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安倍首相は、さきほどの２０２０年３月９日午前の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、新型インフルエンザ特別措置法を改正する方針であると説明し、その中に盛り込まれる緊急事態宣言に関して
「国民の私権を制約する可能性もあるわけで、どのような影響を及ぼすか十分に考慮しながら判断したい」
と述べました。
この前いきなり全国の学校の一斉休校だの、中韓からの遅すぎる入国制限だのを独断専行したこの人が、緊急事態宣言を出せるカードを握っても、国民の人権を制約することを考慮に入れて慎重に判断できるだろうだとか、どうして信頼できるんですか。
こういう人の言うことですよ？！
でも、立憲民主党の枝野代表も、新型インフル特措法の改正には反対するつもりがありません。
枝野氏、緊急事態宣言の「私権制約は限定的」 新型コロナ巡る法改正で見解
毎日新聞2020年3月9日 00時04分(最終更新 3月9日 00時04分)
立憲民主党の枝野幸男代表＝2020年3月5日、川田雅浩撮影
立憲民主党の枝野幸男代表は8日、自身のツイッターで、政府が制定を目指す新型コロナウイルス感染症を対象にする新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案により発令が可能となる緊急事態宣言について「私権に対する制約は『原子力緊急事態』と比べても抑制的」との見解を示した。「『緊急事態』という言葉に惑わされがちだが、定義・効果があいまいで拡大解釈の余地がある場合と異なり、憲法の範囲内で法的効果が明確に限定されている」とも指摘。宣言が発令されても国民生活への影響は限定されているとの見方を示した。
枝野氏は、現行法の緊急事態宣言は災害対策基本法に基づく「災害緊急事態」のような緊急政令の制定権を政府に与えるものではない▽東京電力福島第1原発事故の際に発令し避難指示などを行った原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態」に比べても、私権の制約は抑制的――と指摘。警察法に基づく「緊急事態」も挙げ「都道府県警察を一時的に内閣の統制下に置くもので、民主的統制の点から問題がある」と述べた。
枝野氏は現行の特措法について「法改正することなく、新型コロナウイルスに同法を適用することは可能であり、適用すべきだ」とも主張した。ただ、立憲は政府が10日に閣議決定する予定の改正案に対して、緊急事態宣言発令の際、国会への「適時報告」を義務づけるなどの修正案を検討しており、改正案審議に協力する姿勢を示している。
枝野さんは最終的には賛成する腹づもりだから、新型インフル特措法の緊急事態宣言はほかの法律のよりは安全だと、ごにょごにょ言っていますが、安倍首相の事は全く信用していないわけです。
だから、自分は憲法改正論者だけれども、安倍政権の時に改憲するのには反対だと言っています。
にもかかわらず、枝野さんと立憲民主党が今回の新型インフル特措法改正には賛成して、いま安倍首相に緊急事態宣言を出せるようにしてやるのは、新型コロナ対策に非協力的だと思われたら国民からの支持率が下がるという判断からでしょう。
でも、そういうのを国民の方を見ない党利党略というんです。
緊急事態宣言なんて、もはや要らなくね？！
一昨年、立憲民主党が華々しいデビューを飾った時には、何も計算なんて立っていなかったはずです。しかし、小池東京都知事に断固として屈しなかったから国民の支持を受けました。
なぜ、今、安倍政権を追い込むチャンスなのに腰砕けになって、緊急事態宣言を出すのにあたって事前に国会承認が必要だという一項を入れることさえ諦めているんですか。
そんなことだから、安倍政権の後の受け皿がないって言われるんですよ。
緊急事態宣言に固執する安倍首相の狙いは、いつかは憲法を改悪して緊急事態条項を入れるための布石に決まっているじゃないですか。
ずっと憲法の緊急事態条項が欲しかったうえに、無能で、それでいて専門家にも聞かずに独断専行する安倍首相に、新型インフル特措法改正で「緊急事態宣言」という「刃物」は持たせるべきではない。
国民の私権制約の可能性、影響考慮しつつ判断＝緊急事態宣言で首相
Reuters Staff
［東京 ９日 ロイター］ - 安倍晋三首相は、９日午前の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、新型インフルエンザ特別措置法を改正する方針であると説明し、その中に盛り込まれる緊急事態宣言に関し、国民の私権制約の可能性があり、その影響を十分に考慮して考慮しつつ判断していくと述べた。
安倍首相は、新型ウイルス特措法に関し「危機管理の観点から、感染の急速な拡大といった最悪の事態も想定しながら、国民生活への影響を最小とすべく法改正を行う」と述べた。
緊急事態宣言に関しては「国民の私権を制約する可能性もある。どのような影響を及ぼすのか、十分に考慮しながら判断したい」と述べた。
また、新型ウイルス陽性者のうち、今月８日現在で３２５人が回復し、退院したと説明した。
一方、北朝鮮が９日午前７時台に発射した飛翔体に対し「わが国と地域の平和と安全を脅かすもので、国際社会にとって深刻な課題だ。情報の収集、分析と警戒監視に全力を挙げ、わが国の平和と安全の確保に万全を期す」と述べた。
「歴史的緊急事態」指定表明 新型コロナ、会議の記録義務化 安倍首相
3/9(月) 10:04配信 時事通信
参院予算委員会で答弁する安倍晋三首相＝９日午前、国会内
参院予算委員会は9日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。
首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を、公文書管理ガイドラインが定める「歴史的緊急事態」に指定する考えを表明した。10日にも決定する。立憲民主党の蓮舫参院幹事長の要求に応じた。
【図解】内閣支持率の推移
歴史的緊急事態に指定されると、政府会議の開催日時や発言者、発言内容などの記録が義務付けられる。首相は、全国一斉休校の方針を事実上決めた関係閣僚らとの連絡会議についても議事録を作成し、公表する考えを示した。
感染拡大国からの入国制限をめぐり、首相は「イタリアも急速な感染の拡大がみられ、対象とすべきか議論を行っている」と指摘した上で「必要があれば判断したい」と述べた。
また、首相は新型インフルエンザ対策特別措置法改正で可能となる「緊急事態宣言」について、「国民の私権を制約する可能性もあるわけで、どのような影響を及ぼすか十分に考慮しながら判断したい」と述べ、実施に当たっては慎重に判断する考えを示した。自民党の武見敬三氏に答えた。
新型コロナ 私権制限、歯止め論再燃 改正特措法１３日にも成立
毎日新聞2020年3月6日 東京朝刊
自民党の森山裕国対委員長（右）と立憲民主党の安住淳国対委員長が会談し、特措法改正案を１２日に衆院通過させることで合意した＝国会内で２０２０年３月５日、川田雅浩撮影
新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正案は１３日にも成立する見通しとなった。衆参両院の自民党、立憲民主党の国対委員長が５日会談し、衆院内閣委員会で１１日に審議し１２日に衆院本会議で採決することで合意。参院も同日に内閣委で審議し、１３日の本会議で採決する調整に入った。成立すれば安倍晋三首相は私権を制限する「緊急事態宣言」を発令できるようになるが、与野党双方から「慎重な運用」を求める声が噴出。歯止めをどうかけるかが今後の国会議論の焦点となる。
「私権（人権）制限は、戒厳令を敷くようなものだ。制限の前に、専門家や国会に意見を聞くといった要件があってもいい」。５日に開かれた自民党政調全体会議と新型コロナウイルス関連肺炎対策本部の合同会合。出席議員の一人は特措法改正案についてこう語った。会合では改正案について「私権を制限する法案であり、慎重に運用すべきだ」との意見も相次いだ。
公明党も同日の対策本部で改正案を協議したが、緊急事態宣言を発令する際の与党了承手続きや具体的な基準を求める声が続出。政府側が明確に回答できなかったため、了承を見送った。北側一雄副代表は記者会見で宣言発令について「慎重な判断が求められ、国民への説明も必要だ。与党の主要な人たちに相談するのは当然だ」と強調した。
現行の特措法は、旧民主党政権下の２０１２年４月に成立した。日本が武力攻撃などを受けた際の対応を定めた国民保護法をモデルにしており、強い私権制限が認められる。そのため、政権の権限強化を懸念した当時野党の自民党などが主導し「緊急事態宣言を恣意（しい）的に行わない」「人権が過度に制約されない」ことなどを盛り込んだ付帯決議も採択された。今回の改正案は、自民、公明両党内で特措法成立当時に強まった、私権制限への「歯止め」論を再燃させた形だ。
現行の特措法成立にも反対した共産党の志位和夫委員長は５日、改正案に対し「緊急事態宣言になれば、集会、言論、移動の自由が制限される。（今回も）徹底審議が必要だ」と主張。社民党も「私権制限には謙抑的であるべきだ」（福島瑞穂党首）と訴える。
一方、現行法制定を主導した旧民主党の流れをくむ立憲民主、国民民主両党も共産、社民両党への配慮から、私権制限への慎重論を展開し始めている。
立憲の枝野幸男代表は４日の安倍晋三首相との会談で「旧民主党が作った法律なので使うことは否定しないが、私権制限は非常に大きい。緊急事態宣言を出さないよう抑え込むのが政府の責任だ」と強調した。現行法は宣言を出した際の「国会報告」を定めているが、枝野氏は宣言を出す場合について「事前に科学的根拠を示す」「宣言中は２～３週間に１度は国会に状況報告する」など国会の関与を強めるよう求めている。立憲はこうした付帯決議や法案修正を求める方針で、ほかの野党と調整する。【東久保逸夫、村尾哲】
「緊急事態」自民にも疑問
「法改正しないとできないことがあったのか」「何をしようとしているのか」。５日の自民党会合では、議員から政府が特措法を改正する意図をいぶかる声も上がった。
首相は２月２６日に大規模なイベントの２週間自粛、翌２７日には小中高校の全国一斉休校を相次いで要請した。いずれも法的根拠のない呼びかけだった。
感染が広がる北海道では、鈴木直道知事が道民に週末の外出自粛を要請。厚生労働省は「国民生活安定緊急措置法」に基づき、マスクの生産・販売会社に売り渡しを指示して計４００万枚を買い取った。政府や自治体で既にさまざまな対策が講じられている。
新型コロナウイルス感染症が特措法の対象となり、首相が緊急事態宣言を行えば、他に床面積１０００平方メートル超の映画館や百貨店、博物館などの使用制限・停止の要請・指示なども可能だ。だが、「宣言をして今から何か新しくやることがあるのか。既にやれている話だ」（与党幹部）との声も上がる。
現行の特措法は宣言の要件として（１）国民の生命・健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある新型インフル等が国内で発生（２）全国的かつ急速なまん延により国民生活・経済に甚大な影響を及ぼし、またはそのおそれがある――の２点を規定している。だが、５日の自民党の会合では、同感染症の重症化率や致死率が低いことから「緊急事態宣言の状況にはない」との疑問も噴出。政府側は「すぐに宣言を出す状況にはなく、想定しているわけではないが、万が一に備えておきたい」との釈明に追われた。
野党は「現行法で対応可能」と主張していることもあり、自民党中堅議員は「他のいろいろな法律は勝手に解釈を変えているのに、なぜ特措法だけ改正が必要なのか。首相は『頑張ってリードしている』とのアピールが過ぎる」と皮肉った。【飼手勇介、野間口陽】
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あまりにも自分を律する事が出来ない人達が日本に多過ぎるのです。
日本人の振舞いは世界標準から逸脱しつつあるようです。
それは日本の中だけしか通じない。世界の人達はキリスト教的な基準で物事を見ます。
心の中に神が居て、神が常に自分を見ている。これが欧米人の心の中。
日本人の心の中には神はおらず、他人の目があるだけ。
これでは他人が見て居なければ何をしても良いとなってしまう。或いは、他人が文句言わなければ別に構わないとなってしまう。
世界では、それは全く通じません。日本の外に出たら、欧米人の視点で物事を見て判断しなければ誤解されるのです。
つまり天上の神（ＧＯＤ）の目で見た時に正義かどうかというのが判断の絶対的な基準なのです。
＞慎重に判断する」と言った
この場合の私権って、安倍自身の権力のことと勘違いしていたりして。
被災してもなお人を思いやる行動をとってきた多くの名もなき人たちが築いてくれた美しい精神、日本の誇りを台無しにしたのは、アベ政権だと思う。
この期に及んで、大抵の人は、「まず人にうつさないこと」を第一にちゃんと考えている。正しい情報さえ出してくれれば、一人一人が感染拡大防止のための最善の行動をとることができる。だからこそ検査して正確な情報がほしいと思っている。
パニクッってトチ狂って見苦しい行動をしているのはアベ政権だけではないでしょうか。海外の報道でもボロカスに言われている。
市井の人々が積み重ね築いてきた、勤勉で善良で聡明という世界からの日本に対する敬愛の念を、アベらがぶっこわしてしまった。悔しくてたまらないです。
もういい加減にしてほしい。国民のほうからアベ政権に緊急事態宣言を申し渡して、どこかにすっこんでてもらいたい。
ゆぅ～くりっやって、緊急ですか？
でもそれでオリンピックはできなくなりますからっ、残念！！！！
そのあたりのヘッポコぶりをあまり極端に突いても、逆効果となるような気がするんですよ。
それよりも、この人特有のポンコツぶりを指摘したほうが得策かと思ってるんです。
というのは、私の個人的な戯言、特段、誰にこうしろ、ああしろと思っているわけではありません。
それで、本日、ふと思ったのですが、確か、どじょう内閣でしたよね、安倍政権の生みの親は。
社会保障の一体改革と消費増税がゼッタに必要な政策だ、だったかな。
マニフェストにない政策だったのが負い目だったんでしょうね。
それで、まんまと安倍にノセられて・・・の体たらく。
今の枝野氏にもそんな気配が感じられます。
民主党と自民党、野田と安倍の約束がどうなったのかを思い出してほしいところです。
野田氏の他にも、前原氏、細野氏、加藤紘一氏、岸田氏、谷垣氏、
そうそう、安倍の親父さんなんかも、その一人でしょうかね、などなど、
枝野氏にも、政治感というか、運がなさそうな感じ。
逆に、安倍政権の生命維持装置となりそうな気配を感じさせます。
まあ、石破氏にどこまで運があるかは測りかねていますが、
とにかく、どこの世界でも、ここ一番という時に、運に見放される人はいるものですが、
それとは逆に、安倍政権は運がありすぎるように感じます。
私の経験では、こんな時は、好事魔多しといいますか、
突然の何かで足元をすくわれるか、吹き飛ばされるか、
なんだか、国会での姿を見ていると時々咳き込んでいるようないないような。
たぶん、自分で作り育てたストレスが相当溜まっているんでしょうね。
どこまで体と気持ちが持つか、というレベルに達していそうな気がしないでもない。
ふと、そんな風に感じてしまった今日この頃。
ところで、本日の国会参院劇場から。
小西洋之VS森まさこ壊れたレコーダー TVの前で虚偽答弁！
https://www.youtube.com/watch?v=N67_LDy5X2o
これでもなお、ウソは認めなきゃウソじゃない演芸が楽しめます。
小西氏が早口過ぎて、ちょっと頑張って聞かないといけないかもしれないところが玉にキズ。
お暇ならどうぞ！
原口一博 国民民主党国会対策委員長
https://www.youtube.com/watch?v=nmjBgx2Hikw
信じちゃいけない相手と、いつになったらわかるのでしょうかね。