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「PB黒字化目標は民間赤字化目標 でしょ?!(前半)」三橋貴明 AJER2020.2.9

    

 

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棄民国家「日本」 菅総理、あんた、本当に人間か? [三橋TV第352回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/JVwCEk0Ji0U
 

 緊縮派の政治家がおぞましいのは、
「国民に厳しいこと言っている、俺、カッケーッ!」
 と、自己陶酔に浸り、さらに有権者に対しては、
「将来世代のために、お前たちを苦しめるけど、いいよね。まさか、お前たち、自分のために将来世代を苦しめて構わないとか言わないよね」
 と、自己犠牲を強いてくるところです。


 現実には、主権通貨国の日本は将来世代にも、現在の世代にも一切の(貨幣的な)犠牲を求める必要はありません。単に、政府が貨幣発行(国債発行+財政出動)をすれば済む話です。

菅義偉氏、野田佳彦氏の指摘に「私自身も大事だと思っている」 財政健全化で「かみ合った」新旧首相
 かみ合わない論戦が目立つ国会の論戦で、珍しく質問者と答弁者の歩調がそろう場面があった。2021年2月15日の衆院予算委員会で行われた、菅義偉首相と立憲民主党の野田佳彦元首相とのやり取りだ。
 首相が首相公邸に住むべきかに関する議論では両者の意見が鋭く対立したものの、財政規律をめぐる議論では大筋で方向性は一致。財政再建論者として知られる野田氏の「財政も緊急事態」という認識を共有すべきだという訴えに、菅氏は「ご指摘をしっかり受け止める」などと応じた。(中略)
 その上で、国民に「緊急事態宣言」にともなう協力を求めていることと合わせて、財政も「緊急事態」だと訴えた。
「財政出動はやむを得ないが、財政も緊急事態であるということは強く認識した上で、このことは国民の皆様にもご説明することは必要ではないか」
 菅氏は現時点での新型コロナに対応するための財政運営について「ご理解いただけると思う」とする一方で、財政健全化の重要性にも言及した。』

 どうしようもない、おぞましき連中です。間違った政策で、議論がかみ合ってどうする。
 とはいえ、現実には野田、菅のような緊縮派政治家が多数派です。彼らが「改心」する可能性は限りなく低いので、「事実」をもって批判し、「国民」の考え方を変えていくしかありません。

【日本政府の長期債務残高とインフレ率・長期金利】


http://mtdata.jp/data_73.html#saimu

 1970年と比較し、日本政府の長期債務残高は155倍になり、かつ増え続けている。
 野田、菅、お前ら、過去の先人が残した「借金というツケ」を払ったのか? 「借金は必ず返済しなければならない」というならば、長期債務残高は減るはずなのだが。


 というよりも、お前らの緊縮政策により、安全保障が弱体化し、コロナ禍に対応できず、ひたすら貧乏になるという形で、我々が「ツケ」を押し付けられているんだよ。


 将来世代にツケを残したのは、お前らの緊縮政策だ。

 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】


現在、特別コンテンツ 【信じがたい歴史的真実!フランス革命とMMT(現代貨幣理論)】の一部をYoutubeで公開中!

https://youtu.be/j-lLu2feXfU

 

【2020年9月末時点 日本国債所有者別内訳】


http://mtdata.jp/data_73.html#kokusai20Sep

 そもそも、日本銀行が国債を買い取れば、政府の実質的な返済負担・利払い負担は消滅する日本で、なぜ「財政が緊急事態」なんだよ。


 すでにして、48%の国債は日本銀行が保有している。利払いは不要だし(実際には利払いをしていますが、日銀決算後に国庫納付金として戻されている)、返済も不要(地球滅亡の日まで借り換えていけば済む話)。


 かつては、日銀が国債を買えば、終わる話だろ。といった主張に、
「そんなことをしたら、ハイパーインフレーションが~っ!」
 と、反論されたものでしたが。

【日銀当座預金(左軸)とインフレ率(右軸)の推移】


http://mtdata.jp/data_73.html#touza

 2013年以降、日銀は何と500兆円近くも日銀当座預金を発行し、(主に)国債を買い取っていきましたが、直近のインフレ率はマイナスなんだが。


 ここまで「間違い」が証明されている財政破綻論を、一応は有権者から主権を託された政治家たちが、大真面目に議論し、「かみ合った」などとやっている。
 我々が変わるしかありません。


 繰り返し、繰り返し、正しい情報を発信し、コミュニケーションで人々を変えていくしかない。民主制とは、そういうものです。


 国民を変え、財政破綻論の政治家を落選させる。我々がやるしか、ないのですよ。
 

 将来世代に「緊縮のツケ」をこれ以上、残さないためには。

 

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