まん延防止や緊急事態宣言の「点灯」って、頭が全部、太陽の塔か通天閣。

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　厚生労働省によりますと、２０２２年８月３日時点の全国の新型コロナウイルスの重症者は前の日から38人増えて516人となりました。

　全国の重症者は6月下旬には30人台まで減っていたものの、7月29日、およそ3か月半ぶりに400人を超え、それからわずか6日で500人を超えました。 500人を超えたのは今年4月5日以来、4か月ぶりです。

　大阪府は８月４日の重症者数が６５人、死者は全国最多の１５人。

　そして、この重症者数が大阪でも全国でも極端に少なく算出されてしまっているのはすでに書いた通りです。

【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移

コロナ「重症者」の定義がオミクロン株には全く合っていないのに放置。死亡者数最多の大阪府では重症入院患者231名死亡に対して、軽中等症で1937名が死亡。岸田政権も維新も真面目にコロナ対策をしろ。

　そんな中、コロナ死者数全国最多を更新中の大阪府。

　大阪府の吉村洋文知事は２０２２年８月４日に大阪ローカルの読売テレビ「ｔｅｎ．」という番組に出演し

「まん延防止法も、緊急事態宣言はもう点灯しないと思います。

　させる予定もないです。

　ここは、ウイルスの特性がだいぶ変わってきたということと、コロナとどう共存するのかを考えた時には、要請するつもりもありません」

と言い出しました。

　吉村維新はとうとう、コロナ軽視の風潮を日本国中に「まん延」させるのに成功してしまい、堂々と、碌な対策も打たないまま大阪府民のコロナ死者を増やし続けると宣言したわけです。

　ウイルスの特性がだいぶ変わってきたって、あなたは同じオミクロン株だったコロナ第６波ではまん延防止措置を要請したじゃないですか？

　今のＢＡ.５はそれより感染力が１・３倍と高いだけで、毒性は変わっていませんよ？

　どうして急にウイルスの特性が変わったと言い出し、もうまん延防止や緊急事態宣言が要請しなくて大丈夫と言えるんですか？

　しかも、新自由主義で経済優先を唱え続けてきた吉村維新は、コロナ第６波の時はすでにまん延防止を適用されていた１６都道府県に遅れ、３４都道府県に拡大するときに入れてもらうという失態で、東京都などよりまん延防止措置の要請が遅れたため、大阪はコロナ第６波では人口比で東京都の３倍の死者を出したんです。

【＃維新に殺される】大阪は東京なら緊急事態宣言要請の病床使用率50％を超えた。全国42人の死者中10人が大阪。まん延防止措置さえ27日からに遅れた吉村府知事は、今すぐ緊急事態宣言を要請すべきだ。

　そして、米軍基地にオミクロン株を持ち込まれて全国でいち早くコロナ第６波に襲われた沖縄を超えて、２月頭には人口比で沖縄のコロナ死者の２倍に。

【#維新に殺される】2月2日、全国82人の死亡者のうち19人が大阪。コロナ第6波での人口比の死亡者数が沖縄の2倍、東京の4倍の大阪府。無能を隠蔽しパフォーマンスに走る維新の吉村府知事はすぐに辞職せよ。

　橋下府政から続く大阪の医療・保健破壊で松井市長の大阪市は、ハーシスへの入力が間に合わず、最初９２００人、最終的には２万人以上の感染者数を後から報告する羽目に。

【#維新に殺される】吉村府知事がまた医療非常事態宣言。他の病気の手術も延期。松井市長がまた感染者入力遅れで9200人追加。全国155人の死者のうち29人が大阪府という惨状を招いたのは維新だ。

　２月９日には、コロナ死者の絶対数でもコロナ第１波からの累計で、大阪府が人口１・６倍の東京都を抜いて全国最悪になりました。これはいまだに続いていて、大阪府のコロナ死者数はそろそろ５５００人ですが、５０００人台になっているのは大阪府だけです。

死者数も、コロナ第６波では人口比で全国の２・４倍に。

【#維新に殺される】忽那賢志大阪大学教授「東京などと比べて大阪で多い理由の一つは、まん延防止等重点措置のタイミングが遅かったことがある」「まさに今、悪循環が起きています」

　それで、吉村府知事は全国で唯一大阪府だけが緊急事態宣言を政府にお願いするかどうかという崖っぷちに立たされ、２月１４日に判断するとしていたのですが、維新の無能をさらす決断ができず、延期。

【#維新に殺される】吉村府知事が２月１４日、緊急事態宣言を要請するか否かの判断を先送り。大阪は全国最悪の重症者・死者を出す医療崩壊状態なのに、維新のメンツがつぶれることだけを心配した卑怯者。

　吉村府知事のその煮え切らない態度に、２月１５日のオンライン開催で開催された全国知事会の新型コロナウイルス対策本部会合では、丸山島根県知事が、大阪府の介護施設で感染して中等症となりその後容体が悪化するも搬送先が見つからずに父親が亡くなったとのツイッター投稿を例に挙げられ

「こうした死亡例がないか各県が1週間分を検証すべきだ。そうした事例があれば緊急事態宣言を出すべきだ」

「法律上、一定の要件に達した場合、緊急事態宣言を出すのは義務だ。法律違反の疑いもある」

と、吉村府知事が緊急事態宣言を要請しないことが違法だと断罪される始末。

【#維新に殺される】丸山島根県知事が吉村府知事の目の前で「法律上、一定の要件に達した場合、緊急事態宣言を出すのは義務だ。大阪府に緊急事態宣言を出さないのは法律違反の疑いもある」

　とうとう、吉村府知事は大阪府民よりも維新と自分の体面を重んじて緊急事態宣言を要請せず。

　ちゃんとしたコロナ対策をする代わりに、吉村府知事は２月下旬から３月上旬にかけて、大阪は高齢者の比率が高い→それが嘘とバレると大阪では高齢者と若者の距離が近い？などと、全くデータに反する奇説珍説をなじみのテレビ番組で持ち出して、大阪のコロナ死者数を誤魔化そうとしました。

【#維新に殺される】大阪府が全国最悪の死者数の理由。吉村府知事「高齢者と若い世代の生活圏が非常に近い」吉本芸人「おじいちゃんおばあちゃんが近くに住んでる」←嘘を暴く！【＃吉村はんよう殺っとる】

【#維新に殺される】吉村府知事がコロナ死者数最悪の状況に珍説「大阪は高齢化率も高いが高齢者と若い人の生活圏が近い」←大阪は高齢化率は日本の都道府県で41番目、3世帯同居率は43番目(笑)

コロナ死者最悪の大阪の吉村府知事が「高齢者と若い世代の生活圏が非常に近いんじゃないかとおっしゃる方もいる」とテレビで言い訳。記者が誰が言ったのかと突っ込むと吉村氏「基本的には僕自身の考え方です」ｗｗ

　そして、吉村府知事は３月２１日の全国のまん延防止措置一斉解除に大阪府も加わるか悩みに悩んだのですが、結局、お情けで入れてもらってしまい、さらにコロナ死者を増やしたのでした。

吉村府知事を有名にした大阪モデル（しかも緩和版）でも赤信号なのに、まん延防止措置は解除してしまう愚かさ。

お情けで他の県に合わせてまん延防止措置解除してもらう大阪府は専門家会議を2020年10月を最後に１度も開いていない。維新の吉村府知事は専門家と現場の話を聞いて保健師・看護師などを増やすことから始めよ。

　こうやって同じオミクロン株で感染が拡大した今年頭のコロナ第６波での吉村府知事の醜態を振り返れば、コロナ第７波ではまん延防止も要らないなどと言える要素は何一つありません。

　ところが、吉村府知事は今後重症化リスクの高い人への感染が拡大したり医療がひっ迫したりした場合は、今後も大阪モデルの「赤信号」を点灯させて乗り越えたいと説明しました。

　大阪モデルの赤信号はすでに点灯させているのに、大阪でのコロナ感染者数はピークに達していて、これから２週間、死者も増え続けるのですよ？

　それなのに通天閣を赤く染めたら何か問題が解決すると言いつくろう、吉村府知事のいい加減さが許しがたいです。

　そしてこうしてまた、維新に殺され続ける大阪の人々がお気の毒でなりません。

昨日の夜中に書いた

２０万人署名を踏みにじって、カジノの是非を問う住民投票条例案を大阪府議会で否決した維新の会。抗議する市民に維新議員たちが大笑いしながら「はよ出ていけアホンダラ！」と罵倒。これが維新の「民主主義」だ。

といい、世の中にこんなにひどい人たちがホンマにいるんやなあと、１０年も維新を批判し続けてきた私もあらためてガッカリしているくらいです。

カジノというバクチには一生懸命で、コロナという市民の本当のピンチには手を打ちませんとあらかじめ宣言するとか、どういう人間たちなのか、全く理解できません。

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