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【新番組】「安藤裕と三橋貴明の日本経済論 第二話」(前半)三橋貴明 AJER2020.6.7
    

 

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つばさの党、黒川敦彦代表、登場!ベーシックインカムの「財源」は何? [三橋TV第408回] 三橋貴明・黒川敦彦・高家望愛


https://youtu.be/T-kKzVV3Cp0
 

 5月19日に、稲田朋美議員に「正式」に三橋TVへの出演依頼をしたにも関わらず、何のお返事も頂けないため、改めてご依頼したいと思います。もちろん、お断りになるならば、それはそれで一つの判断ですが、「スルー」はないですわ。
 政治家でしょ、あなた? 国民の声を無視する政治家?


 5月19日にお送りした、出演依頼は以下。
 
『令和三年五月十九日 衆議院議員稲田朋美殿
拝啓 新緑の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 この度は、わたくし共がインターネット動画サイト「YouTube」にて運営しております、「三橋TV(チャンネル登録者数32.4万人)」にご出演頂きたく、ご依頼申し上げます。
 2020年度の経済成長率のマイナス幅がリーマンショック期を上回り、コロナ禍と自粛「要請」により国民が疲弊、困窮し、疫病死はもちろん、経済的苦境から自殺する国民が増えているにも関わらず、政府によって適切な財政政策が打たれない現状を、わたくし共は大変憂慮し、心痛めております。
 つきましては、単に現代の貨幣の理論を説明したに過ぎないMMTについて、
「MMTなる新説は、その民主党の09マニュフェストよりもはるかにでたらめな議論である」(2019年4月19日)
 と断言され、自民党の財政再建推進本部にて財政再建を主導している稲田議員におかれましては、なぜ「国民殺し」である緊縮財政を推進するのか。「財政破綻」とは、いかなる定義なのか。日銀が国債を買い取っている以上、政府の債務不履行など起きえない我が国で、なぜ緊縮財政を主張できるのか。等々につきまして、是非とも一度、お話を伺いたいたいと考えた次第でございます。
 そもそも、自国通貨建ての国債の債務不履行などあり得ません。これは、財務省も認めている「事実」でございます。
「財務省外国格付け会社宛意見書要旨
日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。」
 財務省が否定しているにも関わらず、財政破綻論に基づく緊縮財政を推進する稲田議員の御主張には、わたくし共は以前から大変、興味を持っておりました。
 無論、わたくし共の「稲田議員は緊縮派である」という認識が誤りであるというならば、ご出演時にご説明頂ければと存じます。
 快くご出演頂けるということであれば、スケジュールの調整等をさせて頂きますので、弊社、わたくし宛にご連絡頂きますようお願い申し上げます。
 ご検討のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
敬具
株式会社経世論研究所所長三橋貴明』

稲田朋美事務所(東京) 

 TEL.03-3508-7035
福井事務所 TEL. 0776-22-0510 


 さあ、皆さん、是非とも東京や福井の稲田朋美議員事務所に、「国民の声」を届けて下さいませ。あなたの電話一本が、世界を変えるかも知れないよ。国会が閉じたので、東京がだめなら、福井に電話してください。


 我々が政治家に声を出さない限り、何も変わらないのは確かです。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

リクエスト多数につき再掲載!

作家・古代史研究家 長浜 浩明【日本人はどこからきたのか?】【邪馬台国はどこにあったのか?】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 別に、タイミングを合わせたわけではないのですが、偶然、中野剛志先生が昨日、「租税貨幣論」系の寄稿をされていました。

納税の本当の意味と「機能的財政論」:中野剛志「奇跡の経済教室」最新講義第2回 中野剛志「奇跡の経済教室」最新講義
■通貨の価値の源は「納税の義務」
 前回説明したように、日本政府は自国通貨を発行できるんだから財源の心配がない。だったらなんで私たちは税金を取られているんでしょう?
 「自国通貨を発行できるから破綻しないんだ」ということを説明すると、よく「だったら無税国家ができるのか?」と言われるんですけれど、もちろん、無税国家は無理なんです。
 なぜ無理か。それは、政府が発行する通貨……日本円とか米ドルとか英ポンドですね……その通貨の「価値」と関係しています。
 政府は、自分達の発行する通貨を定めます。日本だと円、アメリカだとドルという通貨を法律で定めます。そして、国民に租税を課します。税金を払う義務を国民に課すわけです。
 そして、その支払い手段として、米とか麦とかではなくて「円で払え」と指示します。そうすると、例えば日本国民は、円を政府に納めると、納税義務を解消できるわけです。
 ですから、通貨(日本でいうと「円」)は、「納税義務を解消するための手段」ということになるわけです。
 そうすると、みんなお金が欲しくなりますよね。なぜなら、税金を払わなければいけないからです。納税義務があるから円が欲しくなる、だから円に価値が生まれる、みんなが円を「価値のあるもの」と考えるようになる。その価値のある円を、貯蓄や取引にも使ったりするのです。(後略)』

 日本国内で、日本円が流通するのは、日本政府の「徴税の権力」に因るのです。つまりは、国家権力こそが、貨幣の裏付けのでございますよ。


 それはまあ、国家権力の経済への介入を嫌悪し、市場(民間の自由な取引)を尊ぶ主流派経済学者には、
「なぜ、日本円が日本国内で流通するのか?」
 が、理解できないわけですよ。


 ちなみに、中野先生も書いていますが、革命や内乱といった混乱で、国家権力が弱体化すると、「自国通貨」以外が流通することは普通にあります(大抵は、米ドル)。


 実際、ソ連崩壊後のロシアなどでは、米ドルが流通していました。

 

 つまりは、日本国内で、
「このままでは日本円の信用がなくなり、為替レートは暴落する」
 とか言っている「アホ」共は、我が国で内乱、革命が起きることを望んでいるか、あるいは極端な供給能力の毀損(大震災などの自然災害、あるいは超長期デフレ)を望んでいることになります。


 不誠実なんだよ、お前らは。
 

 供給能力の毀損とは、国家の弱体化とイコールです。財政破綻論者、MMT否定論者、ハイパーインフレ論者は、自説に固執するあまり「国家の弱体化」を望んでいるわけで、紛うことなき「屑」どもなのです。というか、そこまで祖国の弱体化を望むならば、無人島でも買って、自給自足で暮らせよ。


 でもまあ、この種の「屑」たちも、同じ国民であるのは確かなのです。家族の中から「ダメな人間」が出たとしても、見捨てずに、
「あ、それさあ、間違っているから」
 と、諭し、何とか真人間になってもらうように努力する。(ちなみに、わたくし自身が真っ当な人間とはとても言えないですが)


 それでも、変わってくれないのかもしれない。人間って、そんなもんです。
 

 といった、生暖かいマウント視線で、あがき続けるしかないのです。財政破綻論者も、MMT否定論者も、ハイパーインフレ論者も、みんな同じ「日本国民」です。誤った道を進む人もいるけど、見捨てずに、彼らを更生させるべく努力を続けましょう。


 彼らを見捨てたときは、「次は自分の番」であることを覚悟しなければならない。それが「国民国家」という共同体なのですよ。
 

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