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「貨幣論信用創造学をびたい人は」(前半)三橋貴明 AJER2020.12.28
    

 

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https://youtu.be/Z1a_c3Do_XU

 

 

 最近、経団連が少しずつまともになりつつある(公益資本主義を標榜し始めた)のですが、その分だけ、経済同友会がおかしくなっていっています。


 厳密には、代表幹事(櫻田謙悟)がおかしいだけなのかも知れませんが、彼は昨年10月の矢野論文に「100%賛成」と断言しています。


 また、櫻田は2019年の増税直後に、
「同友会としてしっかりと言うべきことを言っていきたいと思う。税率については10%で未来永劫大丈夫ということを言い続けることは危険だと思っている」
 と、新たな増税に賛成する意見を早々に表明しています。
 さて、2022年も明けましたが、早速飛ばしているようです。

新常態へ『脱・卒コロナ』加速 経済同友会・桜田謙悟代表幹事
(前略)「財政健全化についてのまともな議論がないまま、未曽有の赤字国債に頼ったバラマキに近いことが起きてしまっている。それに対して、衆院選で責任をもった政策や党の方針を示してほしいというのが国民の要望だったのではないか。与党が勝ったというより、野党が負けたというのが正しいと思う。(拡大的な財政運営を主張する)MMT(現代貨幣論)の論者に惑わされなかった国民は立派だ」
――MMT論者は与党の中にもいる
彼らは国の借金なのでお札をどんどん刷っても心配ない、日銀がいて通貨発行権があるから大丈夫という。だが、それではデフォルト(債務不履行)にはならなくても経済は破壊されてしまう。(後略)』

 相変わらずMMT批判者は、ストローマンプロパガンダを全開にしてきます。
「国の借金なのでお札をどんどん刷っても心配ない」
 と主張している「彼ら」って、誰?


 わたくしは、恐らく千回を超えるほどに、
「変動為替相場制の独自通貨国はインフレ率が許す限り、国債を発行しても構わない」
 と主張しているわけで、「どんどん刷っても心配ない」などと言った覚えは一度もありません。
 

 そもそも、国債にしても日銀当座預金にしても、単なるデジタルデータであり、「刷る」わけではないのです。

 

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 しかも、
「デフォルト(債務不履行)にはならなくても経済は破壊されてしまう」
 の「経済の破壊」って、何を意味しているの?
 

 すでに、現在進行形で、財務省や櫻田のごとき財政破綻論者が主導する緊縮財政により、「経済の供給能力」が破壊されているわけだが。


 政府が需要を創出することは簡単です。国会で予算を可決するだけです。
 それに対し、供給能力の毀損は、これは簡単には戻せない。供給能力の蓄積のためには、時間をかけた投資の継続が必要だからです。
 

 櫻田の主張する緊縮財政こそが、虎の子の供給能力を破壊していっている。「経済の破壊」を進めているのは、櫻田ら財政破綻論者の方なのです。


 それにも関わらず、櫻田は、
「国債を発行すると、経済が破壊されてしまう」
 と、意味不明な主張を大メディアで展開する。
 間違いなく、彼は「国債発行の仕組み」も「通貨発行(日銀当座預金)の仕組み」も「経済力の意味」も何も知らない。この手の無知な連中の妄言により、国家が凋落していっている。
 改めて、情けなさすぎて、本気で先人に顔向けできません。
 

「櫻田代表幹事はせめて「理解」してから主張しろ!」に、ご賛同下さる方は、

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