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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

広島選出で「核のない世界」を目指すことを売り物にする岸田首相が、首相としての初めての広島平和祈念式典での挨拶で、核兵器禁止条約について触れないだけでなく、一言も「核兵器廃絶」とさえ言わなかった。

2022年08月06日 | 被爆者援護と核兵器廃絶

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 もうすでに、岸田首相に何も期待はしていない当ブログですが、今日2022年8月6日の広島平和記念式典での岸田首相の挨拶を聞いて、心底驚きました。

 この人は、「核兵器のない世界」とは言えても、「核兵器廃絶」とは決して言えないのだなと。

 岸田首相にとっては、「核兵器のない世界」はどこか天から降ってくるものであって、主体的に自らが努力して核兵器を「廃絶」する気はさらさらないのです。

 国会議員になった時から核問題を売りにしてきた自分が、初めて首相として迎えた広島の「原爆の日」ですよ?

 相当気合を入れて臨んだはずなのに、なんちゅう無内容な挨拶かとびっくりです。

安倍政権での外務大臣時代から、核禁条約についてはこの態度。

「岸田文雄氏の核兵器廃絶論を検証する」大久保賢一日本反核法律家協会会長・弁護士。「結局、岸田氏はこれまでの日本政府と違う何も新しい提案をしているわけではない」

 

 

 

 岸田首相は、ロシアのプーチン大統領がウクライナを侵略するにあたって、アメリカをはじめとするNATOに対し、核兵器使用をちらつかせて威嚇していることを念頭に

『核兵器による威嚇が行われ、核兵器の使用すらも現実の問題として顕在化し、「核兵器のない世界」への機運が後退していると言われている今こそ、広島の地から、私は、「核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない」と、声を大にして、世界の人々に訴えます。』

と最初の「核兵器のない世界」という言葉を使いました。

 しかし、よく見ると核兵器の使用は良くないと言っているだけで、核兵器をなくすとは言いません。

 岸田首相が、国際社会でますます支持する国を増やしている核兵器禁止条約のことに触れる可能性は全くないとは思っていましたが、核廃絶という言葉も使えない根性なしぶりには、ほとほと呆れました。

ロシア専門家の廣瀬陽子慶大教授が「核が抑止力でなくロシアの自由度を高めている。核抑止論者にとっては衝撃的」。岸田首相はNATO首脳会議でなく、核兵器禁止条約の第1回締結国会議に出席すべきだ。

 

 

 岸田首相はさらに2回、

『我が国は、いかに細く、険しく、難しかろうとも、「核兵器のない世界」への道のりを歩んでまいります。

 このため、非核三原則を堅持しつつ、「厳しい安全保障環境」という「現実」を「核兵器のない世界」という「理想」に結びつける努力を行ってまいります。』

として、キャッチフレーズの「核兵器のない世界」をしつこく繰り返します。

読む価値ゼロ。

 

 

 ところが、「核兵器のない世界」はあくまで「理想」であって、そのために強調するのは、核保有国に核軍縮の努力義務を課すだけで、核廃絶は求めていない核拡散防止(NPT)条約のこと。

『そうした努力の基礎となるのは核兵器不拡散条約(NPT)です。その運用検討会議がまさに今、ニューヨークで行われています。私は、先日、日本の総理大臣として初めてこの会議に参加し、50年余りにわたり世界の平和と安全を支えてきたNPTを国際社会が結束して維持・強化していくべきである旨訴えてまいりました。』

 つくづく、この人はアメリカの核の傘の下にいる日本の二枚舌の政策を変える気はなく、「核兵器のない世界」と口にはしても、「核兵器をなくす」つもりは全くないのだと痛感しました。

本気で核廃絶をめざす気もないのに、コロナ感染拡大と統一教会・安倍国葬問題から海外逃亡してNPT再検討会議に出席した岸田首相が、案の定、核禁条約について触れず。恥さらしは早く帰ってこい!

 

 

 岸田首相の挨拶には、また、「核兵器のない世界」がさらに2回出てきて、この短い挨拶の中で5回も言ったので、もう単なる自己アピールのフレーズでしかないのだなとよくわかりました。

『「核兵器のない世界」の実現に向けた確固たる歩みを支えるのは、世代や国境を越えて核兵器使用の惨禍を語り伝え、記憶を継承する取組です。

 我が国は、被爆者の方々を始め、「核兵器のない世界」を願う多くの方々と共に、被爆の実相への理解を促す努力を重ねてまいります。』

 この人は「核兵器のない世界」を願っているだけなので、もう一片たりとも、核廃絶への努力をするかもしれないと期待したら駄目ですよ。

日米首脳会談の共同声明で中国に「異例の核軍縮呼びかけ」のお笑い。5500発保有の米国が350発の中国に文句を言う資格はない。ウクライナ危機で核兵器禁止条約のみが人類の生き残る道であることは明らかだ。

 

 

 被爆者援護については、岸田首相のあいさつの中には、「今なお、後遺症に苦しむ方々」だとか

「被爆者の方々には、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行うなど、高齢化が進む被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的な援護施策を推進してまいります。」

という、原爆症認定に関する言葉ははっきり出てきます。

 しかし、岸田政権になってもなお、原爆症認定訴訟で国は負けても負けても、原爆症認定訴訟で争い続けていますし、原爆症認定の基準をちょっとでも緩めようともしないのです。

 岸田首相の出身地である広島の「原爆の日」にわかったこと。

 それは、岸田首相が口先だけの卑劣漢だという、今更ながらの真実だけでした。

岸田首相は古い自民党を変える気はない。だから今度の衆院総選挙は安倍・菅政権9年間への審判だ。強者が驕り高ぶる社会か、庶民が生きていける社会を選ぶのかが問われている。

岸田首相の所信表明演説から消えた「寛容な政治」と「民主主義の危機」というフレーズ。「政治とカネ」の問題に踏み込む勇気がないままなら、安倍・菅政権を焼き直しただけのキシダメ内閣だ。

 

 

私が弁護士になろうと大学時代に決めたのは、大学1年生の時の広島・長崎への旅、被爆者の方々との出会いや、被爆の実相を少しだけ垣間見た経験からでした。

だからこそ、核兵器のない世界と口で言うだけで、指一本、核兵器をなくす努力はしようとしない岸田首相が本当に嫌いです。

それは核廃絶の問題だけでなく、聞く力も、新型コロナ対策も、全部が欺瞞だらけじゃないですか。

最初から嘘をつくぞという姿勢がミエミエの故安倍晋三元首相や菅義偉前首相の方が、わかりやすいだけマシだった気がします。

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真夏の太陽が照りつける暑い朝、一発の原子爆弾が広島の街を一瞬にして破壊し尽くし、十数万ともいわれる人々の命を、未来を、そして人生を奪いました。川では数多の人が斃れ、街中には水を求めてさまよう人々の姿。そうした惨状の中でなんとか一命をとりとめた方々も長く健康被害に苦しまれてきました。

内閣総理大臣として、ここに犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げますとともに、今なお、後遺症に苦しむ方々に対し、心からのお見舞いを申し上げます。

七十七年前のあの日の惨禍を決して繰り返してはならない。これは、唯一の戦争被爆国である我が国の責務であり、被爆地広島出身の総理大臣としての私の誓いです。

核兵器による威嚇が行われ、核兵器の使用すらも現実の問題として顕在化し、「核兵器のない世界」への機運が後退していると言われている今こそ、広島の地から、私は、「核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない」と、声を大にして、世界の人々に訴えます。

我が国は、いかに細く、険しく、難しかろうとも、「核兵器のない世界」への道のりを歩んでまいります。このため、非核三原則を堅持しつつ、「厳しい安全保障環境」という「現実」を「核兵器のない世界」という「理想」に結びつける努力を行ってまいります。
そうした努力の基礎となるのは核兵器不拡散条約(NPT)です。その運用検討会議がまさに今、ニューヨークで行われています。私は、先日、日本の総理大臣として初めてこの会議に参加し、50年余りにわたり世界の平和と安全を支えてきたNPTを国際社会が結束して維持・強化していくべきである旨訴えてまいりました。

来年は、この広島の地で、G7サミットを開催します。核兵器使用の惨禍を人類が二度と起こさないとの誓いを世界に示し、G7首脳と共に、平和のモニュメントの前で、平和と国際秩序、そして自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的な価値観を守るために結束していくことを確認したいと考えています。

「核兵器のない世界」の実現に向けた確固たる歩みを支えるのは、世代や国境を越えて核兵器使用の惨禍を語り伝え、記憶を継承する取組です。我が国は、被爆者の方々を始め、「核兵器のない世界」を願う多くの方々と共に、被爆の実相への理解を促す努力を重ねてまいります。

被爆者の方々には、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行うなど、高齢化が進む被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的な援護施策を推進してまいります。

結びに、永遠の平和が祈られ続けている、ここ広島市において、核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを改めてお誓い申し上げます。原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、広島市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。

令和四年八月六日 内閣総理大臣 岸田文雄
 
 
 

広島に原爆が投下されて6日で77年となります。
ロシアの軍事侵攻により、世界中で核の脅威に対する危機感が広がる中、広島市の松井市長は平和宣言で「核兵器による抑止力なくして平和は維持できないという考えが勢いを増している」と指摘し、生命と財産を守るためには核兵器を無くす以外に根本的な解決策は見いだせないと確信してほしいと訴えました。

広島市の平和公園で午前8時から行われた平和記念式典には、被爆者や遺族の代表をはじめ、岸田総理大臣のほか、99の国の代表が参列しました。

ことしは、3年ぶりに一般の参列者席が設けられ、新型コロナウイルスの影響で規模を大幅に縮小した去年とおととしの4倍に当たるおよそ3200人が参列しました。
式典では、この1年に亡くなった人や死亡が確認された人、合わせて4978人の名前が書き加えられた33万3907人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。
そして、原爆が投下された午前8時15分に参列者全員で黙とうをささげました。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻と核による威嚇を受けて、世界各地では軍備を増強する動きが広がっています。

広島 松井市長 “為政者は核兵器使用の結末を直視すべき”

 
広島市の松井市長は平和宣言で「世界中で、核兵器による抑止力なくして平和は維持できないという考えが勢いを増している」と指摘しました。

そして、核保有国の為政者に対し、被爆地を訪れ、核兵器を使用した際の結末を直視すべきだとして、「国民の生命と財産を守るためには、核兵器を無くすこと以外に根本的な解決策は見いだせないことを確信していただきたい」と述べました。

岸田首相「核ない世界への道のり歩んでいく」

 
また、岸田総理大臣は「いかに細く、険しく、難しかろうとも『核兵器のない世界』への道のりを歩んでいく。非核三原則を堅持しつつ、『厳しい安全保障環境』という『現実』を『核兵器のない世界』という『理想』に結びつける努力を行っていく」と述べました。

国連 グテーレス事務総長「世界は決して忘れてはならない」

 
広島市の平和記念式典に現職の国連トップとして12年ぶりに出席したグテーレス事務総長は、あいさつのはじめに「被爆者の方々による揺るぎない証言は、核兵器の根本的な愚かさを私たちに気づかせてくれる」と述べ、長年にわたり被爆の実態を伝えてきた被爆者の努力をたたえました。

一方世界の状況について、「深刻な核の脅威は、中東から朝鮮半島へ、そしてロシアによるウクライナ侵攻へと、世界各地に急速に広がっている」と危機感を示したうえで、「核保有国が核戦争の可能性を認めることは断じて受け入れられない」と述べ、ロシアによる核の威嚇を厳しく非難しました。

そのうえで現在、NPT=核拡散防止条約の再検討会議がニューヨークで開かれていることを踏まえ、「きょう私はこの神聖な場所からこの条約の参加国に対し、私たちの未来を脅かす兵器を廃絶するために、直ちに努力するよう呼びかける」と訴えました。

グテーレス事務総長は最後に、「世界はここ広島で起きたことを決して忘れてはならない。犠牲者の記憶、生き残った方々が残した遺産は決して消滅しない」と述べ、国際社会に対して核廃絶に向けた取り組みを改めて呼びかけました。

参列の女性「平和への願いを引き継いでいきたい」

式典に参列した義理の母親が被爆したという61歳の女性は、
「二度と同じことが起きないよう、核兵器を持つことの重大さをそれぞれの国に知ってほしいと思います。被爆者の数が減る中で、自分たちは、被爆者本人から直接話を聞ける世代なので、平和への願いを引き継いでいきたいです」と話していました。

南アフリカ出身の留学生「戦争に決して勝者はいない」

南アフリカ出身で徳島県に留学している24歳の大学院生は、
「被爆者が経験した実際の話を聞いて非常に心に響きました。戦争に決して勝者はいないし、戦争は解決手段にはなりません。それぞれの違いを受け入れて理解し合うことが大切だと感じました」と話していました。

ウクライナ出身女性「子どもたちの未来を心配」

 
ウクライナ出身で、広島市南区に住む平石エレナさんは、原爆が投下された午前8時15分、家族とともに原爆ドームに向かって手を合わせ祈りを捧げていました。

平石さんは、ウクライナへの支援金を募るチャリティーコンサートを企画するなどの活動をしています。

平石さんは、「世界が平和であるように、また、原爆で亡くなった人に静かに眠ってほしいと祈りました。広島の人たちは、ウクライナへの支援活動にも積極的に協力してくれました。広島で起こったようなことがウクライナで起こってほしくない。子どもたちの未来を心配しています」と話していました。
被爆地・広島は6日の一日、犠牲者を追悼する祈りに包まれるとともに、核の脅威が高まる今だからこそ「核兵器によってもたらされる悲劇」や「核なき世界の実現を願う被爆者の声」を国内外に発信することにしています。

平和記念式典 警備態勢を強化

 
広島市と広島県警察本部は、先月、安倍元総理大臣が奈良市で銃撃されて死亡した事件を受けて、ことしの平和記念式典に配置する市の職員や警察官を増員して警備態勢を強化しています。

このうち平和公園の入り口では、これまでは手荷物検査だけを行っていましたが、市は今回、初めて金属探知機を導入し、警備員が参列に訪れた人の手荷物やポケットの中に刃物など危険なものが入っていないかどうかを入念に確認していました。

また、警察は平和公園で要人が通る場所などを中心に警察官を例年よりも多く配置しています。
配置された警察官は、式典が行われる平和公園や周辺の道路を複数人で繰り返し巡回していました。

金属探知機による検査を受けた、式典に参列する広島県廿日市市の中学3年生の男子生徒は「10秒くらいかけて荷物や服を調べていました。銃撃事件もあったので、警備が厳重になることは理解できるし安心だと思います」と話していました。
 
 
 
 

歴代首相あいさつから一変、原爆の悲惨さ伝える描写が多数…核軍縮への強い思いを込める

 被爆地・広島選出の岸田首相は6日の平和記念式典でのあいさつで、「核兵器のない世界」の実現に向けた決意を強調した。

平和記念式典であいさつする岸田首相(6日午前8時37分、広島市中区で)=吉野拓也撮影
平和記念式典であいさつする岸田首相(6日午前8時37分、広島市中区で)=吉野拓也撮影

 「真夏の太陽が照りつける暑い朝、一発の原子爆弾が広島の街を一瞬にして破壊し尽くした」「川ではあまたの人がたおれ、街中には水を求めてさまよう人々の姿」――。首相は、原爆の悲惨さを伝える描写を多数盛り込み、歴代首相のあいさつからは一変させた。首相は、核軍縮をライフワークとしており、「首相の強い思いが込められた」(政府関係者)という。

 首相は1日、米ニューヨークで開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議に日本の首相として初出席し、核兵器不使用の継続や透明性の向上などを訴えた。

 11月には、核保有国と非保有国の政治リーダーらが参加する「国際賢人会議」、来年5月には先進7か国首脳会議(G7サミット)がそれぞれ広島で開かれる。首相は核軍縮の機運を高め、働きかけを強めたい考えだ。

 
 

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平和への誓い (ゴメンテイター)
2022-08-09 08:31:50
岸田首相の、やる気のないあいさつの後、素晴らしい「平和への誓い」を聞くことができました。

広島市のホームページから抜粋して転載させていただきます。


あなたにとって、大切な人は誰ですか。
家族、友だち、先生。
私たちには、大切な人がたくさんいます。
大切な人と一緒に過ごす。笑い合う。
そんな当たり前の日常はとても幸せです。

昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
道に転がる死体。
死体で埋め尽くされた川。
「水をくれ。」「水をください。」という声。
大切な人を一瞬で亡くし、当たり前の日常や未来が突然奪われました。

あれから77年経ちました。
今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます。
戦争は、昔のことではないのです。

自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。
本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、相手を理解しようとすることです。
本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。

過去に起こったことを変えることはできません。
しかし、未来は創ることができます。
悲しみを受け止め、立ち上がった被爆者は、私たちのために、平和な広島を創ってくれました。

今度は私たちの番です。
被爆者の声を聞き、思いを想像すること。
その思いをたくさんの人に伝えること。
そして、自分も周りの人も大切にし、互いに助け合うこと。
​世界中の人の目に、平和な景色が映し出される未来を創るため、私たちは、行動していくことを誓います。


以上、こども代表のお二人が世の大人たちに大切なことを教えてくださいました。「抜粋」と言いながら全文ですね。素晴らしいですから。

特にここは各国の指導者に聞かせたいですね。
「自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。 本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、相手を理解しようとすることです。 本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。」

そして
「自分も周りの人も大切にし、互いに助け合うこと。」
は、私も日常的にできているかを点検したいです。

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