池田 信夫

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「脱炭素化」の夢から覚めて電力供給を強化しよう

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今年は第7次エネルギー基本計画(エネ基)の年である。朗報は河野太郎氏の突撃隊である再エネタスクフォースと自然エネルギー財団が、エネ基の議論から排除されることだ。それを意識して朝日新聞は、再エネ擁護のキャンペーンを張り始めた。やまない再エネバッシング、喜ぶのは? エネルギー議論の行方に…
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5月 16日 エネルギー はてなブックマークに追加

今も日本経済に必要なのは「構造改革」だ

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「小泉改革」と呼ばれた経済政策の大部分は、竹中平蔵氏の立案したものだ。1990年代には数十兆円の財政出動によって日本の財政赤字が世界最悪になったにもかかわらず、経済は回復しなかった。それに対して不良債権処理で企業の過剰債務を清算し、ゾンビ企業を淘汰したことで、2003年以降、日本経済は回…
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5月 15日 はてなブックマークに追加

小泉政権の「新自由主義」が日本を救った

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日本で「新自由主義」という言葉が使われるようになったのは、小泉内閣のころだろう。小泉純一郎氏は2001年4月に「自民党をぶっ壊す」というスローガンを掲げて3度目の挑戦で総裁に当選した。それは本来は「田中派(経世会)をぶっ壊す」という意味だった。田中派の支配する郵便貯金の資金が大蔵省の資金…
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5月 11日 法/政治 はてなブックマークに追加

NHKの放射能デマ「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」(アーカイブ記事)

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2011年の記事が今ごろ話題になっているので再掲。ここで書いたICRPの過剰規制は、福島の過剰避難をまねいて被害を拡大した重大な問題である。この記事のあと専門家(ICRPの日本委員を含む)がBPOに提訴したが、却下された。ネットで話題になっているNHKの番組のコピーがあったので、見て驚いた。その内容…
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5月 10日 メディア はてなブックマークに追加

カトリック教会が「開かれた社会」を生んだ

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ヨーロッパが開かれた社会で、それが近代化の原動力だったという話はよくあるが、その原因ははっきりしない。この言葉を初めて使ったベルクソンも、古代にはヨーロッパも「閉じた社会」だったという。それが開かれた社会になった分岐点は何か。これはヨーロッパがアジアに対して優位になったのはなぜか…
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5月 8日 はてなブックマークに追加

円安で日本は得するのか損するのか

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為替は一時、1ドル=160円に乗ったものの、介入の効果やFRBの利下げ観測などもあって、連休明けは154円前後で落ち着いているが、先安感は強い。円安の構造的な原因は大企業のグローバル化なので、この傾向が反転するとは考えにくい。円安でグローバル企業はもうかるが、輸入品の価格が上がって消費者は…
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5月 7日 経済 はてなブックマークに追加

高齢化の低成長時代に「脱成長」で幸せになるのか

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本書は冒頭から人新世が「人類史の終わり」になると予言し、新自由主義とグローバリゼーションに歯止めをかける「脱成長コミュニズム」が必要だと宣言する。だが残念ながら国際地質科学連合は、20世紀なかばを新たな地質年代「人新世」の始まりとする提案を大差で否決した。人類が地球の生態系に与える…
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5月 6日 はてなブックマークに追加

自由主義の再検討

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本書は1993年に出版され、日本に初めてリベラル・コミュニタリアン論争を紹介した本である。いま読むと社会主義への意識が過剰で、いささかオールドファッションだが、また「環境社会主義」が出てきている昨今では、おさらいとして意味があるかもしれない。日本で自由主義が政治勢力になったことはない…
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5月 5日 はてなブックマークに追加

アナーキズムは「相互扶助」の思想

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クロポトキンは、日本ではロシアのあやしげなアナーキストぐらいにしか思われていないだろう。本書の訳者だった大杉栄は、憲兵に殺害された。訳本も大杉訳しかなかったが、このほど新訳が出た。本書は政治的なアナーキズムを語るものではなく、進化論の批判である。ダーウィンは進化を個体レベルの「生…
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5月 2日 ブログマガジン はてなブックマークに追加

円安の原因は日本企業のグローバル化である

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1ドル=160円を突破した為替は介入で少し戻したが、その効果は一時的である。円が一貫して安くなるのはファンダメンタルな原因があるからだ。ちょっとややこしいが、解説しておこう。続きはアゴラで
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5月 1日 経済 はてなブックマークに追加

「石油ショック」の犯人はOPECではなく田中角栄だった

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1ドルが一時160円を抜き、円安は通貨危機の様相を呈してきた。この直接の原因は植田総裁の「円安は無視できる」という発言だが、根本的な問題は日銀のインフレ目標への異常なこだわりだ。外部からみていると、なんであんな無意味な指標にこだわるのかわからないが、黒田総裁から11年も掲げてきて、やっ…
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4月 29日 はてなブックマークに追加

植田総裁はなぜ「円安は無視できる」と答えたのか

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日銀の植田総裁の金曜の記者会見は、ちょっとしたサプライズだった。1ドル=155円を突破して、円安が急速に進んでいる最中だったが、金融政策決定会合ではまったく政策変更がなかった。これについて「円安の進行は無視できる範囲だったということでしょうか?」という質問に「はい」とはっきり答えた(18…
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4月 28日 経済 はてなブックマークに追加

新自由主義は終焉したのか

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新自由主義(neo-liberalism)という言葉には悪意がこめられている。訳本の「半世紀に及ぶ”破壊的社会実験”の末路」という副題は原著にはないが、こういう通俗的な誤解は多い。英語でもイメージが悪いのは同じである。それはしばしば「保守主義」とも呼ばれるが、本書のテーマとする20世紀後半のアメリカ…
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4月 25日 はてなブックマークに追加

2022年「謎の大量死」の原因は何か

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超党派のWCH議連の会合が、ちょっと話題になっている。これは超過死亡をテーマにした会合だが、国立感染症研究所の発表する超過死亡は、図のように最近はマイナスである。議連はそれを問題にしているが、これは平年値(ベースライン)が上がったためだ。ベースラインはその前5年間の死亡数からFarrington…
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4月 24日 科学/文化 はてなブックマークに追加

フランス革命についての省察

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本書はフランス革命の最中に、それが流血の大惨事に陥って軍人の独裁に終わるだろうと予言した。実際にフランス革命はナポレオン皇帝の誕生で終わったが、当時エドマンド・バークは「革命に敵対する反動」として攻撃され、それ以来、保守主義の元祖とされるようになった。しかし彼はイギリスの古典的自…
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4月 22日 はてなブックマークに追加

脱炭素化はビジネスチャンスではなくコストである

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言論アリーナでロンボルグも有馬さんも強調したのは、地球温暖化対策には莫大なコストがかかるということだった。温暖化を止めるという理想に反対する人はいないが、そのコストがどれぐらいかかるのか知っている人は少ない。おまけに脱炭素化のコストは、ウクライナ戦争で激増した。再エネをバックアッ…
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4月 21日 エネルギー はてなブックマークに追加

なぜ私は保守主義者ではないのか

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本書はイギリスのサッチャー元首相が保守党大会で「これが私の信じているものだ」といって掲げて有名になった本だが、ハイエクは保守党を支持しなかった。彼は「福祉国家は社会主義の変種だ」と批判したが、貴族や大地主の既得権を守る保守党(Tory)も批判した。彼はliberalという言葉は、大きな政府を求…
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4月 19日 はてなブックマークに追加

朝日新聞の理解できない「容量市場」の経済的意味

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電事連が、4月14日の朝日新聞の記事に抗議している。これは「地域新電力が容量市場に反対している」という当たり前の話で、これを1面トップに持ってきた朝日新聞は、デスクも含めて容量市場を理解していない。それはこの図を見ればわかる。朝日新聞より ここには「容量市場の負担のしくみ」と書いてあり…
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4月 17日 エネルギー はてなブックマークに追加
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