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経世済民学_年末特別対談『三橋貴明&安藤裕「日本経済この一年」Part1』

経世済民学_年末特別対談『三橋貴明&安藤裕「日本経済この一年」Part2

    

 

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菅義偉 共同体への帰属意識がない内閣総理大臣 [三橋TV第335回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/-p4x39d3b84
 

【Front Japan桜 SP】新春キャスター討論:激動する世界と漂流する日本[桜R3/1/4]
https://youtu.be/aMSDMOOKzik

政府 7日にも首都圏の1都3県に「緊急事態宣言」出す方向で調整
 新型コロナウイルス対策で、政府は7日にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言を出す方向で調整しています。
 経済への影響を最小限に抑えたいとして、飲食の場での感染リスクの軽減策など限定的な措置を講じる方針です。
 菅総理大臣は、4日の記者会見で、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、特別措置法に基づく緊急事態宣言の発出を検討する考えを表明しました。(後略)』

 緊急事態宣言・・・・。
 果たして、十分な補償はされるのでしょうか。


 飲食店はもちろん、バリューチェーンでつながる食品業、飲料業、運送業、卸売業などなど、様々な業界で働く「同じ国民」が打撃を受けます。日本国民の共同体である「日本国政府」は、果たして我々を救ってくれるのか。
 

 昨日の討論では、主に「共同体」がテーマでした(というか、そうしました)。
 

 現在の日本が抱えている問題の「根底」は明確で、

【ナショナリズム 対 グローバリズム】


http://mtdata.jp/data_72.html#NvsG2

 まずは、右側の「グローバリズム」に基づく政策ばかりが推進され、ナショナリズムの根幹である「共同体」が破壊されてきた。


 共同体の破壊は、別に最近、始まったわけではなく、1945年8月15日。大東亜戦争に敗北した時点から始まっていた。
 

 いわゆる「戦後」に、「縦のナショナリズム」である「歴史」が奪われていきます。いわゆる、自虐教育です。
「日本は悪い国」
 と、教わり続けた国民が、「日本国」という共同体の維持発展に努めるはずもありません。

【両軸のナショナリズム】


http://mtdata.jp/data_73.html#nationalism

 さらには、1979年の大平内閣(中曽根内閣ではありません)以降、トロツキズムと経済界が「ガッシャーンッ!」と結びつき(香山健一と土光敏夫)、日本政府を弱体化する「グローバリズム」の政策が始まった。横軸のナショナリズムの破壊です。

 そして何と、その後、四十年も路線変更がなさらず、日本国は次第に政府を「小さく」していったのでございます。
 

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http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 政府を小さくし、共同体を破壊した。日本国民は次第に「個」に解体されていった。


 結果的に、非常事態に全く対応できない状況に至った。
 

 それだけの話です。
 

 共同体の破壊と「小さな政府化」に、「貨幣観の間違い」が加わり、財政破綻論と自己責任論が互いに影響を与え合い、ネジくれた状況を解消できない。

【国家観と貨幣観】


http://mtdata.jp/data_72.html#kan


 貨幣観が正しければ、現在のような国民が困窮する時期に、
「政府が貨幣を発行し、国民を救えばいい」
 と、政府がパワーを発揮し、結果的に「国家という共同体」の価値を国民に見直させることができる。


 ところが、現在の日本は「小さな政府」「間違った貨幣観」に冒され、
「政府は国民を救うことはできない。だから、自己責任」
 と、自己責任論が蔓延してしまう。というか、他に解決策を述べようがない。


 自己責任論は、財政破綻論を正当化する。自己責任が正しいのだから、財政破綻する政府に頼ってはならない。
 

 そして、財政破綻論が自己責任論を正当化する。財政破綻するのだから、自己責任が当然だ。
 

 この「雁字搦め」の状況から脱するためには、どうしたらいいのでしょうか。


 大変、残酷な話ではありますが、国民が「非常事態」に苦しみ、一人一人が考えだすしかないのかも知れません。
 

 我々が生き延びるためには、まともな国家という共同体が必要だ。さらには、日本国という共同体は国民を救うことができる。


 正しい国家観と貨幣観の「双方」が必要なのです。
 

 貨幣観は、人類の文明・歴史的には「最近」の話ですが、国家観ならぬ「共同体観」は「初期の人類」時代から必要だったはずなのです。
 

 何しろ、人間は「初め」から共同体に属することなく生き延びることはできなかった。
 

 具体的には「権利の認定」「生産性向上」「安全保障確率」という三つの課題をクリアーするために、共同体が必要だった。
 

 その共同体の価値を貶め、人間を「個」に分解していくのがグローバリズムというわけです。
 

 今回のコロナ禍は、敗戦後、七十五年間間違え続けてきた、具体的には「共同体」の価値を貶めてきた日本国民に与えられた、最高のチャンスなのです。共同体を立て直そう。共同体を取り戻そう。
 

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