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愚かなる選択と集中」(前半)三橋貴明 AJER2020.4.27

    

 

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借換債を激増させた財務省の悪魔のようなやり口 [三橋TV第382回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/NkHK_CDsvSU

【激論!】財政破綻論の大嘘 (田原総一朗×藤井聡×三橋貴明)


https://youtu.be/cKsxHVCH6G4

 藤井聡先生が田原総一朗氏と対談し、「正しい貨幣観」をご理解頂いたプロセスが分かる一冊。
 アスコム社「こうすれば絶対よくなる!日本経済」は、こちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/4776211386

 鼎談で田原さんが語っていますが、財政のポイントは、
「企業はカネを発行できない。政府はカネを発行できる」
 ただ、それだけの話です。もちろん、色々と細かい話はありますが、とりあえず、

「貨幣を発行できる日本政府は財政破綻しない」

 これだけでも理解してもらえば、十分です。


 かつては、国王や領主が「金という金属に、数字と発行者を刻印した」貨幣を発行していました。現代は、国債。ただ、それだけの話なのです。


 国王・領主の金貨は、別に貴金属を使う必要はありませんでした。荻原重秀の言う通り、瓦礫でも構いません。


 とにかく、数字と発行者(債務者)が明記されていれば、それで貨幣として流通します。


 もちろん、貨幣は債務者の「負債」として計上されますが、国王や領主が発行した金貨銀貨について、
「国王は国の借金を返済しろ!」
 などと、アホなことをいう領民は皆無だったでしょう


 ところが、今やそれが主流派。それはまあ、国も亡びますよ。

首相 財政健全化へ具体的検討進める考え コロナ対策で赤字拡大
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、基礎的財政収支の赤字額が拡大していることを踏まえ、菅総理大臣は、経済財政諮問会議で、経済あっての財政という考え方で政策を進めるとともに、夏の「骨太の方針」に向け、財政健全化の具体的な検討を進める考えを示しました。(後略)』

 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

お待たせいたしました。【三橋貴明×関良基】歪められた「開国」の歴史 後編〜日本が清・インドのように植民地にならなかった本当の理由 が公開になりました!

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

 

 菅内閣、マジで骨太の方針2021に「PB黒字化目標」を入れるつもりのようですね。


 何しろ、補選で全廃した4月25日、菅総理はデービッド・アトキンソンと会い、経済対策について相談しているのです。


 アトキンソンは、もちろん、
「政府の支出は十分だ。デフレは政府の財政支出が不十分だから解消されないわけではない」
 というレトリックを「自分のビジネス」のために駆使する屑男なので、財政拡大の「ざ」の字も言わないでしょう。


 というか、何ゆえに経済対策を外国人に相談しているんだよ。


 PB黒字化とは、国民赤字化です。誰かの黒字は、誰かの赤字。


 政府がPB黒字化を目指すと、国民が赤字化に向かいます。これはもう、地球上で生きている限り、逃れられない法則なのです。


 このコロナ禍。しかも緊急事態宣言の最中に、「財政健全化の旗を降ろさず」などと、政治的に「それっぽいこと」を言って悦に浸り、国民を救う政策の議論もしない内閣総理大臣。


 それどころか「国民赤字化」を目指す宣言をする総理大臣


 さすがに、自民党の中が動き出しました。皆様、是非ともGW中に、与党議員に呪詛、罵声、怒り、悲鳴を伝えて下さい。


「この、国民殺しが!」
 と。あるいは、野党議員に自民党を引きずり下ろすための「知恵」を授けてあげて下さい。


 結局のところ、民主制の国民国家(一応)である限り、政治を動かせるのは「我々の声」以外にはないのですよ。


 藤井先生と田原さんの対談本「こうすれば絶対よくなる!日本経済」の通り、どうすれば日本経済が良くなるのかは、明々白々なのです。とはいえ、どれだけ素晴らしいソリューションであっても、実行されなければ意味がありません。


 そして、正しい政策を政治家に推進させる「責任」は、我々一人一人にあるのです。
 

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