泉代表は会見で、「岸田首相が拙速に国葬を発表し、国民から多くの疑問の声が寄せられた。その疑問に岸田首相は答えていない」と述べた上で、「なし崩し的な形で国葬の準備が進められようとしている」として、国葬をめぐる岸田政権の対応を批判した。

そして、「今回の政府の決定は、私は賛同しかねる。反対だと表明したい」と述べた。

また、社民党の福島瑞穂党首は、国会前で行われた「国葬反対」の抗議活動に参加し、「国葬に反対だ。法的根拠がない」と訴えた。

一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は会見で、「内外から多数の弔意が示されているので、国の財政的な負担によって葬儀を行うことは理解する」と理解を示した。ただ、「納得していない国民もたくさんいるので、政府は説明責任をしっかり果たすべきだ」と述べた。

野党から反対の声が出ていることに、自民党の高市早苗政調会長は、「諸外国、親交のあった要人の方々に弔問の場を要することは、非常に意義があると思う。国葬の挙行に賛成する」と反論した。