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国会で2年ぶりの党首討論ということで、菅総理も相当準備してきたとのことだったのですが、こんな結果に終わるとは。。。。
菅首相は2021年6月9日、立憲民主党の枝野幸男代表らとの党首討論に臨みました。
この中で、枝野代表は、政府の分科会の尾身会長も問題にしていた「コロナ禍の五輪開催の意義」を聞いたのですが、これに対して菅総理は
「57年前の東京五輪を鮮明に覚えている。バレーの東洋の魔女。さらにオランダの柔道のヘーシンクのことが印象に残っている」
男子マラソンエチオピア代表のアベベ選手に
「底知れない人間の能力を感じた」
「こうした素晴らしい大会を、ぜひ今の子供や若者が見て、勇気や希望を与えてもらいたい」
などと当時の思い出を語りまくりました(苦笑)。
質問した枝野代表も
「2年ぶりの党首討論ということで、オリンピックを開催して、命と暮らしを守れるのかどうかが注目されている。
総理のお話は、ここにはふさわしくないお話だったのではと、言わざるを得ません」
と呆れましたが、日本共産党の志位和夫委員長も記者会見して
「枝野氏は首相の五輪への思いを聞いたのではない。五輪を契機に国内で感染拡大するのではないかと聞いたわけだが、答えがなかった」
「他党のことだが、義憤を感じながらひどい答弁だなと思った」
と批判しました。
菅さん、もうただのおじいちゃんじゃんwww
いえいえ、これは野党全体で45分、共産党なんかうち5分しか与えられなかった党首討論からの、菅さん一流の逃げ方なんですよね。
それにしても、志位さんの質問時間と同じ時間、思い出話に浸るとはねえ。
議会での討論で、一国の首相がとぼけるんじゃなくて、いきなりボケちゃうとか、世界の恥さらしですよ。
菅総理が達成したと豪語した1日100万回のワクチン接種も、私が昨日指摘した通り間違いだとわかったのですが、菅氏は
「毎日、過去の(報告分)が上がってくるからどこで100万回というのは分からない」
といいながら
「(累計の増加分が)正式に超えたからそう申し上げた」
というのですが、毎日のワクチン接種回数みたいな大事な数字がいつ100万回越えたかもわからないと堂々と言う内閣総理大臣なんて、もう替えないとだめですよ。
どんな質問でも同じことを答えたり、別の質問用の回答書を読み上げたり、菅総理の答弁力はひどいもんですが、みんなが心配している東京オリパラとコロナ感染問題について、半世紀前の高校時代の思い出を語るとか、呆れますねえ。
心ある野党の諸君は早く内閣不信任案を出してくださいよ。
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枝野氏 菅首相「東洋の魔女」思い出トークに不快感「命失われたら政治責任取れない」
2021.06.09 デイリースポーツ
菅義偉首相が9日、国会の党首討論で1964年の東京五輪の思い出を約5分にわたって語り続けた。
立憲民主党・枝野幸男代表の質問に、「オリンピックについての私の考え方を是非説明させていただきたい」と「安心安全の大会」の対策を行うと述べたうえで、「57年前の東京オリンピック大会は高校生でした」と思い出話がスタート。「東洋の魔女」「回転レシーブ」「マラソンのアベベ選手」「何よりも記憶に残っているのはオランダのヘーシンク選手です」と感動したことを列挙し、「こうしたすばらしい大会を今の子供や若者に見て、希望や勇気を伝えたい」と語った。
なかなか終わらない思い出トークに、議場がザワつき、枝野氏は「2年ぶりの党首討論ということで、オリンピックを開催して、命と暮らしを守れるのかどうかが注目されている。総理のお話は、ここにはふさわしくないお話だったのではと、言わざるを得ません」と断じた。
◆怒りを込めて問い直すも…
◆1964年の思い出で応戦
◆五輪開催へ自民からも注文
◆討論開始「ワクチンは切り札」
◆菅氏独演「子どもに見てほしい」
立憲民主党の枝野幸男代表は国会内で記者団に「57年前の思い出話は十分わかったが、あのときは平時の五輪だった。このパンデミック(世界的大流行)下で国民の命と暮らしを守れるのか、全く回答いただけなかったのは残念だ」と述べた。
蓮舫代表代行は自身のツイッターに「党首討論は、思い出を語る場面ではない」と投稿した。
共産党の志位和夫委員長は記者会見し「枝野氏は首相の五輪への思いを聞いたのではない。五輪を契機に国内で感染拡大するのではないかと聞いたわけだが、答えがなかった」と指摘。「他党のことだが、義憤を感じながらひどい答弁だなと思った」と批判した。
首相は党首討論で、昭和39年の東京五輪について「いまだに鮮明に記憶している」と切り出し、「東洋の魔女」と称された女子バレーボール日本代表の活躍や、男子マラソンエチオピア代表のアベベ選手に「底知れない人間の能力を感じた」などと強調。「こうした素晴らしい大会を、ぜひ今の子供や若者が見て、勇気や希望を与えてもらいたい」と語った。
参議院の蓮舫議員が9日、ツイッターで党首討論での菅義偉首相の答弁を批判した。
菅首相は9日、立憲民主党の枝野幸男代表との党首討論に臨んだ。
この中で、枝野代表はコロナ禍の五輪開催の意義を問いかけた。これに菅首相は「57年前の東京五輪を鮮明に覚えている。バレーの東洋の魔女。さらにオランダの柔道のヘーシンクのことが印象に残っている」などと当時の思い出を語った。
少々長めの思い出話に場内からブーイングが起きたが、蓮舫議員も党首討論中にツイッターで速報。「枝野代表に質問させない。一度質問を受けたら答えず、自分の思い出話や方針をただ長く話し続ける菅総理」と批判した。
06/09 17:00
東スポWeb
ワクチン接種、秋完了目指すと菅首相 枝野氏、戦略の転換要求―党首討論
首相官邸のホームページ(HP)によると、8日時点の医療従事者と高齢者に対する接種の累計は約1937万回となり、前日比で約102万回増えた。これを踏まえ、首相は「きのうは100万回を超えてきた」と明言した。
これに関し、首相は「毎日、過去の(報告分)が上がってくるからどこで100万回というのは分からない」と認めつつ、「(累計の増加分が)正式に超えたからそう申し上げた」と説明。「私自身が予想したよりはるかに速いペースだ」と評価した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
政府は、各自治体がシステムに登録した接種回数を公表している。これに関し、加藤勝信官房長官は9日の記者会見で「接種記録を後日まとめて入力する自治体もあり、公表日以前の接種回数も含まれる」と指摘。増加分が厳密には「1日100万回」を示す数字ではないと説明した。
実際、官邸HPで8日の接種回数を見ると、医療従事者と高齢者の合計は約64万回にとどまる。政府高官は「1日単位で正確な数字を把握するには時間がかかる」と釈明した。
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蛇足:自分にとってオリンピック選手といえばベラ・チャフラフスカさん。
まず、東京オリンピックと言えば1940年でしょ。24年延期になった後のことだけ語ってどうすんの?で、何で24年延期になったか語らないと。
延期になって、史上2回目だったはずの聖火リレー、テレビ中継もだいぶ後になっちゃったけど、見るはず、出るはずだった人がたくさん亡くなったことに触れないと。政治家でしょ?
最早、オリンピックは日本の対応をことごとく誤らせてきた、災害と言うべきものになってきましたね。
いまやIOC会長は疫病神の銭ゲバという感じで、音楽好きとしてはあの名前がそのイメージで語られるのには耐え難いものがあります。
ビートたけしもそんなことを言っていたようですが、第二次世界大戦で国が壊滅状態になっても戦争を止められなかったのは、こういう人達がいたからなのだと思わせられます。
まあ、自民党とか維新とかその取り巻きで出世した役人などは当時の人々の末裔というべきものなので、暴走を止められないでしょう。
国民の命を守るのは政治の役割。当然の前提として語られ勝ちな言葉ですが、上記の人達はそんなこと本当は思っていませんね。
国民の命は国とか国の威信とかを守るためにある、真逆のことを考えているのが彼ら彼女らです。
実際、数十年前までそんな国でした。そして、それを否定しきらずに今日まで来てしまいました。
そろそろ、オリンピックに反対する人々を「非国民」とか呼び始めるでしょう。
自民党とか維新とかに、政治は国民の命を守れ、とか言っても馬耳東風なのはそのためでしょう。根本的に発想が違うのです。
命を守りたければ、自民党や維新に投票してはいけない。命を守りたければ、棄権せず自民党や維新や公明党が議席を獲れないように、彼らに反対する候補者に投票する必要がある。そういう教訓が日本人に残ればよいのですが。