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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

レイプの罪から「抵抗できない程度の暴行」の要件を外し、「被害者の不同意」を要件にしたら、有罪の数が75%増えたスウェーデン。

2020年06月23日 | ジェンダーフリーと性的マイノリティの人権

2019年3月、岡崎、福岡、静岡、浜松……相次ぐ性的虐待やレイプ事件への無罪判決
2017年に110年ぶりに大幅改正されたものの、世界のなかでまだこんなに遅れている!
2020年、性犯罪の刑法見直しなるか

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 スウェーデンでは2018年に刑法を改正し

「(15歳以上の)自発的に関与していない者との性交・性的行為」

をレイプと規定するようになりました(刑法6章第1条)。

 自発的とは、被害者本人が真意から性行為に同意していることです。

 また、被害者が自発的に関与しているかどうかについて

「著しく注意を怠った」

者には

「過失レイプ罪」

が適用されます。

 さらに、暴行・脅迫、被害者の酩酊、行為者への「依存関係」などがある場合には、自発性を問うまでもなくレイプとなります。

 酩酊状態で性行為をされた伊藤詩織さんの事件の場合、加害者は文句なくレイプになるわけです。

祝!伊藤詩織さんが「アベ友」山口敬之氏からの性交強制を主張・立証して全面勝訴!

 

 

 ヨーロッパではスウェーデンのほかにも、すでにイギリスやベルギー、ドイツなどが、同意のない性行為を違法とするよう法改正を行うなど、

「同意のない性行為は犯罪だ」

という認識が広まっています。

 当たり前のことですよね?

 相手が納得していないのに性行為したら犯罪に決まってます。

 しかし、日本の強制性交の罪はそうはなっていなくて

「暴行又は脅迫を用いて13歳以上の人に性交等をし、または、13歳未満の人間に性交等をすることを内容とする犯罪である。」

と規定されています(刑法177条)。

 しかも、この「暴行脅迫」の程度は、被害者が抵抗し得ないくらいの高度のものと判例上されていて、少しでも暴行や脅迫をすればレイプになるわけでもないのです。

 

 これに対して、被害者の同意がなければレイプになると規定したスウェーデンでは、改正後の2019年の1年間に性的暴行で有罪となった件数は333件と、改正前の2017年の190件に比べて、75%多くなったと、法務省の犯罪防止評議会が発表したのです。

 これを、性的自由と言う人権に理解のない右翼的な人たちは、犯罪数がいきなり増えるのが恐ろしいというかもしれませんが、むしろこれだけ被害者が同意していないのに無理やりセックスされた犯罪が見過ごされていたということですから、そっちの方がよほど恐ろしいのです。

 ちなみに、全世界の刑事訴訟の通則である「推定無罪」は変わりませんので、犯罪が成立するための構成要件を全部検察側が立証しないと有罪にならないのは、スウェーデンでも同じです。

 加害者として起訴された被告人が、被害者が「同意」していたことを立証する責任を負うのではなく、検察側が被害者の不同意と加害者がそれを認識し得なかったことを立証しないと故意のレイプの罪にはなりません。

 この点を誤解して、レイプの罪が不同意だけで成立するのは危険だなどと言う議論は、人の性的自由を軽視するための、「為にする議論」でしかないのです。

アベ友の杉田「だったら結婚しなければいい」水脈議員の逃げっぷりが、右翼全体の卑怯さを端的に表している。

 

 

 そもそも、被害者の同意がないことが犯罪の成立要件になっている犯罪はすでに日本でも多々あります。

 たとえば、被害者が同意して看護師さんに注射をしてもらうことは傷害の罪にはなりません。

 病院で注射してもらったくせに、患者さんが無理やり注射されたとして、看護師さんたちを障害の罪で告訴したとしましょう。

 このような被害者の同意は、「性交」それ自体が客観的な構成要件であるのに対して、内心の問題ですから主観的な成立要件だと言われます。

 しかしその認定は、さまざまな客観的な要素で判断されます。

 たとえば、被害者の言動、病院の中での治療行為であることなど周囲の状況、注射された前後の被害者の行動等です。

 自分から熱があると言って病院に行き、抵抗なく注射され、文句も言わずに家に帰っていたら、そのような客観的な状況から同意していたと認定されますよね。

 いちいち注射の時に同意します!と言っていなくても、だからセックスの時にも同意します!と言っていなくても、性交前後の状況などから同意があったことは認定しうるのであって、特にレイプの罪だけ加害者とされた人が不利になるわけではないのです。

 

 スウェーデンの犯罪防止評議会は、75%の有罪判決の増加について

「法改正が被害者の正義につながっている良い兆候だ」

として、学校や家庭で性行為の同意について議論が進むことを期待しているとしています。

 日本でも、相手がはっきり同意していなかったらセックスしちゃダメなんだ、自分はいいと思っていても相手を傷つけることがあるかもしれない、そして自分が罪になるかもしれないという教育をしていけるようにしていかないといけません。

 そのことが、異性と異性、同性と同性がお互いを尊重する社会をつくると思います。

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「友だちを助けるための国際人権法入門」申惠丰(シンヘボン)著でわかる、なにもかも国際法ですでに規定されていたという事実。

 


クラウドファウンディング

被害者を泣き寝入りさせない!性犯罪に関する刑法改正を実現します。」


 

もう一回言いますが、相手が不同意ならセックスしたらいけないのは当たり前ですよね?

相手が不同意だとレイプの罪が成立するのが怖いとか言ってる時点で、感覚がおかしいと思います。

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スウェーデン 性的暴行で有罪75%増 「同意」重視する法改正で

相手が明確に同意の意思を示していない中で性行為を行った場合、罪に問われるよう法律を改正したところ、性的暴行の罪で有罪となった件数が、改正前に比べて75%多くなったことがスウェーデンの司法当局のまとめでわかりました。

スウェーデンは、相手が明確に同意していない中で性行為を行った場合、性的暴行の罪に問われるよう、おととし、刑法を改正しました。

改正前までは、日本と同様、加害者による暴力や脅迫などによって抵抗できない状態だったことを、被害者側が立証する必要がありましたが、法改正の結果、ことばや態度で同意の意思を示していたかが最も重視されるようになり、暴力や脅迫の有無は問われなくなりました。

その結果、改正後の去年1年間に性的暴行で有罪となった件数は333件と、改正前の2017年の190件に比べて、75%多くなったことが法務省の犯罪防止評議会のまとめでわかりました。

評議会は「法改正が被害者の正義につながっている良い兆候だ」としたうえで、学校や家庭で性行為の同意について議論が進むことを期待しているとしています。

ヨーロッパではスウェーデンのほかにも、イギリスやベルギー、ドイツなどが、同意のない性行為を違法とするよう法改正を行うなど、「同意のない性行為は犯罪だ」という認識が広まっています。

 

YES以外はすべてNO~スウェーデンの“希望の法”~

ある人から「お茶飲む?」と聞かれて断ったのに無理に飲まされたら、どう思いますか?
あるいは、寝ている時に無理やり「お茶」を飲まされたら、どう思いますか?
それは嫌ですよね。欧米では、性行為には「同意」が大事だと訴えるため、「お茶」を「性交」と置き換えて考えてほしいと呼びかけています。おととし、北欧スウェーデンが改正した性犯罪に関する刑法の基礎にあるのは、同じ考え方です。「YES以外はすべてNO」。同意のない性行為はすべて違法になります。なぜ、法律を厳しくしたのでしょうか。
(国際部記者 松崎浩子)

日本での高いハードル

日本では2017年に、明治時代に制定された性犯罪に関する刑法が110年ぶりに改正されました。
改正刑法成立の参院本会議 2017年6月
しかし、「相手が性行為に同意していなかった」ことに加えて、「暴行や脅迫を加えて抵抗できない状況につけこんだ」ことが証明されなければ罪に問えず、有罪となるハードルが高いのが現状です。

根強い世論の末に…

海外に目を向けると、以前は日本と似たような状況だった国も少なくありません。しかし時代の変化とともに、法律も変わってきているのです。

その1つがスウェーデンです。性犯罪に関する法律が改正されたのは2018年。それまではスウェーデンも、日本と同じように、性的暴行の罪に問うには「同意の有無」に加えて、「暴行や脅迫があったかどうか」も必要でした。

「同意のない性行為は違法」とする法律の改正を望む声は多かったものの、立証には被害者の証言が欠かせず、心的負担が高まるおそれがあるとして、法改正が見送られてきました。

それでも根強い世論の後押しを受け、超党派の委員会を立ち上げ、政治家や警察、検察、弁護士協会などが議論を重ねて、ようやく法改正にこぎ着けたのです。
スウェーデン議会 ストックホルム
「YES以外はすべてNO」。つまり「相手が明確な合意を示さないまま行った性行為はすべて違法」になりました。相手が「NO」と言う必要もありません。受け身の相手との性行為も違法です。

立証には、ことばや態度で相手から同意が示されたかどうかが最も考慮されます。暴力や脅迫があったかどうかを証明する必要はありません。

有罪となった場合、2年以上6年以下の拘禁刑に処されます。

変わった捜査のポイント

ことし1月。被害者を守るスウェーデンの法律を知ってもらおうと、スウェーデンの司法省と検察庁の2人が日本を訪れました。
2人が参加した都内の大学で開催されたフォーラムには150人が参加し、立ち見が出るほど高い関心が寄せられました。

この中で司法省のヴィヴェカ・ロング上級顧問は法改正によって捜査の方法も被害者に寄り添うものになったと指摘しました。
スウェーデン司法省 ヴィヴェカ・ロング上級顧問
ロング上級顧問
「事件当時の被害者の服装や、過去の性行為を聞かれることがなくなった。むしろ、加害者側の『なぜ、被害者がみずから同意していると思ったのか』という部分に焦点が当たるようになった」
一方、こうした事案は、双方の意見が食い違うことが多いことから、同意の有無だけでは被害者の証言に頼ることになるとの懸念があることについて…。
ロング上級顧問
「検察は、被害者が警察や病院に行ったかや、SNSのメッセージ履歴など、証拠を積み上げる必要があり、被害者の発言のみに頼ることはない」

日本では水を飲むのにも許可をもらうのに…

日本では“性行為に同意があったかどうか”だけが罪を問う条件になることに、懸念を示す人もいます。

検察庁のヘドヴィク・トロスト上級法務担当に日本の現状を伝えると、逆に質問されました。
スウェーデン検察庁 ヘドヴィク・トロスト上級法務担当
トロスト上級法務担当
「日本人は水を飲む時やいすに座る時、さまざまな場面で相手に対して許可をとるのに、なぜ性行為の同意を取ることを難しく感じる人がいるのでしょうか?」
専門家はどう見ているのか。外国の刑法に詳しい、獨協大学の齋藤実特任教授はこう指摘します。
獨協大学 齋藤実特任教授
齋藤特任教授
「スウェーデンの法律は、要はきちんと相手に確認しようということ。“YES”か“NO”以外の残りを“グレーゾーン”とするならば、懸念している人たちは、実は確認せずに性行為に及んでいるケースが多いのだろう。酔っ払った時に勢いで、など。女性は男性の持ち物だという発想でできている明治時代の規定はそのままなので、変えなければならない」
そのうえで、現在の刑法に疑問を呈しました。
齋藤特任教授
「脅迫や暴行が認められたケース以外を処罰しないのであれば、検察官も立証が楽になる。しかし、限られた条件でしか処罰しない国は、世界でどんどん少なくなっている」

遅れている日本

スウェーデンの法律が突出して進んでいるかと思いきや、実はそうでもありません。

NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」は日本を含めた世界10の国や地域を対象に、性犯罪をめぐる法律を調査しました。

その結果、イギリスやドイツ、台湾や韓国などでも、ここ20年間で、被害者たちの声を反映し、性犯罪の法改正を進めてきたことがわかりました。

中でも、NOと言えない被害者の心情に寄り添ったスウェーデンの法律は最も被害者寄りの制度だといいます。

低すぎる性行為同意年齢

また、調査では、性行為に同意する能力があると見なされる年齢、いわゆる日本の性行為同意年齢の低さについても指摘しています。日本では性的暴行を受けた場合、13歳以上、すなわち中学1年生以上は、「暴行や脅迫があったこと」や「どの程度抵抗したか」を立証しなければなりません。
多くの国では、子どもを保護するためにこの年齢が引き上げられ、子どもに対するレイプはより重い処罰が科せられます。そのうえで、性教育は性犯罪から身を守るうえで重要だとも指摘しています。
スウェーデンでは幼稚園の頃から、胸や性器といった他者が触れてはいけない部分があると教えるほか、ハグも嫌だと思ったら拒否をすることなどを教えています。
ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子理事
ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子理事
「日本の子どもたちは適切な性教育をほとんど受けていないので、自分たちが性的虐待を受けそうになった時『これはされてはいけないことだ』とアラートを立てて逃げることができない。危険から身を守る知識を学校で得られるようにするべき。また、子どもの頃から男女問わず同意のない性行為はしてはいけないとしっかりと教えることが必要」

取材を通して…

内閣府の調査(2017年度)によりますと、女性の13人に1人が、意に反して性行為を強要された経験があるといいます。

去年、実の娘に性的暴行をした罪に問われた父親が無罪になるなど、性暴力をめぐる裁判で、加害者側が無罪となる判決が相次ぎました。(注:2審で有罪となった父親が最高裁判所に上告中。3月26日現在)

これを受けて、性暴力のない世界、被害の実態を反映した法改正を求めて、去年4月から「フラワーデモ」が全国各地で行われています。これまでに参加した人は合わせて1万人以上に上ります。
取材を通して…
フラワーデモ 東京 丸の内 2020年2月
「14歳の時から父親にレイプされ、誰かに話せば一家心中と脅された」
「派遣先の会社の上司に繰り返し呼び出され性器を触られたが、会社は一切とり合わなかった」
今回の取材で、多くの女性の話を聞きましたが、中でも印象に残っているのが、繰り返し性被害にあったものの、いずれも事件化できなかったという女性の話でした。
「やめてと強く言えなかった私が悪かったのだと自分を責め、日本に生まれたことさえ後悔した。しかしスウェーデンで改正された刑法について知り、希望を持つことができた」
スウェーデンでは被害者を救う法律に改正するため、多くの人が動きました。

日本では、2017年に性犯罪に関する刑法が改正された際、3年後のことしをめどに見直しを検討することが盛り込まれました。

性犯罪において世界の法制度から立ち遅れていると指摘される日本で、被害者たちが泣き寝入りすることなく、「希望」が持てる法律に変わることができるのか。被害者だけでなく、政治家や法曹界がともに立ち上がり、法改正につなげていけるか、見守りたいと思います。
国際部記者
松崎浩子

 

 

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3 コメント

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法改正を急ぐべし (山親父)
2020-06-23 10:36:01
こんにちは。

そもそも「同意のない性行為は犯罪」です、ましてや13歳以下?
実の娘に性的暴行をした罪に問われた父親が無罪になるとは、問題外です。
有罪となるべき案件ではないでしょうか?

また詩織さんの件についても、酩酊した状態で連れ込んで性的暴行、こんな卑怯者が何故に逮捕もされず、不起訴処分とはおかしいです。

日本は女性の人権軽視もひどい状態ですね、特に性犯罪に対するハードルの高さが問題です。
Unknown (ラベンダ)
2020-06-23 23:38:13
推定無罪についての記述から、今回の記事で改めて2つ程、宮武さんに聞きたいことが出てきました。不快に感じたり、答えづらければ、無視してください。
不同意性交罪とは直接関係ありませんが、それでもこれからの被害者保護の法整備と方針において重要なことは述べているつもりです。

まず第一に、スウェーデンを始め欧米先進国の刑事司法には容疑者•被疑者への人権問題(冤罪や乱暴•粗雑な捜査など)がまずない、もしくは日本よりマシだからさほど深刻ではないと思いますか?(ここでは昨今話題の人種差別事項を除いて)
第二に、先進国諸国は性犯罪再犯防止のために、性犯罪者GPS監視(スウェーデン、ドイツ、イギリス、フランス、カナダ、韓国、アメリカなどが導入)や性犯罪者情報公開法(アメリカ、イギリス、韓国など)、性犯罪者去勢手術(ドイツ、スウェーデンなど)などの方策も制度として導入していますが、日本も先進国に見習ってこれらを導入していくべきだと思いますか?

最後に、私も被害者保護の方策には迷わず賛成です。宮武さんの今回の記事も大体素直に頷けます。
[性行為 同意年齢の引き上げ] (バードストライク)
2020-07-02 20:10:40

本記事のタイトルは、性的暴行の証明から「抗拒不能(死をも辞さないほど 激しい抵抗をしたが、強姦を遂行された)」が外れた、という意味で、この要件が加害者に有利な判決を導いていたが、被害者を招いて講演を開くといった裁判官に対する啓発により、日本でもこの条件を外し始めたようです。
実の娘を強姦し続けた父親に一旦は無罪が出たものの、高裁で逆転有罪になったのは、そのいい例です。

もうひとつ、日本での性的暴行の罪が軽くなっている原因に、「性交同意年齢の低さ」があるということです。
なんと・・・13歳 @@;


> [「13歳」のYES 、それは本物?]
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200629/k10012487511000.html

日本では13歳、中学1年生から性行為に同意する能力があるとしている。

今世界ではいわゆる「性交同意年齢」を引き上げる動きが進んでいる。

5月に、性交同意年齢を13歳から16歳に引き上げた韓国。
(ネットを利用した「n番の部屋事件」で世論の高まりを受け、改正)

フランスも2017年に起きた性犯罪事件が 世論を動かした。
…… 31歳の数学教師が14歳の教え子に、28歳の男が11歳の少女に性的暴行。強姦罪(最長15年の禁固刑)に問うことが出来ず、性的侵害罪(最長5年の禁錮刑)となる ……
性的侵害罪は軽すぎるので、同意年齢を定め、15歳とした。

一方、日本の同意年齢は「13歳」。
明治時代に制定されたままである。
2017年の改正でも、同意年齢の引き上げは見送られた。
(※ 親など「監護者」が18歳未満に性的暴行をした場合は、同意の有無にかかわらず処罰の対象になる)
(引用終わり)

このあと、記事は
・・・日本の学校では、「性教育」は「寝た子を起こす」危険があり、避けられてきた。
そのため、自分を守る、という感覚を持つ子供が少ない。他人が水着で隠れる部分を同意なく触ることは拒否すべき。性行為も互いの同意が大切である、これからは学校でもそういう教育を行う、また本年6月より再び同意年齢の見直しが始まる、というようなことが書いてある。

日本会議のミソジジイどもが発狂するね 笑
こういう明治憲法下の腐って黴の生えた男尊女卑、上意下達、無理が通れば道理がひっこむご都合主義抑圧思想がいかに日本を毒し、世界の標準から遅れ進歩が止まったか、よく分かる。

ニッポン遅れた!
日本会議死ね!!
安倍辞めろ!!!

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