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２０２０年２月１４日、安倍首相は新型コロナウイルスの対策本部の席で
「第一線で活躍する感染症の専門家の方々を構成員とする専門家会議を設置し、対策を更に一層強化していきます」
と述べました。。。。
えええええええ！？今まで専門家の会議がなかったの！！！！？
中国で新型肺炎が蔓延し、国内で初めて新型コロナウイルスによる肺炎患者が確認されたのは、その２週間前の１月１６日のこと。
１月２９日の参院予算委員会で、国民民主党の徳永エリ議員が
「中国への渡航歴がない日本人の新型コロナウイルス感染が確認されたが、政府対策本部は設置されているのか」
と問い質し、安倍政権は翌３０日にやっと対策本部を設置したのです。
これには、ネトウヨ作家、安倍首相の応援団として有名な百田尚樹氏も驚き、2月16日にはツイッターで
「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ！という意志も能力もないことが明らかになりました。自分と家族の命は自分で守りましょう！お互いに、生き抜きましょう！」
と悲壮な決意を表明しました(笑)。
安倍首相と極右の仲間たち。とうとう安倍政権という泥船から逃げ出し始めた。
天敵 百田・田母神・石原・籾井(21)
今回の専門家会議の設置は、当然ですが過去の事例と比較して明らかに遅れています。
たとえば2009年の新型インフルエンザの世界的流行の際、WHOが同年4月24日に緊急事態を宣言すると、政府は同28日に対策本部を設置。3日後の5月1日には、尾身茂・自治医科大学教授を委員長とする「専門家諮問委員会」を対策本部の元に置き、初会合を開いています。
国内で初めて感染者が死亡したのは、同年8月15日ですが、専門家諮問委員会が設置されたのは、国内で初の感染者が確認された同年5月9日の8日前です。
これ、あの自民党政権末期、麻生内閣の時ですよ(笑)。
今回の第二次安倍政権、新型コロナウィルスの場合、国内の感染者が見つかったのが１月１６日、そこから「専門家会議」を立ち上げるまでには、実に一か月もかかっているのです。
安倍首相が自分の手柄だと思っている東京オリンピックを開きたいがために、新型コロナを過小評価したが故の今の事態。死んでも死にきれない。
下の画像の首相動静は２月１４日のものですが、この日、東京や北海道、沖縄など全国で日本人8人の感染が確認されたにもかかわらず、午後5時26分から同34分まで官邸での対策本部に出席。
使った時間はわずか8分間。
安倍首相は、対策本部の会合が終わるとすぐに官邸を出て、午後6時40分ごろから内幸町の帝国ホテル内の宴会場「桃の間」で日本経済新聞社の喜多恒雄会長、岡田直敏社長らと会食しだして、この宴は午後9時半ごろまで。
感染症対策は８分なのに、自分の政権維持のためのマスコミ対策は3時間弱！
安倍首相はその後、そのまま公邸で事態に備えるでもなく、昭恵夫人が待つ富ヶ谷の私邸に帰っているのです（呆れ）。
その前の日の2月13日には国内初の感染者の死亡と、中国と接点のない国内感染者が新たに発表され、さらに「ダイヤモンド・プリンセス号」で新たに44人の感染者が確認されていたんですよ。
でも、この日の安倍首相もひどいです。
対策本部での会合は午後６時台に約15分間。
午後7時には東京・丸の内のパレスホテル東京で行われた精神科医らでつくる安倍首相の後援会「晋精会」の会合で挨拶、ここで３０分。
さらに、安倍首相は、その足で平河町の中国料理店「赤坂四川飯店」へ向かい、7時40分からは細田博之元幹事長、麻生副総理兼財務相とともに細田派・麻生派の衆院当選3回生議員らとの懇親会に出席しています。
この自民党若手議員らは政権奪還選挙の2012年初当選組であり、いわゆる「魔の3回生」と呼ばれる安倍チルドレンです。
まさに、次の選挙が心配な面々との懇親会”に1時間弱参加した安倍首相は、官邸に戻って感染症対策の指揮を執るどころか、そのまま富ヶ谷の私邸に帰宅してしまっています（呆然）。
百田氏も言う通り、まさに、国民の命を守る意志も能力もなく、ひたすら自分の地位にしがみついている安倍首相。
時事通信に続いて、共同通信の世論調査でも、安倍内閣への不支持率が支持率を再び上回りました。
カジノ疑惑、桜を見る会問題と汚れ切った安倍政権が新型コロナ対策では、その無能ぶりをいかんなく発揮。
この最悪の災厄政権を倒すのは今です。
何度もくどいくらい言いますが、東日本大震災・福島原発事故の時の政権が民主党政権でほんとによかったんですよ。
安倍首相だったら、原発事故の危険性も矮小化して、第二・第三の大事故を誘発していたでしょう。
大震災も原発事故も未曾有の大災害だから、民主党にもミスがあったのを民主党が邪魔な官僚が針小棒大に悪口を言いまくって、それを安倍首相が利用しているのです。
あの時の総理が安倍さんだったら、めっちゃめちゃもっと人が死んでます。
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2020年2月16日 東京新聞18時47分
共同通信社が１５、１６両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は４１・０％で、１月の前回調査から８・３ポイント下落した。「桜を見る会」の疑惑に関し、安倍晋三首相が「十分に説明していると思わない」は８４・５％と依然高く、首相の国会対応への批判が背景にあるとみられる。
新型コロナウイルス感染拡大による日本経済への影響について「懸念」「ある程度懸念している」との回答が計８２・５％に上った。
支持率に関しては、森友学園問題を巡る決裁文書改ざん発表後の１８年３月の調査で９・４ポイント急落して以来の大幅下落。
回答は固定電話５１３人、携帯電話５１６人。
（共同）
国民の命を守るため、安倍内閣総辞職を〜新型肺炎危機対応のため超党派で大連立内閣を
郷原信郎 | 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士
2/14(金) 9:31
新型コロナウイルスで、日本国内で、感染経路のわからない感染者が多数確認され、また、初の死亡者も出たことで、昨日から事態の深刻さは一気に高まった。ザルのような「水際対策」に頼り、「37.5度以上の発熱」、「呼吸器症状」に加えて「湖北省への渡航・居住歴」を検査の条件としていたことで、多くの感染者が「水際対策」をすり抜け、日本国内で急速に感染が拡大していたことは明らかであり、日本政府の対応の拙劣さは、全く弁解の余地がない。
横浜港で停泊中のクルーズ船ダイヤモンドプリンセスでは、3000名を超える乗客乗員が船内に閉じ込められ、感染者が急増しており、下船した乗客の多数が重症となっている。乗員乗客を長期間船内に閉じ込める対応が不合理極まりないものであることが指摘され、国際的な批判が相次いでいる（【クルーズ船の日本政府対応 海外で非難の声も】）。常識的に見て、政府の対応は、「船内監禁感染拡大事件」と言ってよい大失態だ。
このような政府の対応に対しては、早くから、上昌弘氏（医療ガバナンス研究所理事長）が、1月24日の時点で既に【｢新型肺炎｣日本の備えに不安しか募らない理由】で問題を指摘していた。また、船内検疫の専門家の指摘も相次いでいた。
あまりに拙劣な日本政府の対応によって、国民を新型ウイルス感染の重大な危険と恐怖に晒すことになったのはなぜなのか。その「根本的な原因」はどこにあるのか。
７年以上も続いた安倍政権下において、官僚の世界が強大な政治権力に支配され、自己保身のための忖度ばかりして都合の悪いことは隠蔽することがまかり通ってきた。そういった緊張感の無さが常態化してしまったことによる「官僚組織の無能化」が根本的な原因としか考えられない。それは、「桜を見る会」問題に見る、政権の意向を唯々諾々と受け入れるしかない官僚組織の対応とも共通する。
安倍政権の危機管理能力の欠如は、森友・加計学園問題の際にも指摘してきた（【籠池氏問題に見る”あまりに拙劣な危機対応”】【加計学園問題のあらゆる論点を徹底検証する ～安倍政権側の“自滅”と野党側の“無策”が招いた「二極化」】）。
ただ、これらの問題は、その拙劣さが、政権内部の問題にとどまっていたため、国民に被害・損失を被らせることにはならなかった。
しかし、今回の新型コロナウイルスの問題は全く異なる。今後、日本政府の適切な対応が行われなければ、多くの日本国民が生命の危険に晒されることになる。
では、今の安倍内閣に、国民の生命に危険が生じている状況への適切な対応が期待できるだろうか。それは「絶望的」と言わざるを得ない。これまで多くの問題に対して安倍内閣が行ってきたことに照らせば明らかであろう。
最大の問題は、これまでの安倍内閣は、政権の維持・責任の回避を最優先し、問題の根本に目を向けようとして来なかったということだ。今回は、何より国民の生命が最優先されるべきだが、果たして安倍内閣にそれが行えるのか。全く期待できない。
日本政府の適切な対応の障害になり得るのが、まず、今後の感染の拡大如何では、今年の夏開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックへの影響が生じかねないことだ。もちろん、「国民の生命」と「東京五輪の開催」と、どちらを優先すべきかは言うまでもない。しかし東京五輪開催中止が日本経済に与える影響が、安倍内閣の判断に様々な影響を及ぼす可能性があることは否定できない。
また、最大の懸念は、これまでの日本政府の拙劣な対応の責任を回避することを優先する対応が行われ、当初の中国で問題になったような、責任回避のための隠蔽的な行為が行われるおそれもあることだ。「桜を見る会」問題での対応を見れば、もはやこの点について、安倍内閣を信頼しろと言っても無理だ。
このような日本政府の大失態に対して、今後、野党が国会で追及姿勢を強めていくのは当然だが、それが政府の対応をますます「自閉的」にすることになり、政府の対応を一層混乱させる可能性もある。
このような状況において、国民の生命を守る方法は、「安倍内閣総辞職」しかあり得ない。そして、この危機的な状況を突破するための超党派の「大連立内閣」を作ることだ。危機的な状況を脱したら、再び内閣総辞職し、総選挙によって、新たな国会の下で政権を組織すればよい。
「内閣総辞職」によって、国会でのこれまでの安倍内閣の失態や失政に対する論戦には一気に終止符が打たれ、国会での論戦を、危機対応のための重要な議論の方に向けることができる。そして、もともと有能であるはずの日本の官僚組織も、安倍政権による「責任回避」の呪縛から逃れ、国民の生命を守るために、自ら考え、主体的かつ積極的な行動を起こすことも期待できる。
新型コロナウイルスから国民の生命を守るために、「安倍内閣総辞職」を求める声を上げていくことができるのは、我々国民しかない。
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百田尚樹氏、今になって何言ってるのかな？この政権を悪くいう人間を攻撃しまくってたのにさ。国民の命を守る意思も能力もないというのはとっくに分かってなきゃなんないのに…
転向するなら今までのことを少し謝ってからにしてほしいね。ま、こういう人だからまた何かの拍子にまた阿部応援をし始めそうだから信用には値しないけどね。
それからひとつ面白かったのが郷原氏の指摘に政府が自閉的になるとありますがこの隠蔽癖はこの病気によるのかと気づかされました。残念なのは国民の声を聴く気もないこいつらには総辞職を期待できないんじゃないかなと思うことです。支持を失ってから自作自演による破壊活動防止法適用でまだ居座りそうですけど。黒川氏が半年間の延長で居座るのでその間に何かを起こしそうな気がします。みんなくれぐれも気をつけましょうね！
安倍晋三は世界中の笑われ者。
被害はすべて、国民に。
これでも支持する創価学会員は、大丈夫かー？
一方でこれは半ば意図的にやっているのではないかと見受けられる。コロナの政治利用である。今国会審議で厳しい桜疑惑の追求を受けでいる安倍氏。
自分で十分非を認めているからこそ法も勝手にねじ曲げて政権の守護神と言われる黒川氏を検察トップに据えようとしている。
コロナの政治利用とは、「桜疑惑」追求をかわす事。それであわよくば騒ぎを大きくして国民の不安に乗じ緊急事態要項を取りに行く。という自民や維新議員の隠された意図。
だから横浜の船に長期多勢を閉じ込めウイルス増殖実験も辞さない。
そして感染が市中レベルに拡大、死者が出て（2月13日）からやっと14日に専門家会議を開くというお粗末。
首相動静から見ても、形だけのヤッテルフリだろう。
見ていると安倍自民党は国民の生命を犠牲にしても自分の地位保身を図っているような悪辣ぶりだ。
この国家の緊急時、トップの危機管理能力が問われるが、それは問題解決能力でもある。自分で起こした問題で自分の尻も拭けないような者にとてもこれに当たる能力があるとは思えない。こういう人の指示命令系統に従う事はかえって国民の生命安全を脅かす。
コロナ国難という以上に安倍国難という認識だ。
郷原氏の言われるように、与党より優秀と思われる（維新除く）野党議員はこの危機に一丸となってまず何らかの行動で示してほしいと思う。
安倍の無能無策のおかげで、このクルーズ船は「ダイヤモンド・プリズン号」に変わりました。
乗客の皆さんだけでなく、乗員の皆さんも無事に下船できることを祈るだけです。
過酷な環境に閉じ込められた皆さんの生活が、一日も早く日常に戻れますように。
誤認識しない様に。