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「潜在成長率の誤解に殺される(前半)」三橋貴明 AJER2020.10.26
令和の政策ピボット呼びかけ人に、林千勝先生(近現代史研究家)が加わって下さいました。
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パラダイム・シフト! 世界が「財政拡大」に転換し始めた今・・・[三橋TV第314回] 三橋貴明・高家望愛
一度、配信を停止した都構想総括の動画を、室伏先生とsayaさんの音声を調整した上で再掲載しました。(三回に分けて、配信します)
新型コロナウイルス感染症の感染者数が増えてきています。
昨日、午後9時までに新たに日本国内で確認された感染者数は1715人。三日連続で、過去最多を更新。
大阪、神奈川、千葉、茨城、静岡の5府県で、一日当たりの感染者数が過去最多。
東京都の新規感染者は352人で、四日連続で300人超え。北海道320人と、三日連続200人超え。
菅総理は、13日時点では、
「緊急事態宣言や(政府の需要喚起策)『Go To キャンペーン』の見直しについては、専門家も現時点でそのような状況にはないという認識を示している」
と発言しています。
中央政府が「何もしない」となると、大阪府知事や北海道知事、東京都知事などが、
「断固たる措置を採る!」
と、テレビに出演しまくり、支持率を引き上げた上で「改革」を強行する、例の手法が再び使われるのかも知れません。コロナに怯える住民は、どうしても「強いリーダー」を求めてしまいます。
ところで、小野寺まさる先生が、
戦慄!北海道「カジノ利権」の背後に見え隠れする”竹中平蔵“の影 [三橋TV第312回] 三橋貴明・小野寺まさる・高家望愛
で解説して下さいましたが、自民党の二階俊博幹事長が、逮捕された秋元司(二階派)の背後で、北海道のカジノに関わっている可能性は高いと考えます。
北海道のカジノ・プロジェクトは複数あり、一つが中国マネーの「500ドットコム」と秋元が進めていた、留寿都村。
アメリカの「先住民族・セミノール族」が創業者のハード・ロック社が関わっている苫小牧。
苫小牧の西隣の白老町に造られたのが、例のウポポイ。
苫小牧のプロジェクトを推しているのが、北海道の鈴木知事。後ろにいるのが、アイヌ新法を通した菅総理大臣。
(※留寿都や苫小牧以外にもあります)
というわけで、北海道のカジノを巡り、二階幹事長と菅総理大臣は「対立関係」にある可能性が高い。
『都構想阻止「誇らしい」 二階自民幹事長
自民党の二階俊博幹事長は2日、国会内で同党大阪府連の大塚高司会長(衆院議員)と会い、反対多数で否決された「大阪都構想」の住民投票について報告を受けた。大塚氏によると、二階氏は「あれだけ劣勢だったのに、よくここまで頑張ってくれた。党として誇らしい」と反対運動を展開した府連をねぎらったという。』
大阪市の廃止と特別区設置が決まってしまうと、「菅カジノ構想」の一つである大阪が、一気に進むことになります。
北海道留寿都と、大阪は競合します。留寿都カジノと関係があるのだとしたら、二階幹事長が「都構想阻止」を愉快に受け止めたとしても、不思議でも何でもありません。
菅総理は、住民投票の日まで、”都”構想について賛否を示すことはありませんでしたが、終わった後も、
『「首相が3回目の住民投票はないだろうと…」自民党大阪府連が「都構想否決」を報告
11月13日、自民党大阪府連は、いわゆる「大阪都構想」の住民投票の否決を菅義偉首相に報告しました。(後略)』
自民党大阪府連の議員の感想を読むだけで、ものすご~い総理の「ガッカリ感」が伝わってくるわけですから、面白いものです。
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来年は、横浜市長選挙があります。
「ハマのドン」こと横浜港ハーバーリゾート協会会長の藤木幸夫氏は、
「自民党は全員落とす」」
と、カジノ推進に怒り狂っています。
『カジノ反対ハマのドンほえた「自民党は全員落とす」
「ハマのドン」藤木幸夫横浜港ハーバーリゾート協会会長(90)が13日、「今日ははっきり申し上げます。自民党は全員アウト。私が落とします」とカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を推進する首長、議員はすべて落選させると言明した。』
いつの間にか、我が国は「カジノ」が政治を動かす国にまで落ちぶれてしまいました。
あるいは、緊縮財政でデフレが続き、国民が貧困化し、
「カジノであっても、すがりたい」
状況にまで追い込まれたと言えばいいのでしょうか(北海道は、まさにこれ)。
この狂った状況を是正するためには、緊縮財政の転換と同時に、
「カジノが日本の政治を動かしている現実」
を、多くの国民が認識する必要があります。
というわけで、二日続けて「カジノが政治を動かす国」日本国について取り上げました。
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