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「節電要請、節ガス要請、そして、節食要請」(前半)三橋貴明 AJER2022.7.19
  

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嵐は過ぎ去らない 首をすくめる暇があるなら、反論、反撃せよ![三橋TV第576回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/liw_CmNcXKY

 

 

 貨幣や税金、財政の仕組み(プロセス)について理解してしまうと、「財源論」がつくづくバカバカしくなってきます
 

 そもそも、政府は、
「税金を集めて、予算を執行している(=支出している)」
 わけでも何でもない。というか、行政プロセス上、そんなことは不可能なのです


 政府はまずは国債や国庫短期証券という「貨幣」を発行し、国民に支出してしまう。支出が終わった「後」、税金が徴収されるわけですが、「支出する」ために集めたわけではない。何しろ、支出はすでに終わっています。
 

 というわけで、政府は徴税分、国債を償還し、残高を消してしまう。つまりは、我々は「国債を償還するため」に税金を徴収されているわけです。


 我々が支払った税金が、
「橋を造るのに使われた」
「防衛力を強化するために使われた」
 というのであれば、まだしも納得がいきますが、そんなことはない。
 

 それこそ、「税金は橋を創るために使われる」「税金は防衛力強化のために使われる」というのであれば、「建設特別財源」「防衛特別財源」といった感じで、特別会計化するしかない。
 

 上記を理解すると、
「じゃあ、支出は国債発行でするとして、その後、徴税しなければどうなるの?」
 という疑問を持つでしょうが、別に、国債発行残高が減らないだけ。インフレ率が健全な範囲に収まる限り、それで何の問題もない。


 結局、国債を「借金」として認識するから間違えるわけで、国債は貨幣です。ちなみに、銀行には「譲渡性預金」という国債と全く性質が同じ債券があります。譲渡性預金について「貨幣ではない」と主張する人は、一人もいません。そして、国債もそうなのですよ。

参考:メルマガ 週刊三橋貴明 Vol690 譲渡性預金
http://mag2.com/m/P0007991.html

 

 

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

第四十一回「皇統論 平将門の乱-新皇ー」「歴史時事 神がそれを望んでおられる」がリリースになりました。
ぜひ、ご入会下さい。

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岸田首相に3つの財源論 防衛力強化・脱炭素・社会保障 安倍元首相の不在大きく
 岸田文雄首相は参院選の公約の実現へ財源の論議に取り組む。防衛費の増額、脱炭素への投資、子育て支援など社会保障の3分野で、国民の負担につながる可能性がある。自民党の最大派閥を率いた安倍晋三元首相が銃撃で死去し、党内をまとめる支柱は不在だ。議論の決着までの道筋が描きにくくなった。
 首相は年内の国家安全保障戦略など3文書の改定に合わせ、防衛費の相当な増額を確保すると言明した。5月にバイデン米大統領に約束した。7月14日の記者会見で「内容と予算と財源をセットにして年末にかけて議論をしていく」と語った。(後略)』

 財源など、国債発行、つまりは貨幣発行に決まっています。総理がやりたいことがあるならば、やればいい。普通に国債を発行して。


 ところが、貨幣観、財政観を間違えているため、
支出を増やすためには、税金で資金を調達しなければならない
 という狂った発想に、多くの政治家、国民が支配されている。となれば、財務省の思うつぼ。国民に必要なサービスを提供する「代わりに」増税が必要という「嘘」を簡単に広められる。


 このままでは、冗談抜きに「増税の三年間」になりそうです。
 皆様、正しい貨幣観と財政の真実の拡散を支援してください。
 日本政府は、増税なしで「国民守り、救う支出」が可能であり、しなければならないのです。
 

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