしで、自粛期間中は人に会わず1日中テレビを見て寝る生活だった。言葉もうまく出てこなくなった」と打ち明ける。
日本介護予防協会(東京)は、高齢者のカラオケについて、認知症や誤嚥(ごえん)性肺炎の予防、免疫力の強化などの多くの効能があるとして推奨。式恵美子理事は「昼カラが危険という印象だけを強めるのではなく、行政は安全にカラオケを楽しめる対策を促すべきだ」と強調する。
カラオケの感染防止について、札幌保健医療大の小林清一教授(臨床免疫学)は「ポイントは『3密』になる場面を具体的に想像し、対策すること」と指摘。その上で《1》客同士が2メートル以上の距離をとるか、間に感染防止板を設ける《2》換気などで常に風通しを良くしておく《3》マイクを共用せず、1人触るごとに消毒する―の徹底を呼びかけている。(柳沢郷介、下山竜良、石垣総静、斉藤千絵)
インフルエンザの死者3000人。
調べればわかる。
メディアに踊らされていることを。