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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

日本共産党の小池晃書記局長にパワハラで警告処分。地方議員の名前の呼び間違えで、それを正した田村智子政策委員長を逆に𠮟責。謝罪までに8日かかったことも大問題だ。

2022年11月14日 | 日本の政治

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 日本共産党は、志位委員長に次ぐナンバー2である小池晃書記局長が党の会議で田村政策委員長を厳しく叱責したことがパワーハラスメントにあたるとして、警告の処分にし、小池書記局長が自己批判と共に自らの処分を公表しました。

 11月5日に開かれた党の会議で、小池書記局長が地方議員の名前を間違って読み上げ、司会を務めていた田村政策委員長が訂正したところ、小池氏が田村氏に対し

「間違えていない。訂正する必要はない」

と強い口調で叱責したということです。

 昨日11月13日に突然、小池氏がツイッター上で謝罪したのがこちら。

 



 小池氏は数日後に田村氏に謝罪しましたが、党の内外から「パワーハラスメントではないか」という声が寄せられ、11月14日日開かれた党の常任幹部会で警告の処分が決定されたということです。

 小池氏のツイートでは

「田村さんには会議後に謝罪しました。」

と書かれていて、あたかも会議の終わった後その会場で謝ったかのように弁明していますが、数日後に謝罪したということなら、これはごまかしですから説明の仕方として非常に良くないですね。

共産党・小池晃氏が同僚パワハラ 会合で叱責、警告処分: 日本経済新聞

記者会見する小池氏と同席した田村氏。

 

 

 実際にどのような会合でどんなやり取りがあったのか、FLASHだけが報じています。

『小池氏は壇上で「相模原市議団の松本千賀子議員団長」と名前を挙げた。

 小池氏が壇上を降りた直後、司会を進行していた田村氏が「相模原市議団長のお名前は松本千賀子さんではなく、正しくは松永、松永千賀子さんでしたので、訂正をいたします」とすぐに訂正。

 その後、地方議員候補者からの発言に移る際、小池氏は田村氏のもとに詰め寄った。

「ちゃんと松永って読んでるって」(小池氏)

「名前ですよ」(田村氏)

「訂正する必要ないって」(小池氏)

「ごめんなさい」(田村氏)

 田村氏はとっさに謝罪したものの、小池氏が「松本」と名前を読み間違っていることは、動画にハッキリと記録されている。この動画がSNSで拡散され、「パワハラ」の声が巻き起こったのだ。』

 

 

 たまたまこの動画が残っていたので拡散され、共産党の内外から批判が起こって小池氏が公開謝罪をして、処分も受けることになりましたが、それでもツイートでの謝罪まで8日間もかかり、謝罪の内容にもごまかしがあるのですから、動画が残っていなかったらどうなっていたかわかりません。

 小池氏は記者会見で

「私の対応はパワーハラスメントそのもので、あってはならないことだった。二度と繰り返さないために深刻な反省と自己改革が必要だと肝に銘じている。警告は当然の処分であり、受け入れて全力で職務にあたっていきたい」

と述べているのは率直でいいのですが、しんぶん赤旗は今日14日月曜日は休刊日なのかなんなのか、記事がありません(そのタイミングでの謝罪まで待って謝罪を延ばしていたと言われても仕方ない)。

 明日15日、共産党がどのような公式見解を出し、この件をどう報道するのか注目したいと思います。

 

当ブログでも鋭い追及を何度も取り上げてきた小池晃書記局長。
 
自衛隊の統合幕僚監部が、中谷防衛相も知らない間に、戦争法案成立を前提に自衛隊運用計画を立てていた!

 

小池晃対話集 政治に希望はある

小池 晃 | 2019/4/22
 
 
 
 

明石市長の泉氏がまた暴言を吐いて政界からの引退を表明しましたが、パワハラはれっきとした違法行為ですから、いい政治活動をしていようが何だろうが責任を取るのは当然なんですよ。

FLASHの記事に

「小池氏が詰め寄り、田村氏に謝罪させるパワハラ。こんな恫喝体質が、民主主義だダイバーシティだとか言っているのだから笑わせる」

という厳しい意見が載っていましたが、私も間違った小池氏がそれを正した田村氏に謝罪させる、もっと言えばあれだけ国会では切れ味鋭く、私は個人的に委員長にしたらいいとまで言っていた田村氏が党内の序列によって思わず謝らされるのが、共産党の体質なんだとくっきり浮かび上がった事件だったと思います。

日本共産党がこの事件に正しく対処するつもりがあるなら、小池氏を書記局長から降格させるしかないです。

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共産 小池書記局長をパワハラで警告処分

共産党は、小池書記局長が党の会議で田村政策委員長を厳しく叱責したことがパワーハラスメントにあたるとして、警告の処分にしました。

共産党によりますと、今月5日に開かれた党の会議で、小池書記局長が地方議員の名前を間違って読み上げ、司会を務めていた田村政策委員長が訂正したところ、小池氏が田村氏に対し「間違えていない。訂正する必要はない」と強い口調で叱責したということです。

小池氏は数日後に田村氏に謝罪しましたが、党の内外から「パワーハラスメントではないか」という声が寄せられ、14日開かれた党の常任幹部会で警告の処分が決定されました。

小池氏は記者会見で「私の対応はパワーハラスメントそのもので、あってはならないことだった。二度と繰り返さないために深刻な反省と自己改革が必要だと肝に銘じている。警告は当然の処分であり、受け入れて全力で職務にあたっていきたい」と述べました。

 

 

共産党・小池書記局長が「パワハラ叱責」を謝罪 議員たちの「じつは気になってた」発言に「もの言えぬ党」と集まる批判

社会・政治 投稿日:2022.11.14 17:07FLASH編集部

 
共産党・小池書記局長が「パワハラ叱責」を謝罪 議員たちの「じつは気になってた」発言に「もの言えぬ党」と集まる批判

(写真・時事通信)

 

 

 11月13日、日本共産党小池晃書記局長が自身のTwitterで突然、こう謝罪した。

 

《5日の日本共産党地方議員・候補者会議の報告で、私が議員名を間違えたにも関わらず、司会の田村智子副委員長に、間違ってないと叱責し、威圧的な言動をとったことを深く反省しています。田村さんには会議後に謝罪しました。ハラスメント根絶をめざす党の一員として、今後たえず自己改革に努めます》

 

 

 11月5日に、共産党が党本部で開催した全国地方議員・候補者会議。ここでの小池氏と田村智子副委員長・参院議員とのやり取りを切り取った動画がSNSで拡散し、小池氏の態度が「パワハラ叱責」と批判されていたからだ。

 

 小池氏は壇上で「相模原市議団の松本千賀子議員団長」と名前を挙げた。小池氏が壇上を降りた直後、司会を進行していた田村氏が「相模原市議団長のお名前は松本千賀子さんではなく、正しくは松永、松永千賀子さんでしたので、訂正をいたします」とすぐに訂正。その後、地方議員候補者からの発言に移る際、小池氏は田村氏のもとに詰め寄った。

 

「ちゃんと松永って読んでるって」(小池氏)

 

「名前ですよ」(田村氏)

 

「訂正する必要ないって」(小池氏)

 

「ごめんなさい」(田村氏)

 

 田村氏はとっさに謝罪したものの、小池氏が「松本」と名前を読み間違っていることは、動画にハッキリと記録されている。この動画がSNSで拡散され、「パワハラ」の声が巻き起こったのだ。

 

《小池氏が詰め寄り、田村氏に謝罪させるパワハラ。こんな恫喝体質が、民主主義だダイバーシティだとか言っているのだから笑わせる》

 

《間違いが動画で示されてしまっているのに何日も放置とはすごく残念》

 

《小池晃さんのパワハラ問題をきちんと検証しないなら、応援の意味で取っていたしんぶん赤旗をやめようと思う》

 

 11月13日には、北海道札幌市で「統一地方選勝利を目指す日本共産党札幌圏大演説会」が開催された。この演説会終了後、小池氏は自身のTwitterで謝罪。小池氏がウヤムヤにせず謝罪したことに、SNSでは安堵した声が多く上がった。ただ同時に、共産党の体質を疑問視する声も多く上がっている。

 

《小池晃さんの謝罪ツイートを見て、今さら「あのときはモヤモヤした」「気になってました」とか言う共産党議員が続出。結局、上の人たちの顔色を見て行動してるってことでしょ?会社員的な議員ばっかりで、国を良くすることってできるんでしょうか?》

 

《謝罪は評価するところなのですが、共産党議員から今になって「実は気になっていた」という反応が次々付くのは、上にはもの言えぬ共産党の全体主義的な現状を示していると思うので、小池晃さんにはこれを機にそちらもよく考えてほしい》

 

 しんぶん赤旗電子版によると、11月5日の全国地方議員・候補者会議は、2006年以来の取り組みで、地方議員の8割、候補者の9割、あわせて2300人以上が動画を視聴したという。

 

 小池氏の謝罪前から疑問の声を上げる地方議員もいたというが、来春の統一地方選に向けて、共産党の「自浄能力」が試されることになりそうだ。


 

SmartFLASH )

 

 

参院選の投開票日に共産党の候補者名が並んだボードの前に立つ(左から)田村智子政策委員長、小池晃書記局長、志位和夫委員長=2019年7月、東京都渋谷区の同党本部

 小池氏によると、今月5日の党会合で自身が議員名を間違えて発言したにもかかわらず、司会を務めた田村氏に発言を訂正されると、「訂正する必要はない」などと詰め寄って叱責。その後、議員名の誤りに気付いたという。映像がSNS上で拡散し、小池氏の言動に批判が高まっていた。
 小池氏は会見で、田村氏に謝罪したと明かし、「パワハラそのものだ。大変まずい対応だったことを深く反省したい」と釈明。対応の遅れに関し、「批判が寄せられた結果、パワハラという認識に至った」と語った。警告は4段階の処分のうち重い方から4番目。
 志位和夫委員長も会見し、「絶対にあってはならない言動だ。大変申し訳なく、責任を痛感している」と陳謝。同時に、田村氏から14日の会議で「ハラスメントと受け取らなかった」との発言があったと説明した。

 

 

共産・小池書記局長に「警告処分」 「パワハラ」認め自己批判

共産党の小池晃書記局長
 

小池氏は会見で、「パワーハラスメントそのものだった。私自身の品性の上での弱点があらわれたものだと自己総括している。再び繰り返さないためには、深刻な反省と自己改革が必要だと肝に銘じているところだ」と強調した。

「弱点」については、「直ちに強く反応してしまうような、よく考慮せずに、相手に対するリスペクトというか、そういった態度に問題があったのではないか、欠落しているのではないか、というふうに言われても仕方のない対応だったという意味で申し上げた」と説明した。

小池氏は5日の党会合で、地方議員名を間違えたにも関わらず、それを指摘した司会の田村氏に対して「間違っていない」と威圧的な言動をとった。

謝罪表明が遅れたことに関しては「自らただすことができなかった。批判が寄せられた結果、パワハラという認識に至った。そこまで時間がかかってしまったということも反省点として申し上げたい」と語った。

「共産党の体質が出たのでは」という指摘については「ひとえに私自身の重大な弱点があらわれた問題だと申し上げたのはそういうことでもある」と全面否定。共産関係者からも批判の声があがった点には「わが党は『ハラスメント根絶』を掲げている政党だ。党員の中からも批判の声が出るのは当然だ。党の中心で役割を担っている私のような者が、この問題を曖昧にしてはいけないと思っている」と述べた。

 

 

共産党は14日、小池晃書記局長によるパワーハラスメントがあったとして、党規約に基づく警告処分とした。党会合で田村智子政策委員長を不当に叱責したと認定した。

小池氏は記者会見で「私自身の品性の上での弱点が表れたと自己総括している。深刻な反省と自己改革が必要だと肝に銘じている」と謝罪した。

小池氏は5日に東京都内で開かれた党会合で、地方議員の名前を誤って読み上げた。進行役の田村氏が訂正すると、小池氏は「間違っていない。訂正する必要はない」などと詰め寄った。

小池氏は会見で、14日の常任幹部会で口頭による警告処分を受けたと説明。田村氏に直接謝罪したとも明らかにした。「全力で職務に当たっていきたい」と述べ、書記局長の辞任は否定した。

志位和夫委員長も会見し「ハラスメントの根絶が大方針の党として、あってはならない言動だ。責任を痛感している」と陳謝した。〔共同〕

 

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1 コメント

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姿勢 (時々拝見)
2022-11-16 21:27:47
間違いは間違いとただす体質、必要ですね。
統一教会問題でがんばってほしい時、しっかりしてほしいものです。

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