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経世済民学_年末特別対談『三橋貴明&安藤裕「日本経済この一年」Part1』
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このままでは財政の崖に突っ込む!? 抽象的財政破綻論を打破せよ! [三橋TV第336回] 
https://youtu.be/Uil-jRBhsWs
 

 新型コロナウイルスの感染拡大、日本海側の豪雪、そして電力危機。

降雪量、福井豪雪に匹敵 新潟・上越で180センチ
 強い冬型の気圧配置の影響で、10日も日本海側を中心に大雪が続いた。気象庁によると、北陸の24時間降雪量は新潟県糸魚川市で80センチを超え、富山、石川、福井各県でも60~50センチを観測した。7日以降の総降雪量が新潟県上越市で180センチに達するなど、車両1500台の立ち往生や多数の負傷者を出した平成30年の「福井豪雪」に匹敵する大雪となった。(後略)』

大手電力、家庭・企業に節電呼びかけ 寒波で需給逼迫
 大手電力で構成する電気事業連合会(電事連)は10日、電力需給の逼迫を受け家庭や企業などに節電への協力を呼びかけた。寒波による電力需要の増加で発電用燃料の在庫が減り、発電量が不足している。業界全体で節電を呼びかけることで、停電のリスクを回避したい考えだ。(後略)』

 医療安全保障、防災安全保障、エネルギー安全保障。少なくとも三つの安全保障が、目の前で崩れていっている。
 

 安全保障とは、平時の余裕です。平時の余裕を、
「ムダ!」
 と、切り捨ててきた結果、非常事態に対応できなくなってしまった。


 「安全保障」「経済力」そして「先進国」。今こそ、日本国民はこれらの言葉の「本当の意味」を理解しなければなりません。


 経済力とは、
「国民の需要を満たす、財やサービスを生産する力」
 すなわち、供給能力であり、「カネの量」ではない。

【インフレギャップとデフレギャップ】


http://mtdata.jp/data_46.html#Gap

 97年以降、日本政府はデフレ化政策を推進し、虎の子の供給能力を削り取っていった。非常事態を全く想定していなかったわけです。


 日本のデフレを促進する緊縮財政。カネ、カネ、カネ。利益を追求する必要がないNPOであるはずの政府までもが、カネをケチってきた。
 

 カネ、貨幣など、政府が「意思決定」をするだけで発行できる。具体的には、国会で予算を決め、誰かがキーボードを叩くだけ。
 

 それに対し、供給能力は「投資の蓄積」によってしか強化することができない。投資とは、設備投資、人材投資、公共投資、そして技術投資。
 

 投資を蓄積し、国民の「安全保障」という需要を含めて満たすことが可能な「経済力」を持ちえた国こそが「先進国」なのです。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

特別コンテンツ「ベルばらに魅せられて」公開中!

http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

【ナショナリズム 対 グローバリズム】


http://mtdata.jp/data_72.html#NvsG2

 かつて、我が国は健全なナショナリズムに基づき、投資を蓄積した先進国だった。


 ところが、平成に入って以降、せっかく「先人」が蓄積してくれた供給能力の余剰、すなわち非常事態時に国民を救う「余裕」を、
「ムダ!」
 の一言で削減してきた。

 

 結果的に、非常事態の中で国民が苦しんでいる。
 

 このタイミングです。
 

 このタイミングで、我々は「安全保障」「経済力」「先進国」の本当の意味を学び、共有しなければならない。
 

 さもなければ、日本の亡国は避けられません。

 将来世代には、安全保障が崩壊し、経済力が弱体化した「元・先進国」日本を残すことになってしまう。

 

 それが嫌ならば、過去の先人がそうしてくれたように、我々も「将来のため」に投資し、安全保障と経済力を強化し、先進国の座を取り戻さなければならないのです。
 

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