（公財）中部産業・労働政策研究会（中部産政研）様から、『産政研フォーラム』2021年春号（通巻129号）をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
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特集は前号に続いて「これからの技術革新の中での働き方」の第4回です。今回は阿部正浩先生、山本勲先生と経済学者が登場され、阿部先生は具体的事例、山本先生は統計データをひきながら、技術革新にともない代替的なタスクは縮小するが補完的なタスクは拡大するだろうから円滑な移行が重要だという経済学者のコンセンサスがそれぞれ述べられています。阿部先生の「「ジョブ型」とか騒がれて専門的スキルが過度に重視される傾向だが、むしろ機械が不得意な社会情緒的スキルを伸ばすことも重要だ」というご指摘は大切ですね。
大竹文雄先生の超ロングラン連載（今回第80回ですが、季刊誌なので20年！）「社会を見る眼」は新型コロナウイルスワクチンの接種意向に関する調査を紹介され、接種拡大・促進につながるナッジを提案されていてたいへん時宜を得たものとなっています。
