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「コストプッシュ型インフレの真実」(前半)三橋貴明 AJER2022.9.27
  

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リベラリズムからリアリズムへの転換を!間もなく「戦争」だ [三橋TV第606回]三橋貴明・高家望愛

https://youtu.be/JV-2OABb5Qw

 

 

 最近、「ザイセイハタ~ン」というバズワード一発で、国民を救う、国民を護るための政策を拒否する連中を、
「不真面目」
 と、表現するようにしています。あいつらは、不真面目です。何しろ、同胞(国民)を救うよりも、「自分が間違っていなかった」という、超ツマンナイ理由で財政破綻論を継続しようとしているのです。

 

 いや、お前らは単に間違っていたし、ついでに不真面目だ。真剣に同胞のことを考えていない以上、我々もお前らのことを真剣に考えない。不真面目だった報いは、確実に受けることになるよ。

 

 逆に、人間が最高に「真面目」になるのは、戦争が勃発した時です。


 ウクライナの方々は、1991年の独立以降、現在の日本人同様に不真面目でした。
「もう戦争はないよね~」
 という思い込みのもと、軍縮を続けました。元々、ソ連の海軍の多くはセヴァストポリが拠点で、本来は「ウクライナの海軍」になるはずだったのが、ロシアに譲渡した。さらには(これは有名ですが)、核を放棄した(ロシアに移譲した)。


 ウクライナ人が「真面目」になったのは、クリミアを取られて以降です。ロシア・ウクライナ戦争勃発前、訓練を受けるウクライナ人女性の映像が流れ、

「いや、そこまでやらんでも・・・」

 と、思った日本国民は多かったでしょうが、誰が正しかったのか。


 グローバリズムも、不真面目です。
「市場原理」
 に従うと、「競争の必然」として、国民は少数の勝者と多数の敗者に分かれていく。勝者は敗者に対し、
「そりゃ、負けた奴の自己責任だろ」
 で終わらせ、国民が分断されていく。そして不真面目故に、多くの勝者は「非常事態になったら、どうなる?」を想像できない。
 

 勝ち組は、普通に略奪の対象ですわ。当然でしょ?

 

 正直に申し上げますが、わたくしが日本国で「国民全体が豊かになる政治」実現のために奮闘しているのは、
1.潔癖症故に、日本から出られない
 ことに加え、
2.非常事態が発生した際に、碌なことにならない
 立場であることを理解しているためです。まあ、わたくしは半世紀も生きたので、良いですが、娘たちは守りたい。助けたい。というわけで、わたくしの人生のために「日本国という共同体」の復興がどうしても必要なのです。

 

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『ガソリン補助、23年春まで延長 経済対策で政府検討
 政府はガソリンや灯油など燃料価格の高騰を抑えるために石油元売り会社に支給する補助金の期限を12月末から来春まで延長する検討に入った。原油の国際価格はなお高値圏で、円安の影響でガソリン価格が高止まりしているためで、10月末にまとめる経済対策に盛り込む。
 現行の仕組みのまま単純に延長するか、金額などを縮小して補助を続けるかは原油価格や為替動向をみながら与党と調整して決める。単純に3カ月間延長する場合、1兆円以上の財源が必要になる。
 政府は2022年1月にガソリン補助金を導入した。給油所などへの卸値を抑え、販売価格の上昇に歯止めをかけている。全国平均のガソリン価格が1リットルあたり168円程度になるように35円を上限に支給しており、35円を超える分は半額を上乗せしている。(後略)』

 そもそも、ガソリン価格1リットル160円を三か月超えたならば、暫定税率分(25円)は徴税停止にするはずだったのが、未だにトリガー条項の凍結を解除すらしない。


 理由は、政治家が不真面目、だからです。
 

 国民民主党は、トリガー条項凍結解除を訴えています。自民党の議員たちが「真面目」ならば、凍結解除など一日でできます。


 それにも関わらず、「財務省様」の影響で、自民党の議員たちはトリガー条項凍結解除のために動かない。とはいえ、ガソリン価格高騰という「現実」が、卸売会社への補助金という選択はさせた。


 だからと言って、ガソリン税廃止という「真っ当な政策」には動けない。


 不真面目です。


 とはいえ、さすがに「補助金廃止」はできなかった。危機こそが、人間を真面目化する。


 すでに始まっている「日本の危機」は、次第に国民や政治家を「真面目化」させていくことになるでしょう。問題は、間に合うか、否かです。

 

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