産政研フォーラム秋号

 (公財)中部産業・労働政策研究会(中部産政研)様から、機関誌『産政研フォーラム』2020年秋号(通巻127号)をお送りいただきました。ありがとうございます。
www.sanseiken.or.jp
 今号の特集は「これからの技術革新の中での働き方2」で、大内伸哉先生が「デジタル変革(DX)と労働の意義」と題して、技術革新にともなって見込まれる社会・企業・労働の変化を歴史の中に位置づけ、「共同体社会の課題解決に貢献する」という労働の原点に立ち返ることを主張しておられます。途中では以前このブログでもご紹介した解雇の金銭解決に関するご所論も述べられています。
 大竹文雄先生の名物連載コラムは行動経済学路線を離れ、経済学の古典であるアダム・スミス国富論』のあまり知られていない(しかし重要な)議論について紹介しておられます。