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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

「良い弁護士悪い弁護士普通の弁護士」の見分け方について1 こちらの話を聞いてくれる弁護士は良い弁護士、ろくに話を聞きもしない弁護士は出来の悪い弁護士。これは不変の原理です。

2024年04月02日 | 法律家

あの「ゴッドファーザー」のフランシス・フォード・コッポラ監督の佳作「レインメーカー」より若き日のマット・デイモン。

新人弁護士が一癖も二癖もある事務所に入所して、同時進行で多種多様な事件と格闘する。

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 ダウンタウン松本人志vs週刊文春の名誉毀損裁判は誰でも語れるだけに弁護士コメンテーターの力量がもろに出る事件になっています。

 そこでうちのブログでは事件が発覚した最初のころに

ダウンタウン松本人志VS週刊文春の裁判についてのコメントで見る、テレビの弁護士コメンテーターの格付け。1位 本村健太郎、2位 清原博。橋下徹弁護士は案の定最下位だった(笑)。

という記事を書き、2日前の

ダウンタウン松本人志vs週刊文春の名誉毀損裁判で、原告松本側が女性2人の名前や住所、生年月日、携帯電話、LINE、写真を求めたことで、区別がつかないほどの数の「被害」女性がいることを自白したことになる

には原告松本側の訴訟のやり方に呆れて、編集後記で思わず

「毎回毎回口頭弁論ごとにこの事件について記事を書いても仕方ないのですが、原告の松本人志自身も依頼した代理人弁護士も出来が悪すぎて驚きしかないです。」

 と書いてしまったんですね。

ザ・弁護士のおひとり、紀藤正樹先生も同じ感想だったようだ。

 

 

 

  これに対して、我が政治団体「個人の尊厳」代表の村野瀬玲奈さんからコメントをいただきまして

『出来の悪い弁護士を見分ける方法ってありますか (村野瀬玲奈)2024-04-02 02:04:46

>出来の悪い弁護士

難しい司法試験を通らないと弁護士にはなれませんよね。難しい試験に合格しているのに出来が悪いって、言語矛盾ではないのでしょうか。どうがんばっても司法試験に絶対に受からない自信がある出来の悪い素人の私にはわかりません。

どうしたら出来の悪い弁護士になれるのか、もとい、出来の悪い弁義士を見分けるノウハウを宮武嶺弁護士に時間のある時に一本記事にしてほしいと思います。一般の人にも役に立つ記事になること間違いなし。ご検討お願いします。』

 これまた難しいご要望なのですが、大事なことなので今日半日いろいろ考えてみたんです。

名優ポール・ニューマン主演の「評決」。良い弁護士と悪い弁護士と言えば、まずこの映画が浮かぶ。

この酒の臭いを消して見ず知らずの人の葬儀に行き、事件をあさるというアル中弁護士がいかに再生を果たすか、ぜひ見ていただきたい。

 

 

 出来の悪い弁護士。。。。という話で真っ先に思い出したのは、維新の会創設者の橋下徹弁護士や大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事。。。。ではなくてですね。

 わたくし10年前までは郷里の兵庫県弁護士会に所属していまして、あのころは弁護士会の法律相談登録の名簿の順番に弁護士会館や市役所で法律相談をしていたんです。

 まだ東京弁護士会から当時の神戸弁護士会に登録替えをして間もないころ、ある市役所で法律相談をしていたら隣の部屋から弁護士の怒鳴り声が聞こえてきたんです。

 第一に驚いたのは秘匿性の高い法律相談をやっている部屋同士の壁の薄さだったんですが(笑)、さらに驚いたのはわずか20分しかない法律相談を一斉に始めて、たった5分でもう怒鳴りだしていることなんですよ、この先生(-_-;)。

 私の場合、持ち時間が20分しかなくて次の方が待っているとしても、最初の15分はうまく誘導しながらじっくりお話を伺って、最後にまとめやアドバイスをするようにしていました。

 それを5分しか経っていないのにもう怒鳴っているということは、この弁護士さん、ろくに相談者の話を聞いていませんよね?(しかも弁護士会のある役職にある方だったので余計に情けなかった)。

弁護士で作家のジョン・グリシャム原作の「ザ・ファーム 法律事務所」。若き弁護士トム・クルーズ(私と同じ年!)とこれまた名優ジーン・ハックマンの対照の妙ときたら!

 

 

 日本ではまだまだ法律事務所の敷居が高いです。

 弁護士に法律相談に来られるということは、これは人生の土壇場でがけっぷちか、もしくはもう崖から落ちちゃってることが多いんです。

 ですから、私が弁護士をやっていて一番依頼者の方に泣かれるタイミングは、実は事件がうまく解決した!

 時ではなくて、受任することを決めたときなんですよ。

「わかりました。やりましょう」

 弁護士がそう言った瞬間に涙を流す市民がどれだけ多いか。

 まさに地獄に仏というご心境なんだと思います。

 なので、出来の悪い弁護士の見分け方、その第一は

「こちらの話を聞いてくれない」

 これに尽きると思います。

マット・デイモン主演の「レインメーカー」(「雨降らし」転じて事務所を潤す儲けられる弁護士の意)。

司法試験に合格せず調査員をやっているダニー・デビート、事務所のボスのミッキー・ローク、敵役の弁護士ジョン・ボイト、みんないい味を出していた。

この映画のラストの主人公の選択を皆さんはどう思われるだろう。。。

ちなみに、司法試験に合格しているから優秀、と思っていただけるのはありがたいのですが、アメリカ合衆国国務省から「人身売買と戦うヒーロー」の表彰を受けた畏友の指宿昭一弁護士なんて司法試験17回目の合格ですから。

試験合格と手腕にはあまり関係がないと思ってます。

 

 

 理屈でいうと、弁護士は学者ではなく実務家なので法律を使って実際に社会に起きている事件を解決することが仕事です。

 ですから、法律家としての弁護士の仕事は

1 証拠をもとに

2 経験則で推測して

3 法律の要件になっている事実を証明することです。

 私が橋下氏や吉村氏をいつもこっぴどく批判するのは、彼らは維新びいきのポジショントークで

1、の証拠に基づかず、

2、の経験則を無視して飛躍と矛盾のある論理を展開し、

3、の肝心な事実ではなく自分に都合のいい事実をでっちあげる

という点が実務法曹として腹が立つからなんです。

 この点、人の話を聞かない弁護士というのは、まず1の証拠のすべてを持っている相談者から全く情報を取らないで、2については自分の予断と偏見で事実を決めつけているわけで、3も外れるに決まっている、話にならないお粗末さということを自ら証明しています。

ま、橋下氏や吉村氏はこの映画の悪魔弁護士アル・パチーノみたいなもんかなw。この映画は駄作なので決して2人でも見ないでくださいww

 

 

 ですから、ネット上で検索して白羽の矢を立てた法律事務所に行くときには、まずこちらの話を聞いてくれるか、これを弁護士選びの基準にしてください。

(人の話を聞くのは当たり前、まして弁護士が相談者の話をお聞きするのは当然なので、聞いて「くれる」という表現がもうおかしいのですが)

 そして話を聞いてくれる弁護士かどうかというのは、ネット上でアクセスしたときの応答ぶりや、事務所の受付や秘書さんの対応からでも何となくわかると思うんですよ。

 そのうえで、弁護士との、人としての相性は非常に大事です。

 2月に弁護士ドットコムを始めまして、3月に新しい顧問先ができたのですが、そこの担当者にどうやって2万人の登録者の中から私を選んだのかお聞きしたら、

「話しやすそうだったから」

とおっしゃっていました。

 弁護士ドットコムもネット上のサービスですから、まだ実際に会う前でも、話しやすそうか話しにくそうか相性はわかるってことなんです。

 一般市民にとって弁護士はやはり少し怖い存在かもなので、弁護士が話を聞いてくれることは最低条件として、こちらが話をしやすいのは大事です。

 そしてこればかりは相性の問題で、ご自身にとって話しやすい弁護士を探すしかないと思います。

 特に長くかかる難しい案件ではマラソンの伴走者選びのようなものなので、弁護士との人としての相性も大事になってきます。

 この辺りも注意してみてくださいね。

主役を弁護する弁護士役で特に印象に残っているのは「推定無罪」でハリソン・フォードを助けたラウル・ジュリア(あのアダムスファミリーのお父さんw)と

 

フィラデルフィア」でエイズにかかったトム・ハンクスの代理人を務めたデンゼル・ワシントン。

二大名優競演のこの作品でトムはアカデミー主演男優賞を獲得したが、デンゼルも助演男優賞を獲っていてもおかしくなかった。

 

 

そしてこれも大事なところなんですが、ホームページはすごくよくできているけれど、内実はひどいという法律事務所はいくつも存在します。

特に有名になった「過払い」などでコマーシャルをやっていたような事務所は要注意です。

すでにそこをやめていても、あそこらあたり出身の弁護士は、過払いしかやっていなくてほかの事件は全然経験不足ということもあります。

安全を期するなら、いきなり特定の法律事務所に行かず、各地の弁護士会の有料法律相談に行かれるのが確率が高いと思います。

どうしても金銭的に余裕がない場合には政府のやっている法テラスを利用するのもいいでしょう。

慎重に弁護士を選びたいということなら、そういう場所で何人かの弁護士と話をして、費用と方針について一番納得のいった弁護士を選ぶという手もあると思います。

この項、不定期連載で続きます。

村野瀬代表、いつもながらのギリギリ足が届くか届かないかのキラーパス、ありがとうございました!(笑)

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司法試験に落ちた君へ 弱き労働者守る遅咲きの闘士

法務インサイド 司法試験に落ちた君へ(中)

法務インサイド
2023年11月10日 5:00 [会員限定記事] 日本経済新聞
21年、米国務省から「人身取引と闘うヒーロー」と表彰された

指宿昭一弁護士に聞く

指宿昭一弁護士は、外国人技能実習生やタクシー運転手など、一貫して労働者を代理してきた。外国人技能実習生の劣悪な労働実態を訴え続け、2021年に米国務省が「人身取引と闘うヒーロー」として表彰した。労働弁護士として活躍するが、弁護士になったのは46歳と遅い。司法試験には16回連続で落ちた。何度試験に落ちても「弁護士になったら何がしたいか。いつも先のことを考えてやる気を出した」と振り返る。

先のことを考えれば、やる気も出た

何度落ちても、その日はへこむ。それでも労働者を救いたい気持ちは揺るがなかった。大学時代から続けていた労働運動を通じ、過酷な労働条件に苦しむ多くの労働者に接していた。今年はどんな勉強が足りなかったのか、来年は何をすべきか。先のことを考えていると自然とやる気が出てくる。やる気が出てから先のことを考えようとしても永遠にやる気は出ない。

それでも16回目に落ちたときは本当につらかった。その前の1年は特に集中して勉強していたからだ。もう一度同じように頑張れるかを自問した。でも弁護士になったときのことを考えたら、また挑戦できると思った。挑戦できるのは幸せなことだとも。来年は必ず合格すると決めて勉強を続けた。

1980年、筑波大学比較文化学類に入学した。高校時代から小説を書いていて、将来は小説家になりたいと思っていた。入学してみると、学内で講演会を開いたり、ビラをまいたりするにも大学が内容をチェックするなど、おかしなことがたくさんあった。集会を開いて学生の自由を訴えた。そのうち、労働組合や住民運動の参加者とも知り合い、様々な運動に参加するようになった。

大学には5年通ったが、5年生になってコンビニエンスストアでの深夜アルバイトをした。アルバイトはレジや品出し、商品発注までやる。仕事はきついのに賃金は低い。賃金や労働負荷の改善を求めたが、店長には取り合ってもらえない。そこでパートさんが委員長、学生アルバイトの私が書記長となり労働組合を作った。要求は認められたが、2人とも雇い止めに遭った。これはおかしいと裁判を起こし、和解するまで闘った。

仲間の言葉が後押し

大学卒業後、3年くらいは学内に大学生協の開設を求める運動に専念した。その後は生協のアルバイトとして働きながら運動を続けた。合同労組である日本労働評議会という団体に所属し、中小零細企業の労働組合の立ちあげを支援した。中国残留孤児で帰国した人々への支援活動などに没頭した。

そんなとき、同評議会を支援してくれていた弁護士が過労で倒れた。病床の弁護士は「しばらく仕事ができない。誰かが弁護士になったらどうか」と私や活動仲間たちに提案した。仲間たちは「指宿は理屈っぽいから向いているのではないか」と推した。嫌だと言ったが、「弁護士バッジを付けた活動家になれば良いではないか」と説得された。

中国残留孤児への支援を求める運動で(2005年)

自分は活動家のままでいたかったし、法律なんて興味がなかった。大学生のころ、「法学概論」という授業をとったが、法律なんて無味乾燥だと思った。でも活動に弁護士は必要だったから、自分がなろうと思った。司法試験の難しさも知らず、若気の至りだったと思う。

法律の勉強を始めてみると、とてもおもしろかった。憲法や民法など、労働運動に役立つことを知った。最初は病床の弁護士に月に一度くらい勉強を見てもらっていたが、とても間に合わないと気がついた。司法試験予備校に通う友人に講義を録音したテープを借りて勉強した。

3回目の受験で、最初の関門である択一試験に合格した。当時は憲法、民法、刑法の3科目のマークシート方式だった。同方式のテストは得意で楽勝だと思った。12回目までは択一試験に受かっていた。だがその後は労働運動や仕事に時間が取られて、あまり勉強に集中できなくなった。13、15回目は択一も落ちてしまった。

「背水の陣」でも落ちた

不合格を繰り返す間に司法試験法が改正された。全国にできる法科大学院を卒業することが司法試験受験の前提となる仕組みに移行することが決まった。

旧来型の司法試験はやがて廃止されることになり、2004年の16回目の受験は背水の陣の思いで臨んだ。法科大学院にいくようなお金はなく、私にとっては旧来型の試験を突破するしか弁護士になる道はなかったからだ。

当時は司法試験予備校のアルバイトで生計を立てていた。労組で活動中に知り合った女性と結婚、共働きだから何とか生活できたが、生活はギリギリだった。予備校では受験生向け雑誌の編集などをやっていた。最初の5年間くらいは勉強時間がある程度取れたが、その後は1日3時間くらいしかなかった。

16回目の受験となると、すでに法律の知識は十分にあった。あとはいかに論文を書くか。毎日、論文試験問題の答案を少なくとも2通書き、他の問題も考えることを目標にした。毎朝、試験問題で出される事例を頭に入れ、通勤電車の中や歩きながら答えを考える。仕事から帰宅して2時間で答案を書いて、1時間で答え合わせをするというような生活だった。

それでも16回目の試験には落ちた。落ち込んだが受験を辞めようとは思わなかった。日本労働評議会での活動で労働者から相談を受けるたびに、自分だったら他の弁護士と違うやり方で案件を進めるとか、和解ではなくて裁判で勝負すべきだなど弁護士としてやりたいことが膨らんでいた。

受験生時代のことは今でも夢に見る。択一試験が迫っているのに、やるべきところまで過去問題集ができていない、といった具合だ。やはり受験生のころはプレッシャーが大きかったのだとつくづく思う。

活動を通じて知り合った妻と受験生時代デモに参加(2004年)

16回目に落ちたが気を取り直し、また勉強した。17回目は手応えがあった。毎年、司法試験の合格発表は法務省に行って掲示板を見ていた。自分の受験番号を見つけたときはほっとした。05年、44歳になっていた。

司法修習を経て、すぐに自らの法律事務所を立ちあげ「即独」した。先輩の事務所で数年働いて仕事を覚える「イソ弁(居候弁護士)」はしなかった。

労働運動をしていたときに弁護士の仕事を見ていたし、弁護士が書く訴状もたくさん読んでいた。即独の不都合はあまりなかった。

弁護士として働き始めて1〜2カ月で、弁護士は難しいけれども想像していた以上におもしろい仕事だと思った。受験生時代は自分のことを中心に考えるが、弁護士は依頼者のためにどうすればいいか、社会を変えるには自分はどうすべきかを考える。本当にやりがいがある仕事だと感じた。

外国人労働者問題が終生のテーマ

弁護士になった最初の年、古巣の日本労働評議会から頼まれて岐阜県の縫製工場で働いていた20歳代の中国人女性の実習生4人を代理した。残業代は時給300円程度と最低賃金を大幅に下回り、休みは正月3日間だけ。何か文句を言うと国に帰れと空港に連れて行かれるような状況に置かれていた。

結果的に和解金を工場主から得て、中国に帰国することになった。審判中はずっと硬い表情だった彼女たちだが、事件の解決の日に初めて笑顔を見せた。「日本人は怖い人たちばかりだと思っていたが、助けてくれる人もいた」と。彼女たちは笑顔で帰国できたが、まだ苦しんでいる実習生がたくさんいる。これで終わりにするわけにはいかないと、その後も実習生の問題に取り組んできた。

2021年には米国務省から長年の取り組みを表彰された。すでに10年以上、国務省からは実習生の実態についてヒアリングを受けていたが、まさか表彰されるとは思わなかった。実は表彰を受けるか1週間くらい悩んだ。だが受賞すれば、外国人技能実習制度に対する自分の問題提起も法務省などに聞いてもらいやすくなるのではないかと思った。制度の改善に役立つならと受賞を決めた。

弁護士になって16年。今年62歳を迎えた。寝る時間以外はほとんどの時間を仕事に費やしている。苦しんでいる労働者に常に寄り添い、救うために闘うことは本当にやりがいがある。

司法試験に落ちたら受験を辞める選択肢もあったが、続けることを決めたのは自分だ。今年司法試験に落ちた人も周囲の声に惑わされず、自分の進むべき道を決断してほしい。

(聞き手は相模真記、松本史)

 

 

紀藤正樹弁護士、「実務上あまりにも非常識」松本人志側の”人定要求”の主張を批判

2024年3月29日 17時41分 中日スポーツ

弁護士の紀藤正樹さんが29日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿し、女性に性行為を強要したなどと週刊文春に報じられたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志側の主張に疑問を呈した。

紀藤正樹弁護士

 松本が文藝春秋などを相手取って5億5000万円の損害賠償などを求めた第1回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。松本側は裁判で、被害を訴えているA子さん、B子さんの特定を求めた。紀藤さんは、ウェブニュースを引用した上で「松本氏側の主張は実務上あまりにも非常識な主張で喜田村弁護士のコメントも当然な感があります」と厳しく指摘した。
 フォロワーらからは「松本側の要求は非常識だと思います。素人の私でも呆れてしまいます」と同意する意見のほか「仮に紀藤先生がそれぞれの弁護士だったら、どのような主張をされたのかに興味あります」という声もあった。
 
 

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7 コメント

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「話しやすそうだったから」 (津木野宇佐儀)
2024-04-02 20:11:46
>「話しやすそうだったから」
分かる気がします。
ブログ主さんには、私の迷惑な書き込みに我慢していただいているので(^^;)
よい弁護士といえば… (suterakuso)
2024-04-02 20:19:56
勝手に本文無視で、タイトルをお題にしてすみません。

「よい弁護士といえば…」と聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのは川人勝弁護士です。バブルがはじける頃に、バブルの多忙の中(浮かれたイメージばかりですが、実は、バブル期の職場は超多忙、まさに企業戦士、24時間戦えますか、の時代でした…でよかったですよね)、過労死で倒れた人の家族のために戦い、注目を集めたのが川人弁護士でした。それからもう、30年以上過ぎますが、労働に関わる大きなニュースを見ていると、何年かおきに、ああ、川人弁護士…と、権力による抑圧に苦しめられた人に寄り添う存在として、その名前を見てきたのが、川人弁護士でした。先日も、宝塚の遺族の代理人として、その名前を見ました。もうね、宇都宮弁護士みたいに、もし、自分の自治体の首長に立候補、とかあれば、断固支持すると思います。

ところで、ですが、今日は、赤木さんについて、ようやく、少しだけ明るいニュースが報じられました。


森友文書、財務省の非開示決定は「理由ない」 総務省の審査会が答申:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS413W2TS41PTIL00HM.html

残念ながら、こんな、ほんの少しの前進に喜ばなければならないことが、歯痒いですが。みなさん、赤木さんを忘れない、よろしくお願いします。
Unknown (ゆの)
2024-04-02 21:10:06
Androidアップデートしてからブログアプリが頻繁に落ちるようになってコメントから遠ざかってましたが、これを言いたいので頑張ります!
契約書に憲法のような美しい前文を書く方は良い弁護士先生だと思います!
Unknown (raymiyatake)
2024-04-02 21:57:31
一瞬、なんのことかと思ったら、うちのことですね!笑笑

ありがとうございます♪♪
川人先生 (raymiyatake)
2024-04-03 00:03:00
過労死という言葉を広めた川人先生の事務所には受験生時代に読書会でお邪魔したことがありました。
凄い仕事をされた先生ですよね。

宇都宮先生の事務所には弁護士になってから初めて伺ったのですが、それは日弁連会長選挙で宇都宮先生を当選させる選挙運動のためでした(笑)。
華麗なシュート (村野瀬玲奈)
2024-04-04 23:53:49
ギリギリ足が届くか届かないかのキラーパスを受け取って華麗にシュート決めたかのような記事をありがとうございます。記事を読むと、どうも続編もありそうな様子なので、楽しみにしています。

「悪い弁護士」がこれを読んで少しでも淘汰されるか、「悪い弁護士」に当たってお金と時間を無駄にする依頼人が少しでも減ることを心から願っています。
本当になくもないかも? (津木野宇佐儀)
2024-04-07 05:37:56
「弁護士ドットコム」を通じて、テイラー・スウィフトさんんが宮武さんを知り、日本の法律顧問に…
明け方の狂気・妄想…すみません…(^^;)
でも、可能性としてはなくもないですよね(必死の弁解(^^;)
「良い弁護士さん」の例として…ご勘弁ください
でも、本当になくもないかも?

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