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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

新型コロナ対策の政府専門家会議の速記録が真っ黒!公開されるのは2030年!西村担当大臣「公表を望まない専門家がいる」。それは、最初から安倍政権が議事録を取らない、公表しないといっていたからでしょ!

2020年08月24日 | 自公政権の拙劣なコロナ対策

必ず安倍内閣を総辞職に追い込むその日まで。

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 まだ紙が発明されていなかった数千年前の古代中国でも、竹簡に記録を残すなど歴代王朝はなんとか公務の歴史を残そうとしていました。

 日本だって、稗田阿礼まで綿々と大和朝廷の歴史を口伝えで残してきたから古事記を作ることができたんです。

 記録を残さなない、改竄する、廃棄するという安倍政権は数千年前の人類以下ですよ。

 

 

 FNN(フジテレビ)が政府に情報公開請求していた、政府の専門家会議の速記録が、ほぼ全てが黒塗りでした。

 そもそも、正式の議事録を取っていなくて、速記録はありますということだったのがおかしいのですが、その速記録を公開させてみたら、ほぼ黒塗り。

 黒塗りが除外されていたのは簡単な挨拶程度だけで、具体的なやり取りの記録は全く確認することが出来ないようになっているんです。

 この専門家会議の速記録を黒塗りにした理由について、安倍内閣の新型コロナ担当大臣である西村君は

「自分は公開されない前提で話したという意見をいただいたので、残念ながら公表できないということになった」

などと説明していますが、当然、ネット上の世論は驚きあきれ、猛反発しています。

 

 なんでこんなことになったかと言うと、そもそも安倍政権が議事録を残さないことを前提に会議を開催しているから、専門家もそのつもりで話したなどということになるのです。

 しかし、本当に自分の発言を公開してもらったら困ると言った専門家がいるんですかね?むしろ、安倍首相以下閣僚が都合の悪いことを言ったのでは?

 だって、政府の専門家会議に呼ばれて受諾したら、自分の発言が社会に公開されるのが普通だと思っているはずです。

 

 台湾・韓国などが新型コロナ対策に成功したのは、SARSの時の教訓を生かしたからだとされています。

 しかし日本では、政府内にまたも経験が蓄積されないことになってしまいました。

 桜を見る会の招待者名簿廃棄と言い、森友事件での財務省の公文書廃棄と言い、記録を残す重要性が全く分かっていない、いやむしろわかっているからこそ記録を取らない・廃棄するという安倍政権で失われたものがいかに大きいことか。

 暗然とならざるを得ません。

 

 
西村大臣は、速記録を将来的に公表する意向といいながら、国立公文書館に移す10年後となるというんですから、今目下進行中のコロナ対策には何の役にも立ちません。
 
ほんとに呆れましたよ、安倍内閣の秘密主義には。
 
早く退陣してもらうしかないですね。
 
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【独自】新型コロナ専門家会議の発言録入手 “検証”阻む黒塗りの壁

 

FNNは、分科会の前身で、政策決定に大きな影響を与えてきた専門家会議の発言記録を、情報公開請求で入手した。

現物は、ほとんどが黒塗りで、検証に課題が浮上している。

黒塗りばかりの文書。
これは、2020年2月の、政府の第2回専門家会議の速記録。

38ページ、1,352行にのぼるが、専門家の発言として開示されたのは、脇田座長が議題を伝えたことや、「ありがとうございます」といったあいさつなど、ごくわずか。

この会議の翌週には、政府は、全国一斉の臨時休校を政治判断として要請していて、この会議でも、何らかのやりとりがあった可能性もある。

少ない開示部分から、議題として、「学校におけるコロナ対策」が上がっていたことがわかったが、公表された箇条書きの議事概要にも関連する記載はなく、会議の内容がきちんと公表されていたかどうか、疑問が残るものとなっている。

黒塗りの理由について、内閣官房は「公表すると、率直な意見の交換が損なわれるおそれがある」としている。

「3密の回避」に「新しい生活様式」。
専門家会議は、政府の目玉政策を生み出していて、意思決定を専門家が行っているとの指摘も一時あった。

それだけに、議事録は、政策決定のプロセスを示す重要な記録となる。

しかし、会議の重要性とは裏腹に、議事録については、率直な意見交換をすることを優先し、初回の会議で概要のみ公表することを決めた。

今回、FNNでは、公開されている箇条書きの議事概要では、そのもととなった議論の詳細がわからないため、記録を情報公開請求した。

しかし、開示された速記録は、ほぼすべて黒塗りだった。

西村経済再生相「まさに歴史的緊急事態ということでありますので、記録をしっかりと残して、将来の検証、また、今後来るであろう、感染症対策にも備えていかなければいけない」

西村経済再生相は、速記録を将来的に公表する意向だが、国立公文書館に移す10年後となる見通し。

わたしたちがこの黒塗りの下を目にするのは2030年代になりそうで、歴史的事態をどう検証するのか、検討を続けることが求められる。

 

西村大臣、黒塗り速記録の理由説明 「公表望まない人がいる」

新型コロナ対策を議論していた政府の専門家会議の速記録が、ほぼ黒塗りで開示された問題で、西村経済再生担当相は21日夜、公表は難しいとの認識をあらためて示した。

ほとんどが黒塗りの文書。
これは、政府の政策に大きな影響を与えてきた専門家会議の速記録で、FNNが情報公開請求で入手した。

第2回会議は38ページにのぼるが、開示されたのは、あいさつなど、ごくわずかだった。

BSフジの「プライムニュース」で西村経済再生相は、公表が難しい理由について、発言者の個人攻撃につながりかねないうえ、あらためて確認したところ、出席者に公表を望まない人がいることを挙げた。

西村経済再生相「(出席者の中に)自分は公開されない前提で話したという意見をいただいたので、残念ながら公表できないということになった」

この問題について、公文書の管理にくわしい学者は、「公表の仕方について、政府と出席する専門家の間で、最初にしっかり話し合う必要があった」と指摘している。

 

 
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