橋下氏は市長時代にメガソーラー設置事業を立ち上げた。入札では日本企業が受注するも、中国系企業の上海電力日本株式会社が出資の形で事業へ参入。これに対し批判が巻き起こっている。5月7日には弁護士の北村晴男氏が『NewsBAR橋下』(ABEMA TV)に出演。「きちっと説明した方がいい」と橋下氏に求めていた。

 橋下氏は一連の批判に対し、「陰謀論を振り撒く百田グループ、国際政治の中で中国だけにヒステリックになっている福井大学の学者、恥ずかしい裁判を抱えている元自称ジャーナリストはしっかり指摘して来い!」と反論した。

 ​>>橋下徹氏、知床観光船事故に「国会議員、金出しなさい」文通費絡め批判し疑問の声「無理矢理すぎる」<<​​​

 「百田グループ」は作家の百田尚樹氏、「元自称ジャーナリスト」は山口敬之氏を指すものと見られる。特に山口氏は、YouTubeチャンネルで「橋下徹が『上海電力の大阪市発電事業への参入は入札』と述べたが、これは事実と全く異なる。入札を経ずに上海電力を『ステルス参入』させた」として橋下氏の疑惑を追及。公開質問状も出している。

 橋下氏の言葉はかなり荒っぽいもので、ネット上で「もうヤケクソだな。メチャクチャ言ってるよ。恥ずかしい裁判って、弁護士が言うことかよ?」「いや、ヒステリックになってるのはどう見ても貴方ではないのでしょうか…」といった批判が殺到してしまった。さらに、「相手の論理を突くのではなく、無意味なレッテル貼り」「論点ずらしは恥ずかしい」といった、橋下氏の手法を批判する声も聞かれた。