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安倍・菅政権を通じて9年間も副総理をやっている麻生財務大臣が、緊急事態宣言について、2021年9月21日の記者会見でまたこんな言いたい放題を言いました。
「医者のいう話もコロコロ変わってよくわからんね」
「ほんとに大家(=その分野で優れている人)なのか我々わからないですけど」
「経済による及ぼす影響、少なくとも外で飯を食う、人に会う等々の制限をいつまでされるおつもりなのか、根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったもんなのか」
「私らには、なんとなくちょっと違うんじゃないかなっていう感じをしますけれども、それ以上の医学的な話になるんでしょうから、もう少しプロと言われる方々が正確な情報を出していただけることを期待してますね」
と放言しました。
この麻生氏のいつも通りの無責任発言にはネット上でも非難轟々。
《コロナ行動制限は、麻生さんが副総理だったときに始めたものだろ》
《そもそも、政府が始めた施作。麻生さんも政府の一員だと思うけど、なんで外野からいっているような感じなのか。政府は組織ではなく個人責任なの?》
などと言う言葉があふれていますが、当たり前ですよね。
そもそも政府が専門家会議などにお呼びした医師や感染症の専門家って、あなたが中枢を担っている政権の責任で来ていただいたんですよ。
その中に大家じゃない人がいたとしたら、それは政府の任命責任の問題。
だいたい、安倍政権も菅政権も専門家の意見をつまみ食いして、東京オリパラ強行開催など専門家の意見通りにはしないんですから、起きたことすべては内閣の責任だってわかっているんでしょうか。
こんな暴言男が半世紀も政界にいるのがもはやウイルス。
今回のコロナ第4波が急速に収束しつつあることに関しては、コロナ軽視・経済優先の橋下徹氏も西浦氏や二木氏の個人名を出して批判し、人流制限をさせないようにさせないように言っています。
「人流、関係ないじゃないですか?
だから、人流もある程度、関係するのかも知れませんが、いろんな複合的な要素があるので、人流一辺倒でいくのは考え直さなければいけませんねくらいのことをね。
はっきり言ってもらいたいのに、いまだに人流の減少のことを後付けでいうのは違いますよ」
もう人流制限や行動制限など意味がないと言い切ってしまっていて、非科学的も甚だしいです。
この人の「医療体制強化」って、医療現場にコロナ病床を増やすように強制できるようにするという主張なので要注意。
もちろん、感染者が減ってきたのは人流制限や行動制限の効果だけではなく、一番にはワクチン接種率が高まったことや、感染者数爆増と入院もさせてもらえないという医療崩壊で、マスク着用率やその中でも不織布マスクの使用率が上がったことなど、様々な要素があるでしょう。
しかし、感染症というのは人から人へ移るんですから、人と人の接触回数が増えれば感染者も増大するのは当たり前です。
また、アルコールの提供によって複数人が大声で話したり、長時間飲食店にとどまれば、当然感染のリスクは増大します。
外出自粛や飲食店の時短とアルコール提供の自粛がなかったら、感染者の増加はとどまるところを知らなかったかもしれず、冬に予想されるコロナ第6波に向けて、政治家やコメンテーターによる、人流制限や行動制限を軽視する軽挙妄動は非常に危険です。
自分は平熱パニックおじさんのくせに、市民にはこんなことを言っていた。
日本がアメリカのワクチン接種率を超えられたのは、アメリカではいまだに反ワクチンのテレビ・ラジオキャスターがごまんといて、悪影響を及ぼしているのに対して、日本ではワイドショーと言えども均質性があって、橋下氏や三浦瑠璃氏のような経済猛進・盲信型のコメンテーターはいても、コロナはただの風邪だとか反ワクチンの陰謀論者はさすがにテレビに出られないことが大きいと思います。
でも、菅総理が高橋洋一氏のような「日本のコロナ死者数はさざ波だ」という認識を持った人を内閣参与にしていたように、自公の底流にはずっとコロナ軽視の願望・希望的観測が流れ続けているのでしょう。
ワクチン接種率が11月にも75%になりそうな日本では、コロナ第6波こそ政策の力で予防可能ですが、こんな与党に任せていたら本当に危ないと思いますよ。
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麻生太郎財務相は21日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス対策の行動制限について「本当にそれが必要で効果があったものなのか」「ちょっと違うんじゃないか」などと疑問を呈した。
麻生氏はコロナ禍前の日本が感染症に対する備えが不十分であったとの認識を示した上で、「慌てて感染症の大家、本当にこの人が大家かどうか我々は全然分かりませんから、大家と称する方を集められて話を聞いておられるんですけど」と指摘。行動制限の必要性を主張する専門家を念頭に、「『外で飯を食うな』『人に会うな』などの制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠はなんなのか。本当にそれが必要で効果があったものなのか。私にはなんとなくちょっと違うんじゃないかな、という感じはしますけど」と述べた。「プロと言われる方々が正確な情報を出していただけることを期待していますね」と注文も付けた。【町野幸】
麻生財務相 行動制限の効果に苦言も「無責任すぎる」と批判殺到
「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか。その根拠は何なのか」
こう発言をしたのは、麻生太郎財務相(81)。
これは麻生氏が出席した21日の記者会見での発言だ。
各メディアによると、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会など専門家の主導でこれまで導入してきた行動制限について、麻生氏は冒頭の発言に続いてこう苦言を呈した。
「本当にそれが必要で効果があったのか。私にはなんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じはする」
また、最近の「人出が増えているのに新規感染者がピークからは大幅に減っている」状況についても「(人流制限などの)あの話はまったく嘘だったって話になるんですかね。よく分からないね俺は」と発言したという。
前安倍晋三内閣から現菅義偉内閣にわたって、緊急事態宣言などを通じて行われてきた行動制限。両内閣で副総理を務めている麻生財務相の“他人事”とも思える発言には批判が続出した。
《ワクチンが広がりつつある今と、以前の状況は違うと思う。ワクチンがなかったときは人流の制限に効果があったんじゃないか》
《コロナ行動制限は、麻生さんが副総理だったときに始めたものだろ》
《そもそも、政府が始めた施作。麻生さんも政府の一員だと思うけど、なんで外野からいっているような感じなのか。政府は組織ではなく個人責任なの?》
《それを政権与党の大臣が言うの無責任過ぎるやろ》
前例のないコロナ禍で、手探りで続けられている感染対策。一刻も早い終息に向けて、適切な判断が求められる。
橋下徹氏、感染者激減で専門家に怒り「自分たちの言っていることがおかしかったと素直に言えって」
コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は愛知医大・三鴨廣繁教授の分析を聞いた上で「専門家の皆さんも反省してもらわないといけないと思うんです」とまず話すと、「僕ら政治家がこういう事態になって今みたいな説明をしたら、説明不足だ、説明責任を果たしていないと、メディアからものすごい批判が来ますよ」と続けた。
「ウイルス自体については本当に分からないことがあるので、昨年来、専門家の皆さんがいろいろ考えながら(対策)してきたのは承知してます。人流というのもものすごい重要な要素で、感染者数を抑えるには人流を抑えるっていうのも去年の段階だったら、そういう説にも合理性はあったんでしょう」と続けると、「今、三鴨さんが言われたように今、どんどん状況が変わってきているのに、ウイルス自体で感染者数の増減が終わるんだとかいろいろなことを言われているんですが、一言で言うと、最初に間違ったんだったら間違ったと。自分たちの言っていることがおかしかったんだったら、おかしかったと素直に言えって言うんですよ」とバッサリ。
「それを専門家の皆さんは言わずに後付けの理由ばっかり言うんですよ。こんなこと政治家が言ったら、とんでもないって批判を受けますよ」と話すと、「あげくの果てには若者の意識が変わったから感染者が減ったって。それじゃ、人流、関係ないじゃないですか?だから、人流もある程度、関係するのかも知れませんが、いろんな複合的な要素があるので、人流一辺倒でいくのは考え直さなければいけませんねくらいのことをね。はっきり言ってもらいたいのに、いまだに人流の減少のことを後付けでいうのは違いますよ」と続けた。
最後には「三鴨さんは違いますよ」とフォロー。その上で「二木(芳人)さんは人流のことをものすごく言っていた。議論させてもらいたいと思う」と実名をあげていた。